アタック・ザ・ブロック（Attack the Block）のネタバレ解説・考察まとめ

『アタック・ザ・ブロック』の概要

『アタック・ザ・ブロック』とは、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！」のエドガー・ライト監督が製作総指揮を務めた、不良キッズ達が飛来したエイリアン達と戦うSFアクション・ムービー。
本作で監督デビューを果たしたジョー・コーニッシュは、実際に不良キッズ達にカツアゲされたことがあり、それをきっかけに「なぜ彼らが凶暴な行動に走るようになったんだ？」と興味を持ったのが始まりで、彼らへのリサーチを重ね、やがてそれを映画にしようと脚本を書き始めた。
普通なら社会派ドラマになるところだが、「E.T.」や「グレムリン」「クリッター」のような現実とファンタジーを組み合わせたような映画が大好きだったコーニッシュは、ウォルター・ヒル監督の「ウォリアーズ」や「ストリート・オブ・ファイヤー」などのストリート・ギャング映画も好きで、そういう彼の好きな要素を組み合わせて、自分の生まれ育った南ロンドンを舞台にシナリオを書いたんだそうだ。
出演は、主人公モーゼスに「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のフィン役で広く知られるようになったジョン・ボイエガ、看護師役に「ヴィーナス」（06）で英国インディペンデント映画賞にノミネートされたジョディ・ウィテカー、マリファナ売人役にコーニッシュとは20代半ばにエドガー・ライトを通して知り合った長年の友人でもある「ショーン・オブザ・デッド」のニック・フロスト、それにボイエガもそうだがオーディションで選ばれた10代の少年少女達が映画初出演ながら活きのいい演技を見せている。
日本劇場公開は、2012年6月。

ジョー・コーニッシュは1968年12月イギリス・ロンドン生まれ。
コメディアンとしてキャリアを積み、テレビやラジオで活躍。同じコメディアンのアダム・バクストンとコンビを結成したコメディ・ショー「アダム・アンド・ジョー」はカルトな人気を誇り、フロストはその番組の大ファンだった。
「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の脚本を、エドガー・ライトと共に書いている。

『アタック・ザ・ブロック』のあらすじ・ストーリー

看護師サムと不良軍団

イギリスの南ロンドン。公営団地へと続く夜道を歩いていた女性看護師サムは、ひと気のない道路で覆面の不良キッズ達に襲われる。

不良キッズのリーダー・モーゼスがサムをナイフで脅して財布や指輪を取り上げた時、突然夜空から隕石のようなものが降ってきた。隕石は、彼らの側に停めてあった車に衝突。キッズ達が怯んでいる隙にサムは急いで逃げる。モーゼスは彼女を追おうとはせず、隕石の落ちた車が高級車である事に気付くと、金目のものは無いかと車内を物色することにした。

ダッシュボードを開こうとした時、車内にいた得体の知れない小柄な生き物が鋭い歯をむき出してモーゼスに襲いかかってきた。それは隕石のようなものに潜んでいた凶暴な生き物だった。
額に傷を負ったモーゼスが持っていたナイフで突き刺すと、その生き物は素早い動きで逃げ出した。

モーゼスは、「このままじゃ済ませないぜ」と謎の生き物が逃げ込んだ丘の上のバラック小屋に近付く。仲間のペストが爆竹に火をつけ小屋に投げ込むと同時に、モーゼス達が火煙を上げる小屋に突入。なんとか謎の生き物を殺すことができた。
正体不明のその生き物を見下ろしていると、ペストが「こいつはきっとエイリアンだ。地球を征服に来たんだ」と言い出した。

その頃、幾つもの流星が夜空の向こうから地球に向かって突き進んでいた。

遭遇

モーゼス達はこの謎の生き物で一儲けできるのではと考え、死骸を団地に持ち帰ることにした。死骸の置き場には、自分たちの溜まり場になっている最上階のロンの部屋の温室を選んだ。ロンはマリファナの売人で、原料の植物を温室で育てていたのだ。

ロンの部屋には、マリファナを買いに来た学生・ブルースもいた。2人はモーゼス達が持参した生き物を観察する。生物学を学んだブルースが「これはおそらくエイリアンだ。間違いない」と断言すると、モーゼス達は大金が入ることを期待して喜び合った。

モーゼスが温室に置かせてほしいと頼むと、ロンは麻薬密売のボス・ハイハッツに聞いてくれと言う。温室の中にいたハイハッツは、死骸にあまり興味を示さず好きにしろと承諾し「こっちの方が儲かるぜ」とモーゼスにコカインの密売を命令した。

温室から戻ったモーゼスと仲間達は、窓の向こうにエイリアンを乗せた隕石のようなものが白い光を放ちながら幾つも地上に落下してくるのを目にする。大金が入ると浮かれ気分だった皆は、「もっとエイリアン狩りをしよう」と、武器になるものを手にして外に飛び出した。団地に住むメイヘムとプロブスに「僕らも一緒に連れてって」と頼まれたが、無視して落下場所に向かう。

