キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ（KH COM）のネタバレ解説・考察まとめ

XIII機関の科学者であるヴィクセンがリクとの交戦データから「レプリカ計画」の技術で作った、名前通りのリクのレプリカである。
ヴィクセンは牽制の為、本物のリクと戦わせ、その弱さを指摘したことで自身をつける。
その後、ソラ達とナミネを巡ってヴィクセン消滅後も対立することとなる。
ソラが眠りについた後、誰のレプリカでもない自分になる為にアクセルのそそのかされ、本物のリクに敗れて逃げ帰ってきたゼクシオンを吸収。
本物のリクと対峙する。

ディズ（CV：若山弦蔵）

DiZ（Darkness in Zero）と名乗る、XIII機関に強い復讐心を抱いている。
赤のローブ・赤の包帯を巻きつけた謎の人物。
正体は本物の賢者アンセムであり、ゼアノートの師。
人の心の闇について研究をし、ハートレスの存在を発見。
弟子たちの危険な実験を止めようとするが、無の世界へ葬られ、ゼアノートに名前も奪われ、ディズと名乗るようになる。
無の世界に葬られたことにより、弟子たちへの憎しみから闇の力を身に着ける。
元々は優しい性格だったが、闇の力を手に入れてからは冷酷な性格になってしまった。

アンセム（CV：大塚明夫）

前作『キングダム ハーツ』のラスボスであり、賢者アンセムから名前を奪った張本人である。
前作ではソラ達に敗れるも、闇の力を求めて闇の扉にすがる。
しかし、キングダム ハーツはどんな闇でも打ち消せる光だとソラが言うと、光が差し込み、その光に包まれながら消滅したと思われていた。
今作のリク編で自身の影をリクの心に忍ばせ、復活の機会を伺う。
リクの身体を乗っ取ろうと試みるが、強い心を手に入れたリクに敗北、封印される。

『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』の用語

キーブレード

鍵の形をした伝説の剣。
「キングダム ハーツ」と並ぶこのゲームの象徴である。

ワールド同士の鍵穴を開閉する力、闇や狭間に存在するものを倒す力を持つ。
キーブレードを手に入れたワールドや、持ち主により発揮される能力は変わる。

「心」と深い関わりと持っていて、持ち主の心の力に結びつくことで力を発揮する。
誰でも使えるわけではなく、強い心を持ち、キーブレードに選ばれし者しか使えない。
その反面、強い心を持っていて素質があればソラのように正義感を持った人間だけでなく、悪人でも使えてしまう。

選ばれし者であるなら、自分のキーブレードでなくとも使えるが、素質の無い者が手にすると消えて持ち主の元に戻る。

キングダム ハーツ

「大いなる心」、「王国の心」と呼ばれる、ありとあらゆる心の集合体、世界の中心。
本シリーズのタイトルでもあり、全ての物語の戦いはこのキングダム ハーツを巡って起こっている。
名前の通り、全てのキングダム ハーツはハートの形をしている。

元々は伝説に登場する「真の光」がキングダム ハーツと呼ばれていたが、KHやKH COMでは「心の集合体」をキングダム ハーツと呼び、ソラ達と敵対する存在が求め、人工的に作りだしている。

また、キングダム ハーツそのものに意思は存在しない為、善にも悪にもなれるところが厄介。

ハートレス

人間の内にある「心の闇」が具現化した存在で、心を持つ者に心を求めて奪おうとする闇の存在。
キングダム ハーツのシリーズ中で最も多くの作品に登場するモンスターである。

心の闇を抱え、闇に完全に染まってしまうとハートレスになる。
心から生まれた、心のみの存在ではあるが、名前の通りハートレス自体は心を持たない。

ダークサイドなどのボスクラスのハートレスは後に「大型ハートレス」と分類されるようになった。

ノーバディ

強い心や想いを持つ者がハートレス化した際、残された肉体と魂が別の世界で生まれ変わったもの。
光と闇の狭間に属する不安定な存在であり、「人の半分」、「存在しない者」などと呼ばれる。

個々の戦闘能力や知能、統制能力はハートレスよりも上。
ただし、不安定な存在の為、誕生してからほどなくして自然に消滅してしまうこともある。

XIII機関

人であった頃の姿を留めたままのノーバディ13人の組織。
全員黒いコートを纏い、XIII機関の象徴となっている。
名前が出ていない、存在が明らかになっていない場合はフードで顔を隠していることが多い。

メンバーの名前は、全員人であった頃の名前に「X」を足してアナグラムされたもの。
13人の中でもナンバーが振られており、ナンバー1～6までは人間だった頃、賢者アンセムの弟子だった。

謎が多い組織であり、キーブレードによってハートレスから解放された心を集めて、人工的にキングダム ハーツを創り、それを使って心を手に入れることが目的である。

『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』の主題歌・挿入歌