人気作家のホラー小説ランキング!心理的な恐怖を煽る傑作を30作紹介
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この記事では、人気作家のホラー小説をランキング形式で30作紹介する。映像作品であれば、おどかすような音や動画で恐怖をあおることができるが、小説などの文字ではそれが中々難しい。ここで紹介している作品は、音や映像に頼らない文字ならではの心理的な恐怖を引き摺り出される傑作ばかりだ。
ホラー小説「黒い家」の書き出し画像
■ホラー小説ランキング第15位:怪談の名シェフの腕前が堪能できる、とっても美味しいアンソロジー
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恐怖の愉しみ
英米の怪談を訳しては名匠とうたわれた平井呈一が、最も愛する作品のみを選り抜き、腕に縒りをかけて訳出した〈百物語〉の真打ち。上巻には、レ・ファニュの「クロウル奥方の幽霊」をはじめ、A・E・コッパードの「消えちゃった」、H・R・ウエイクフィールドの「防人」、R・ミドルトンの「ブライトン街道で」など全十二編を収録した。
あけびのレビューブログ : 恐怖の愉しみ (下) (創元推理文庫 (535‐2))のレビュー http://t.co/QMWdhlcP3d
— あけび (@akebi073) December 12, 2013
ホラー小説「恐怖の愉しみ」の紹介つぶやき
「アウトサイダー」「防人」なんかもう一生忘れないわ。あと「一対の手」も好き。あー、っていうことは『恐怖の愉しみ』もおすすめしないと。(誰に奨める気だ)
— 佐々宝砂 (@pakiene) November 25, 2013
ホラー小説「恐怖の愉しみ」の紹介つぶやき
ついでにウェイクフィールドの「さきもり」も読んでみた。「ゴースト・ハント」のアナザーバージョンという趣の作品。これも収録したほうが、より決定版ぽかったと思うんだけどなぁ。収録されている『恐怖の愉しみ』... →http://t.co/dd6GO7n5 #bookmeter
— すけきよ@C99 金曜日 東地区 "L" ブロック 33a (@foxing_on_paper) July 9, 2012
ホラー小説「恐怖の愉しみ」の紹介つぶやき
■ホラー小説ランキング第16位:複雑な展開
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記憶の食卓
個人情報が知らないうちに名簿屋で売られていたら、どうしますか…?
名簿屋で見た冊子に掲載されていた自分の個人情報。いつの間にこんな情報が漏れたのか。しかも、掲載されている人間は次々と不審な死を遂げていた。次は自分の番なのか…? 調査を開始した折原が遭遇する恐怖とは?
「記憶の食卓」の文庫版を読了。ハードカバーで読んだはずなのに内容を殆ど忘れていた。文庫版は改題されてるけど、旧題の方が間違いなく良い。近年の作品は90年代オタク文脈っぽい登場人物が多くて薦めづらいけど、この頃の作風もそれはそれで薦めづらいのかも。
— たなべ (@sijimigohan) September 16, 2013
ホラー小説「記憶の食卓」の紹介つぶやき
@yuminyax 牧野です。いろいろありがとうございます。『怪しの晩餐』は昔角川から出た単行本『記憶の食卓』の文庫化です。多少手は入れておりますし、後書きもついていますが、もし『記憶の食卓』をお持ちでしたら、お気をつけ下さいまし。それでも買っていただけるのなら嬉しいですけどね。
— 牧野修:『万博聖戦』 (@makinoma) August 29, 2013
ホラー小説「記憶の食卓」の紹介つぶやき
【これからはあるくのだ (文春文庫)】日頃の自分とモノカキの自分の距離感が秀逸なひと、という印象。「記憶の食卓」笑いつつ、同感。 http://book.akahoshitakuya.com/b/4167672014
— 読書メーター (@bookmeter) December 25, 2008
ホラー小説「記憶の食卓」の紹介つぶやき
ホラー小説「記憶の食卓」の書き出し画像
■ホラー小説ランキング第17位:類まれなる筆力で読ませる、サスペンス小説の傑作!