落下地点の公園に近付くと、隕石らしきものの中に落下の前に死んでしまったらしきエイリアンが横たわっていた。それは先に殺したエイリアンの3倍近い大きさで爪も長く伸び太かった。その姿に、モーゼスの仲間達は急に怖じ気付き始める。

その時、モーゼスの仲間・デニスが連れてきた愛犬ポゴが異様な鳴き声を聞きつけ、丘の上に駆け上がっていった。モーゼス達が丘の上を見上げると、黒い毛に覆われ目が青白く光るエイリアンが姿を現した。大きく開けた口の中には、目と同様に長く伸びた鋭い歯も青白く光っている。
それを見たモーゼス達は、大慌てで逃げ出した。

仲間のビックスを後ろに乗せて自転車で走っていたモーゼスは、警察に見つかり逮捕されてしまう。パトカーには、不良キッズを特定する証人としてサムも乗っていた。
無事に逃げたビックスやペスト達は、モーゼスが手錠を掛けられ車両に押し込められるのを歩道橋から見ていた。すると、その道路の端の方からエイリアン達がパトカーに近付いていく。

エイリアン達は素早い動きで警官達を血祭りに上げると、車内にいるモーゼスを襲おうとした。
モーゼスを助けようと、ペストが持参していた大型花火に火をつけパトカーに向かって投げつけた。花火は車の真下に転がり、大きな火花を上げる。火煙が辺りに充満し、エイリアン達が一瞬怯んだように見えた。

デニスはバイクに跨がると背中に差した日本刀を抜いてパトカーに突進し、襲ってくるエイリアンを足で蹴ってドアを閉める。そして運良くキーが付いたままだったパトカーを発進させると、仲間達に地下駐車場で落ち合おうと連絡した。

エイリアンとの戦い

地下駐車場に突っ込んだデニスは、運悪くハイハッツの車と正面衝突してしまう。デニスは後部座席にサムが乗ってることに気付くと「エイリアンが襲ってきた」と言って彼女を逃がした。その後、ペスト達も駐車場にやって来る。

ハイハッツは最初、ぶつかったのが警察だと思い焦っていたが、相手がモーゼスの仲間だと分かるとモーゼス達に銃を向けた。エイリアン達に襲われたと事情を説明するも、ハイハッツは聞く耳を持たない。

その時、不気味な息遣いが聞こえたと思うと、ハイハッツの後方に何かが落ちた。ハイハッツは手下に様子を見に行かせる。すると、駐車場の奥から一匹のエイリアンが飛び出し、手下の喉に噛みついた。ハイハッツが手下を襲ったエイリアンに銃を撃っている隙に、モーゼス達は駐車場から逃げ出す。それに気付いたハイハッツは、「モーゼスの腰抜け野郎！ブッ殺してやる、待ってろ！」と叫んだ。

もっと獰猛なヤツが幾匹もいるのではと恐れながら団地へ向かうモーゼス達の前に、案の定エイリアンが襲いかかってくる。モーゼス達は分散し、それぞれ違う道を通って必死で逃げた。
ビックスはゴミ置き場のゴミ収納ボックスに、モーゼス達は何とか団地内にと逃げ込む。

そこに自分の部屋に入ろうとするサムがいた。慌てて部屋に入ろうとしたサムがドアを閉じる寸前、モーゼス達は無理矢理部屋に入り込む。嫌がるサムに構わず、モーゼス達は知り合いに「外に出ては危ない、殺されるぞ」と注意を呼びかけるメールを送り始めた。

そして、カツアゲした財布に入っていた身分証でサムが看護師だと知っていたデニスは、怪我をしたペストの手当てを彼女に頼む。自分をカツアゲした彼らがエイリアンに襲われたと言っても信じられないサムだったが、「アンタに手は出さない」と言われ、仕方なく手当てをすることにした。

その手当ての最中、サムの部屋のドアが大きな音で叩かれた。モーゼスがバットを手にドアの覗き窓から廊下を覗くと、歯をむき出して吠えるエイリアンの姿が目に映った。エイリアンはドアを蹴破って部屋に侵入すると暴れ出した。モーゼスは咄嗟にデニスの背中から刀を抜き取り、力いっぱい振り下ろす。エイリアンはあっけなく死んだ。

モーゼス達が殺したエイリアンを囲んでいる隙に、サムは部屋を出て逃げようとしたが、突然廊下の明かりが消え真っ暗になった。そして不気味な唸り声を耳にして怖くなったサムは、部屋から出ていこうとするモーゼス達に「私もアナタ達に付いていく」と言い出した。デニスは渋々受け入れ「何か武器を持て」と言った。

