人気作家のホラー小説ランキング!心理的な恐怖を煽る傑作を30作紹介
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この記事では、人気作家のホラー小説をランキング形式で30作紹介する。映像作品であれば、おどかすような音や動画で恐怖をあおることができるが、小説などの文字ではそれが中々難しい。ここで紹介している作品は、音や映像に頼らない文字ならではの心理的な恐怖を引き摺り出される傑作ばかりだ。
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ディミター
アルバニアの秘密警察に囚われた男。エルサレムの病院で頻発する超常現象。すべての謎を解き明かす、想像を絶する真相とは──『エクソシスト』の著者が放つ驚愕のミステリ!
昨晩、やっとこさW.P.ブラッティ『ディミター』(創元推理文庫)を読了。今までにないスタイルというか…もっとじっくり読めればよかったと思う。前半と後半のイメージが…。
— K (@bigchance) April 1, 2013
ホラー小説「ディミター」の紹介つぶやき
ウィリアム・ピーター・ブラッディの『ディミター』が凄すぎる。まだ序盤だが物語を牽引する謎が異様な迫力で描写される。拷問され信仰を否定した神父が生存のために行うある振る舞い。のちに演技と分かるその振る舞いはむしろ彼の狂気を表している。彼は自分が狂ってしまったことを自覚しているのだ。
— イワシ (@seko_champloo) March 26, 2014
ホラー小説「ディミター」の紹介つぶやき
これはすごい。
— 氏家 Ujiie@C99 2日目西か28b (@yasu42) December 23, 2012
かの『エクソシスト』原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティによる
異色のミステリ...『ディミター (創元推理文庫)』ウィリアム・ピーター・ブ... ☆4 http://t.co/2H4vJnsx #booklog
ホラー小説「ディミター」の紹介つぶやき
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ホラー小説「ディミター」の書き出し画像
■ホラー小説ランキング第24位:少しSF的で牧野氏ならではの味わいだった
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そこに、顔が
高橋の父・一郎が自殺した。遺品整理で見つけたノートには、怪しい人体実験の経緯と、黒い影のような顔に追われる妄想が書かれていた。さらに次々と、同じように顔にとりつかれた人々が現れ…!? 戦慄の本格ホラー!
【そこに、顔が (角川ホラー文庫)/牧野 修】ここまで真っ直ぐなホラーを読んだのは久しぶり。珍しくそこそこのハッピーエンドで終わるのでそれまでの最悪の読み口も払拭される。 →http://bit.ly/iGR1XO #bookmeter
— ○(アニメ見るマン) (@circle0523) 2011.05.29 22:49
ホラー小説「そこに、顔が」の紹介つぶやき
というわけで幻妖ブックブログ更新。本日は作者自ら「ホラーの王道」と断言する、牧野修の幽霊恐怖物語『そこに、顔が』(角川ホラー文庫)を取りあげました。(雅)http://blog.bk1.jp/genyo/archives/2011/01/17.php
— 怪と幽 (@kwai_yoo) January 17, 2011
ホラー小説「そこに、顔が」の紹介つぶやき
【読了】☆☆☆☆★ 「そこに、顔が (角川ホラー文庫)」 人の生臭さ満載なのだけど終わり方がすっきりしていて好き。 http://bit.ly/gk6Q4A #sociallibrary
— muttyan (@warawa0011) December 23, 2010
ホラー小説「そこに、顔が」の紹介つぶやき
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ホラー小説「そこに、顔が」の書き出し画像
■ホラー小説ランキング第25位: 無垢な敵意VS自覚ある悪意
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ずっとお城で暮らしてる
あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。ほかの家族が殺されたこの屋敷で、姉のコニーと暮らしている…。悪意に満ちた外界に背を向け、空想が彩る閉じた世界で過ごす幸せな日々。しかし従兄チャールズの来訪が、美しく病んだ世界に大きな変化をもたらそうとしていた。“魔女”と呼ばれた女流作家が、超自然的要素を排し、少女の視線から人間心理に潜む邪悪を描いた傑作。
以前ノコギリさんが薦めてた「ずっとお城で暮らしてる」。何かを背負ったまじない好きのメルヘン少女の描写から、じっくりと確実に、怖い方へ怖い方へと話が流れてく。この心理的サスペンスは、スティーブン・キングが大絶賛してそう
— sou (@harasou) May 4, 2014
ホラー小説「ずっとお城で暮らしてる」の紹介つぶやき
シャーリイ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』はこちらになります。ちなみに桜庭一樹さん推薦です。 http://t.co/8wQSZWOYrc
— 東京創元社 (@tokyosogensha) April 14, 2014
ホラー小説「ずっとお城で暮らしてる」の紹介つぶやき
ずっとお城で暮らしてる*11月7日コメント返信 | くろべえ p.tl/t/2994680 夜このエレリちゃん小説読んで涙腺崩壊しました
— しろま@ツイ減 (@shiroma_415) 2014.03.27 11:56
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黒い家(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
1999年に日本で公開された、貴志祐介原作の映画。監督は森田芳光。2007年には韓国でも映画化された。保険金殺人をテーマにした作品で、当時使われだした「サイコパス」という表現にも焦点が当てられた。心理学的な「反社会性人格」(サイコパス)という存在についての警告や残酷な描写が含まれ、殺人鬼を演じる大竹しのぶと主人公を演じる内野聖陽との攻防が手に汗握るホラー・サスペンスとなっている。
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悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。
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貴志祐介の小説ランキング30選!恐ろしい中にも巧みな人間の心理描写が光る傑作選!