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火の粉
元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が引っ越してきた。溢れんばかりの善意で、梶間家の人々の心を掴む武内に隠された本性とは? 怪作『虚貌』を凌ぐサスペンス巨篇。
ナイス @mis_water 【火の粉 (幻冬舎文庫)/雫井 脩介】怖い。とにかく怖い。目に見えない心理、その動きが、じわじわくる。毎章ごとの最後の一文を読むごとに、ぞわぞわする感 →book.akahoshitakuya.com/cmt/37639728 #bookmeter
— no_motormouse (@nomotormouse) 2014.05.04 20:23
ホラー小説「火の粉」の紹介つぶやき
ハラハラしながら 読みました。 誰が 悪者なのか?途中分からなくなり 勲 しっかりしろよ!と苛々しなが...『火の粉 (幻冬舎文庫)』雫井 脩介 ☆3 bit.ly/R9RazJ
— ももちん☻ (@goody_goodylove) 2014.05.03 14:31
ホラー小説「火の粉」の紹介つぶやき
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黒い家(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
1999年に日本で公開された、貴志祐介原作の映画。監督は森田芳光。2007年には韓国でも映画化された。保険金殺人をテーマにした作品で、当時使われだした「サイコパス」という表現にも焦点が当てられた。心理学的な「反社会性人格」(サイコパス)という存在についての警告や残酷な描写が含まれ、殺人鬼を演じる大竹しのぶと主人公を演じる内野聖陽との攻防が手に汗握るホラー・サスペンスとなっている。
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悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。
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貴志祐介の小説ランキング30選!恐ろしい中にも巧みな人間の心理描写が光る傑作選!
人間の真の恐ろしさを描写した、ホラーやサスペンスを得意とする貴志祐介。ここでは貴志祐介がこれまで発表してきた小説作品やエッセイを、1位から30位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。 ランキングには「死」をテーマにした『天使の囀り』や、嵐の二宮和也主演で映像化もされた『青の炎』などがランクインしている。
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【冷たい熱帯魚】恐怖と戦慄…日本のサイコパス映画をまとめてみた!【黒い家】
巨大な怪獣が暴れるでもなく、正体不明の怪人が忍び寄るでもなく、ただただ“人間の恐ろしさ”を描いた日本のサイコパス映画を紹介します。いずれも恐怖と戦慄をたっぷり味わえる、後味最悪の怪作ばかり。興味のある人でも、気持ちにゆとりのある時に視聴するようにしてください。
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目次 - Contents
- ■ホラー小説ランキング第1位:バイオレンスの中に隠れたピュアさ
- ■ホラー小説ランキング第2位: お散歩☆しよう
- ■ホラー小説ランキング第3位: 最近出会えないな~、こういう作品。
- ■ホラー小説ランキング第4位:最凶な物語
- ■ホラー小説ランキング第5位:文句なしによい!
- ■ホラー小説ランキング第6位:目をそらしたくなる恐怖、そして現実。
- ■ホラー小説ランキング第7位:聖女?悪女?
- ■ホラー小説ランキング第8位:ホラーとしては最高
- ■ホラー小説ランキング第9位:『黄色い壁紙』だけが突出している…
- ■ホラー小説ランキング第10位:地獄を進む鉄道の旅へようこそ!
- ■ホラー小説ランキング第11位:一読に値します。
- ■ホラー小説ランキング第12位:グロい!けど最高におもしろい!!
- ■ホラー小説ランキング第13位: 英国の伝統を受け継ぐ正統派のゴースト・ストーリーです!!!
- ■ホラー小説ランキング第14位:禁断症状が出る作品
- ■ホラー小説ランキング第15位:怪談の名シェフの腕前が堪能できる、とっても美味しいアンソロジー
- ■ホラー小説ランキング第16位:複雑な展開
- ■ホラー小説ランキング第17位:類まれなる筆力で読ませる、サスペンス小説の傑作!
- ■ホラー小説ランキング第18位:筒井先生らしい作品。
- ■ホラー小説ランキング第19位:「黒い家」以来の怖さ
- ■ホラー小説ランキング第20位: もう一匹のカラスはどうなる…
- ■ホラー小説ランキング第21位:カビは深刻
- ■ホラー小説ランキング第22位:土俗的鬼畜ホラー。
- ■ホラー小説ランキング第23位:『エクソシスト』の作者W. P. ブラッティ、80歳過ぎての新作…これが凄い!
- ■ホラー小説ランキング第24位:少しSF的で牧野氏ならではの味わいだった
- ■ホラー小説ランキング第25位: 無垢な敵意VS自覚ある悪意
- ■ホラー小説ランキング第26位: 無駄のない面白さ
- ■ホラー小説ランキング第27位:現代日本で、日々生産されている悲劇
- ■ホラー小説ランキング第28位:この「厭な感じ」がたまらない
- ■ホラー小説ランキング第29位:意外なほど面白かった。
- ■ホラー小説ランキング第30位:面白かった。