手下を襲ったエイリアンを殺したハイハッツは、他の手下達を地下駐車場近くに呼び出した。やって来た手下の車に乗り込むと、ハイハッツはモーゼス達への怒りを手下にぶつけ、「団地に行け、あいつ等に思い知らせてやる」と息巻いた。

仲間の死がもたらすもの

モーゼス達は、防犯ゲートのある女友達のティアの部屋に行くことにした。途中でプロブスとメイヘムが銃を手に「一緒に戦う」と現れるが、デニスは銃を取り上げると二人を追い払う。
ティアの部屋には彼女の友達・ディンプルス達もいた。デニス達はエイリアンに襲われたと話すが、彼女達には全く信じてもらえない。

その時、窓の外に青く光る四つの眼を目撃したティアは、他の女友達と共に寝室に逃げ込んだ。二匹のエイリアンが団地の壁を這い上がって来たのだ。モーゼス達は身構え、デニスがメイヘムから取り上げた銃を発砲した。だがその銃はオモチャだった。唖然とするデニス目がけて、エイリアンは窓を破り襲いかかる。鋭い牙がデニスの体を引き裂き、彼は殺されてしまった。

一匹が、ティア達のいる寝室に入り込む。ティア達はアイススケート靴のエッジや電気スタンドで必死に応戦した。
もう一匹を殺そうとモーゼスは手にした日本刀を振り上げたが、勢い余って刀は後ろの壁に深く突き刺さってしまった。何とか壁から刀を抜こうと力を入れたが、なかなか抜けず、エイリアンはじわじわとモーゼスの眼前に迫ってきた。

このままでは殺されると思った瞬間、サムがエイリアンの喉にナイフを突き刺し仕留める。寝室のエイリアンも、ティア達により何とか殺すことが出来た。

デニスの死を悲しむモーゼスに、ティアやディンプルスは「これ以上巻き込まないで」と言い放つと部屋から逃げ出していった。
デニスの死は自分のせいかも知れない、と思ったモーゼスは「俺から離れろ、もう誰も死なせない」と仲間のペストやジェロームに言う。しかし皆「バカ言うな。デニスの敵をとってやる」と離れようとはしなかった。

廊下に出ると、そこにはハイハッツと手下がいた。銃を向けるハイハッツ達。モーゼス達は驚き、走って逃げた。
彼らを追いかけようとしたハイハッツの前に、新たなエイリアンが現れた。そのエイリアンは今までのものより大きく、素早い動きで銃撃を除けながらハイハッツ達に迫ってきた。
危険を感じたハイハッツは手下達と共にエレベーターに逃げ込む。しかし扉が閉まる寸前に、エイリアンが侵入してきた。

エレベーターはそのまま下に向かい、ある階で止まって開いた。自宅に帰ろうとしたブルースがエレベーターのボタンを押していたのだ。開いたドアから、血まみれのハイハッツが現れる。彼の足もとには手下やエイリアンの死体が転がっていた。何が何だか分からず恐怖を覚えて立ちすくむブルースに、ハイハッツは「隣のエレベーターに乗りな」と言って立ち去った。

隣のエレベーターに乗ったブルースが降りようとすると、今度はモーゼス達が乗り込んできた。
すぐ近くから聞こえる不気味な叫び声を耳にしたブルースは、何が起こっているんだとモーゼスに問いただす。彼らはエイリアンに襲われたと説明し、最上階へ行くボタンを押した。
下にはハイハッツやエイリアン、警察もいるだろうと考え、最上階のロンの部屋の温室を目指そうとしたのだ。

ハイハッツ

最上階に着きエレベーターを降りると、廊下の奥にエイリアン達がいた。ロケット花火をエイリアン達に向けて発射すると、モーゼスは爆竹を手にもうもうと煙が立ち込める廊下を用心しながら前に進んだ。

最後尾にいたジェロームがエイリアンに襲われ、悲鳴を上げた。心配になったペストは後戻りし、煙の中でエイリアンに襲われて顔に深い傷を負ったジェロームを見つける。しかしその直後、エイリアンに引きずられ惨殺されてしまった。

ジェロームを失ったペストは、エイリアンに怒りをぶつけるように大声で泣き叫ぶ。このままでは自分達も危ないと、階段を駆け上がりロンの部屋に向かった。
何とかロンの部屋の扉までたどり着いたモーゼス達だったが、中に入るとハイハッツが待ち構えていた。モーゼス達がロンの部屋にやって来るだろうと思い、先回りしていたのだ。

ハイハッツはモーゼスに銃を向けながら「お前のせいだ。お前が怪物を呼んだんだ。おかげでサツまで来たぞ！」と息巻いた。その時モーゼス達は、ハイハッツの背後の窓に何匹ものエイリアンが張り付いているのを目にする。
「エイリアンがあんたの後ろに来てる」と言うがハイハッツは聞かず、銃の引き金に手をかけた。