人間の真の恐ろしさを描写した、ホラーやサスペンスを得意とする貴志祐介。ここでは貴志祐介がこれまで発表してきた小説作品やエッセイを、1位から30位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。 ランキングには「死」をテーマにした『天使の囀り』や、嵐の二宮和也主演で映像化もされた『青の炎』などがランクインしている。
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【冷たい熱帯魚】恐怖と戦慄…日本のサイコパス映画をまとめてみた!【黒い家】
巨大な怪獣が暴れるでもなく、正体不明の怪人が忍び寄るでもなく、ただただ“人間の恐ろしさ”を描いた日本のサイコパス映画を紹介します。いずれも恐怖と戦慄をたっぷり味わえる、後味最悪の怪作ばかり。興味のある人でも、気持ちにゆとりのある時に視聴するようにしてください。
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目次 - Contents
- ■ホラー小説ランキング第1位:バイオレンスの中に隠れたピュアさ
- ■ホラー小説ランキング第2位: お散歩☆しよう
- ■ホラー小説ランキング第3位: 最近出会えないな~、こういう作品。
- ■ホラー小説ランキング第4位:最凶な物語
- ■ホラー小説ランキング第5位:文句なしによい!
- ■ホラー小説ランキング第6位:目をそらしたくなる恐怖、そして現実。
- ■ホラー小説ランキング第7位:聖女?悪女?
- ■ホラー小説ランキング第8位:ホラーとしては最高
- ■ホラー小説ランキング第9位:『黄色い壁紙』だけが突出している…
- ■ホラー小説ランキング第10位:地獄を進む鉄道の旅へようこそ!
- ■ホラー小説ランキング第11位:一読に値します。
- ■ホラー小説ランキング第12位:グロい!けど最高におもしろい!!
- ■ホラー小説ランキング第13位: 英国の伝統を受け継ぐ正統派のゴースト・ストーリーです!!!
- ■ホラー小説ランキング第14位:禁断症状が出る作品
- ■ホラー小説ランキング第15位:怪談の名シェフの腕前が堪能できる、とっても美味しいアンソロジー
- ■ホラー小説ランキング第16位:複雑な展開
- ■ホラー小説ランキング第17位:類まれなる筆力で読ませる、サスペンス小説の傑作!
- ■ホラー小説ランキング第18位:筒井先生らしい作品。
- ■ホラー小説ランキング第19位:「黒い家」以来の怖さ
- ■ホラー小説ランキング第20位: もう一匹のカラスはどうなる…
- ■ホラー小説ランキング第21位:カビは深刻
- ■ホラー小説ランキング第22位:土俗的鬼畜ホラー。
- ■ホラー小説ランキング第23位:『エクソシスト』の作者W. P. ブラッティ、80歳過ぎての新作…これが凄い!
- ■ホラー小説ランキング第24位:少しSF的で牧野氏ならではの味わいだった
- ■ホラー小説ランキング第25位: 無垢な敵意VS自覚ある悪意
- ■ホラー小説ランキング第26位: 無駄のない面白さ
- ■ホラー小説ランキング第27位:現代日本で、日々生産されている悲劇
- ■ホラー小説ランキング第28位:この「厭な感じ」がたまらない
- ■ホラー小説ランキング第29位:意外なほど面白かった。
- ■ホラー小説ランキング第30位:面白かった。