アタック・ザ・ブロック(Attack the Block)のネタバレ解説・考察まとめ

『アタック・ザ・ブロック』とは、南ロンドンの低所得者用の公営団地(ブロック)で暮らす不良キッズ達が、彼らがカツアゲした看護師も巻き込んで、宇宙から飛来した凶暴なエイリアン達と苛烈なバトルを繰り広げる一夜を描いたイギリスのSFアクション・ムービー。映画監督クエンティン・タランティーノが、11年度のベスト映画の1本に挙げた痛快娯楽作だ。2011年製作。

モーゼス達の住む団地につい最近入居した看護師の女性。
モーゼス達にカツアゲされたことで彼らを恐れているが、エイリアン達に襲われた彼らが彼女の部屋に逃げ込んできてしまい、その後からエイリアンが現れ、仕方なく彼らと行動を共にすることとなる。
最初はモーゼス達を嫌っていたが一緒にいるうちに打ち解け、そんなにワルい子達じゃないと思いはじめる。そして、最後にはモーゼスに協力し彼の考えたエイリアン全滅作戦を実行するため、勇敢にもエイリアン達の中を通り抜けモーゼスの部屋で罠を仕掛ける。

ペスト(演:アレックス・エスメイル、吹替:本城雄太郎)

不良キッズ・グループの一人。グループの中で唯一の白人だが、モーゼスとは一番親しい。タバコが好きで、様々な花火をバッグに収めていて武器として使う。
エイリアンに足を噛まれて傷を負うが、サムに手当てしてもらったことで彼女をあまりワルく思ってはいない。でも、カツアゲで彼女から取り上げた指輪を返そうとはせず、モーゼスに言われて渋々返すハメになる。

デニス(演:フランツ・ドラメー、吹替:上村祐翔)

不良キッズ・グループの一人。少々短気で暴走しがちな性格。
愛犬ポゴを殺された時は怒り心頭、「復讐してやる」とバイクにまたがり、捕まったモーゼスが乗った警察車両に単身で乗り込んでいく。
ティアの部屋でエイリアンに襲われた時、メイヘムとプロブスからもぎ取ったピストルが本物と思っていたのにオモチャだったことからエイリアンの餌食となってしまう。

ジェローム(演:リーオン・ジョーンズ、吹替:今川智将)

不良キッズ・グループの一人。小太りで近眼だが、普段は眼鏡をかけていない場合が多いようだ。
用心深いところがあるが、ロンの部屋に向かう途中で花火の煙のせいで仲間とはぐれてしまいエイリアンに襲われ命を落とす。

ビックス(演:サイモン・ハワード、吹替:合田悠己)

不良キッズ・グループの一人。グループの中で一番年下で、ティアの従姉弟。臆病なところがあるが、仲間の前では強がっている。
エイリアンに襲われた時、団地のゴミ置き場のゴミ収納ボックスに逃げ込み、モーゼスからの電話連絡でティアに危険を知らせるが、全く信じてもらえない。収納ボックスから出ようにも、目の前にエイリアンがいて、なかなか脱出できないでいる。

ブルース(演:ルーク・トレッダウェイ、吹替:桜塚やっくん)

裕福な家庭で育った少々チャラいマリファナ好きの大学生。小遣い稼ぎのためにロンからマリファナを仕入れ友達に売っている。
パーティに行く前にロンの部屋に立ち寄り、父から借りた高級車のところまで戻ると車は半壊状態で道路にパトカーがいたことからロンの部屋に戻らざるをえなくなる。
学校で生物学を学んでいて、その知識のおかげでモーゼスのジャケットに付いたフェロモンがオスのエイリアンを引き寄せいていることが判明する。

ロン(演:ニック・フロスト、吹替:茶風林)

ハイハッツに雇われマリファナを売っているズングリ体型の中年男。のんびりした性格で、部屋からはほとんど出ないようだ。
モーゼス達とも親しく、彼の部屋が彼らのたまり場にもなっている。

ハイハッツ(演:ジャメイン・ハンター、吹替:杉村憲司)

マリファナやコカインなど麻薬売買を行い、団地を支配しているの俺だと自負するギャングのボス。頑固でキレやすい性格。
モーゼスを子分にしようと考えていたが、彼のおかげで自分の車を壊され、あげくに手下を獰猛な獣(最初は彼は、それがエイリアンだとは気付いていなかった)に殺され、頭に来た彼はモーゼスを亡き者にしようとする。
だが、ロンの部屋で何匹ものエイリアンに襲われ体を八つ裂きにされて命を落とす。

メイヘム(演:マイケル・アジャオ、吹替:若山詩音)

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