窓の外のエイリアンが叫び声を上げ、その声に振り向いたハイハッツは本当にエイリアンがいたことに驚いて発砲する。しかし、窓を破って入ってきたエイリアン達に取り囲まれたハイハッツは無残に殺されてしまった。
その隙にモーゼスはペストやサム達と温室に逃げ込み、扉をしっかりと締めた。

覚悟と起死回生の一手

デニスやジェロームなど仲間を死に至らしめたことで、落ち込んだモーゼスは「最初のエイリアンを追って殺さなきゃよかった」と深く悔いた。
モーゼスがふいに立ち上がり、温室に保管していたエイリアンの死骸をじっと見つめた。すると、モーゼスのジャケットに白く光るシミが多数できているのをペストが指摘した。

大学で生物学を学んだブルースが「同じ種族を刺激して反応させる生体ホルモンが、温室の照明に反応している」と言った。続けて「最初に殺したエイリアンがメスのフェロモンに、オスのエイリアンが引き寄せられている」と推理した。ブルースの話を聞いたモーゼスは「それを利用してエイリアンを一か所に誘い込み、一気に吹き飛ばす」という作戦を思い付いた。

それは、エイリアンに襲われる危険の無いサムがモーゼスの部屋に罠をしかけるというものだった。本当はペストやブルースが引き受けたかったが、2人はエイリアンに触れていてダメだった。モーゼスは、自分の部屋のガス栓を全部開けてくれとサムに頼み、着いたら電話してと携帯を渡した。彼女から奪っていた指輪も返した。

サムが温室から出ると辺りにエイリアンがウヨウヨいたが、ブルースの言葉通り彼らは彼女を襲おうとはしなかった。

無事にロンの部屋から抜け出たサムは、モーゼスの部屋に向かった。そして、部屋に入るとモーゼスの指示通り台所のガスの元栓を全開にし、団地の外に出た。

モーゼスは背中にエイリアンのメスの死骸を括り付けて温室から出ると、ロケット花火で彼らをけん制しながら刀を片手に廊下に出ると、自分の部屋まで勢いをつけてひた走った。エイリアン達は、フェロモンに引き寄せられ群れを成してモーゼスの後を追いかける。

自分の部屋に入ったモーゼスが、背中のエイリアンの死骸を床に投げ出すとオスのエイリアン達は雪崩のように部屋に押し入り死骸に群がった。
モーゼスはベランダ近くまで後ずさり、そこから彼らに向けてロケット花火を放った。部屋は大爆発を起こし、エイリアンは見事全滅。
爆風に煽られてベランダの外に投げ出されたモーゼスは、ベランダの上から吊るしていたイギリス国旗にしがみつき命は取り留めた。

歓声を背にして

ロンの部屋に残っていたペスト達は用心しながら廊下に出たが、団地の騒ぎを聞きつけ出動してきた警官達と遭遇し逮捕されてしまった。そしてモーゼスも騒ぎの張本人として逮捕された。

彼らが連行されるのを、ゴミ収納ボックスから出てきたビックスやティア達やサム、それに団地の住人達が見つめていた。ビックスは「彼らがエイリアンから団地を救ったんだ、ヒーローなんだ」と訴えるが、警察は全く耳を貸さなかった。

最初にモーゼス達にカツアゲされて警察に通報したサムは、警視から「彼らが犯人なんですね」と問われる。サムは「いえ、あの子たちは近所の子です。私を守ってくれた」と答えた。

モーゼスが護送車に乗せられ連行されるなか、ビックスやティア達が「モーゼス、モーゼス、モーゼス万歳」と彼の名を何度も呼ぶ。やがてその声は団地の住人たちの間に広がっていった。
自分の名を連呼されるのを聞いたモーゼスは、ニヤリとほくそ笑んだ。

『アタック・ザ・ブロック』の登場人物・キャラクター

モーゼス（演：ジョン・ボイエガ、吹替：長崎浩瑛）

団地に住む不良キッズ・グループのリーダー。無口だが勇敢な少年で、仲間を大切に思っていて面倒見が良い。大人びた風貌だが、後でまだ15歳だったことが分かる。
最初にメスのエイリアンに襲われて噛み付かれたのが彼で、そのエイリアンのフェロモンがジャケットに付着し、後から地上にやって来たオスのエイリアン達を引き寄せてしまう。
仲間のデニスやジェロームがエイリアンに殺されたのは自分のせいだと落ち込むが、意を決してエイリアンを全滅させる作戦を思い付き、看護師サムの協力を得て実行。見事にエイリアンを皆殺しにする。

サム（演：ジョディ・ウィッテカー、吹替：佐古真弓）