SIREN(サイレン)のネタバレ解説・考察まとめ

『SIREN』とは、2003年にソニー・コンピューターエンタテイメントが開発、PlayStation2用に販売されたホラーゲームである。他人の視界を利用してマップを見渡せる幻視ジャック(視界ジャック)や純日本風の舞台設定など、他にはないシステムや世界観から、国内外で大ヒットとなった。主人公の進め方次第でシナリオの難易度が変化はするも高難易度であることも知られている。

羽生蛇村小学校の校長。
友達の居ない春海を思いやったり、玲子提案の「星を見る会」参加生徒が春海一人なのに校庭の使用許可を出す等、度量の深い校長。性格は温厚で、多くの生徒や教諭から慕われている。
屍人化した後は春海を襲う等理性は残っていない。

竹内臣人(たけうち おみと / 演:舘正貴(竹内多聞との2役))

左:竹内好子、右:竹内臣人

竹内多聞の父親、羽生蛇村の郷土史家。
1976年の土砂災害で死亡したものの、半屍人化した状態で川の底で生き延びていた。地獄の業火に焼かれずに実家に戻り、息子と再会する。
自費出版で「竹内伝書」を執筆しており、村の伝説である堕辰子降臨を記している。
志村晃とは友人であった事から、多聞と志村も面識があった。

竹内好子(たけうち よしこ / 演:田中好子)

竹内多聞の母親。1976年、儀式が失敗して起きた土砂災害に呑まれて死亡、半屍人化。実家で夫と共に息子に再会している。

東エリ(あずま えり / 演:我妻えり子(製作スタッフ))

全盛期の東エリ

1978年、『私の彼の左手に肉球』でデビューした元人気歌手。デビュー年の年度末、歌謡祭の授賞式に向かう途中でトラックに撥ねられ死亡。
メニュー画面に登場するジャケットや、ゲーム中のポスターは彼女のものである。

『SIREN』の用語

屍人(しびと)、半屍人(はんしびと)

赤い水を体内に取り込んだ状態で死亡した者、または一定量取り込んだ者。あらゆる傷を即時治療し、不死身の体を持つ。一見血の涙を流した恐ろしい風貌だが、彼らの目の前には桃源郷、生きている人間は化物に見えている。
また半屍人は屍人になりかけの状態で、理性、記憶などが僅かに残っている。

犬屍人(いぬしびと)、蜘蛛屍人(くもしびと)、羽根屍人(はねしびと)

犬屍人(美浜奈保子)

蜘蛛屍人

羽根屍人(志村晃)

屍人の種類。
犬屍人は地面を這って移動し、攻撃力と跳躍力に長けている。女性のみが変化する。
蜘蛛屍人は壁や天井を自在に移動できるようになる。感覚器が優れていて、容姿も蜘蛛のように変化する。男性のみが変化する。
羽根屍人は空中を飛び回ることが可能で、爆撃機のような性質を持つ。男性のみが変化する。

頭脳屍人(ずのうしびと)

頭脳屍人(恩田美奈)

上記三種類の屍人を統括し、操作することの出来る屍人。知性が高く言語を使用したり生前の記憶を宿している。一部を除き力は弱く戦闘は不得手。

サイレン

異変後毎日午前0時、6時、12時、18時に赤い海から響く音。音の正体は堕辰子の鳴き声で、この声を合図に屍人達は海送りに向かったり、死した人間が半屍人となって甦ったりする。赤い水を体内に入れた者が、音に反応して屍人化する対象であり、恭也がサイレンに反応して屍人化しかけたのもその為。

神代家の呪い(かじろけののろい)

常世の存在の肉(堕辰子)を食した八尾の子孫である神代の本家は、永遠に死ねない呪いをかけられている。だがその不死は不完全なもので、年とともに肉体は朽ち果てていく。そして精神だけが生き続け最後には自我すらなくなってしまう。

出典: siren.kakurezato.com

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