SIREN(サイレン)のネタバレ解説・考察まとめ

『SIREN』とは、2003年にソニー・コンピューターエンタテイメントが開発、PlayStation2用に販売されたホラーゲームである。他人の視界を利用してマップを見渡せる幻視ジャック(視界ジャック)や純日本風の舞台設定など、他にはないシステムや世界観から、国内外で大ヒットとなった。主人公の進め方次第でシナリオの難易度が変化はするも高難易度であることも知られている。

銃器類

短銃
遠距離攻撃に優れて、威力も高い。弾数制限があり、球切れになると攻撃不可能。敵に近ければ近いほど、照準を合わせる時間が長いほど命中率が上がる。
38口径短銃 (多聞の初期装備)、26年式拳銃(奈保子専用)、38口径警察銃(石田初期装備、後に恭也が拾う)の3種がある。

ライフル、猟銃
スコープ付き。威力はとても高く一発で大抵の屍人は倒せる。遠距離攻撃には強いが接近戦は弱く、距離を取らなければ使用できない。
22年式村田銃(志村初期装備)狩猟用狙撃銃(恭也専用)の2種があり、どちらも文句なしの高性能。

宇理炎(うりえん)

それぞれに剣と盾が刻まれた二対になっている土偶。不死である屍人を消し去り、あの世に還すことが出来る。即ち屍人を成仏させることが出来る。しかしパワーがあまりに強大な為、己の命と引換えとなる。

焔薙(ほむらなぎ)

神代家の家宝の長刀。天の神の力が宿るとされていて、鍔には十字架が透かし彫りになっている。羽生蛇村に異教の弾圧があった古来に活躍し、村の危機を救ったといわれている。
本作の最強武器で、恭也が堕辰子を倒した際に使用した武器。

同伴者の管理

同伴者を攻撃しないためには、同伴者の行動も制御する必要がある。「同行する」「隠れる」「待機する」と命令をすることで、危険な場所は待機させておいて、解決してから同伴者を連れていくことも出来るし、同伴者を隠しておいて先に敵を倒し、改めて連れて行く事も出来る。また同伴者を呼ぶ事で、同伴者の方から着いてくるようになる。

クリア条件

各シナリオには、クリア条件が2つ設定されている。どちらか一方でも達成すればクリアとなるが、どちらもクリアすることでシナリオを進めやすくなったり、ストーリーの世界に入り込むことが出来るようになる。また難易度も変化してくる。
これは羽生蛇村の異常性を表した物であり、村の中の時間がループしている中でとった僅かな違いによって未来が変わるというもの。

『SIREN』の登場人物・キャラクター

本作は実在の俳優が出演している事でも有名。役者の名前をキャラクター名の下に表記している。

須田恭也(すだ きょうや / 演:篠田光亮)

17歳の高校生。好奇心旺盛で行動派、オカルト好き。SDKの名でネットオカルト掲示板「オカルトランド」を利用していて、羽生蛇村でかつて起きた大量虐殺の伝説を知る。自転車で村を訪れるもパンクして立ち往生。儀式を覗き見て駐在警官に追われ、撃たれて赤い海に落ちたことから村の恐ろしい呪いに触れることとなる。

神代美耶子(かじろ みやこ / 演:岡本奈月)

14歳。羽生蛇村の旧家の娘。村の生贄の為に育てられた少女。呪いの始まりである八尾家の子孫・神代家の末裔。生贄になることを拒んで御神体を破壊したり、儀式を成功させんと目論む大人達に反抗したりと自我の強い性格。生贄用に幽閉されて育てられたためコミュニケーションが苦手で、ぶっきらぼうな話し方をする。

竹内多聞(たけうち たもん / 演:舘正貴)

34歳の民俗学者。羽生蛇村の出身で、村の歴史や27年前に起き、両親を失った災害の真相を知るために村を訪れる。民族のみならずオカルトや神話、宗教にも視野を広げている。変わり者のため学会関係者からは異端児扱いされている。また入手元不明の銃を携帯してくるなど、警戒に抜かりがない。

安野依子(あんの よりこ / 演:水野雅美)

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