立花響(戦姫絶唱シンフォギア)の徹底解説・考察まとめ
立花響(たちばなひびき)とは、サテライト制作による日本のテレビアニメシリーズ『戦姫絶唱シンフォギア』の主人公である。認定特異災害「ノイズ」に遭遇したことをきっかけに、歌に共鳴して力を引き出すことの出来るシンフォギアを起動させた響は、趣味である人助けの為にこのシンフォギアの力を使うことを決める。響は敵ですら話を聞き手を差し伸べるという、優しい主人公らしい少女である。
戦姫絶唱シンフォギアGX
イグナイトモード
響が起こしてしまった暴走状態を、精神力で制御することで純粋な戦闘力へと変換錬成された姿。
心の闇を増幅させる殺戮の魔剣ダインスレイフの呪いをわざと受けることで暴走状態を自発的に発動させ、その後、人の心と英知によって破壊衝動を制御しようという発想により作られた。失敗すれば敵味方関わらず攻撃を仕掛ける暴走状態に陥ってしまうという危険な賭けであったが、錬金術師キャロルに対抗する為に強力な力を欲した響達はその賭けに乗る。
致命的なバックファイアを受けてしまう「絶唱」、奇跡が起きない限り発動させることの出来ない「エクスドライブモード」に続く、第三の決戦機能となった。
エクスドライブモード
第三期におけるエクスドライブモード。第二期よりも派手さが増し、神々しくなっている。
七十億の絶唱にも等しいフォニックゲインを記憶の燃焼によって引き出す錬金術師キャロルに対抗すべく、キャロルが放った攻撃を響がフォニックゲインとして束ね、力の制御に長けたマリアが再配置することによって得た力。敵からの攻撃をも自身の力に変える新しい奇跡の力であり、発動時に響とマリアによって「ジェネレーターエクスドライブ」と叫ばれた。タイトルの「GX」の由来はこの「Generator X-drive」から。
戦姫絶唱シンフォギアAXZ
ラストイグニッション
十分なフォニックゲインが望めない状況で強力な敵であるアダムに対抗する為、錬金術由来のエネルギーを無理矢理にシンフォギアで使用しようとした奏者達はその負荷を一身に受けることになる。奏者達を支える司令部のバックアップチームは、その錬金術由来のエネルギーによる負荷を、イグナイトモードを発動するのに必要な魔剣ダインスレイフに肩代わりさせ消却することで奏者達自身への負荷を減らすことに成功する。
これは、ダインスレイフを失っていく間だけ使うことの出来た最後のイグナイトモードである。
更に響は、他者の力を束ねるという特性によって仲間達からガングニール以外の力も譲り受け、奏者全員のアームドギアを使えるようになるのだった。
破壊神ヒビキ
正式名称は、「DIVINE WEAPON type2_Hibiki」(ディバインウェポンタイプ2_ヒビキ)。
アダムの計画である神の降臨を防いだ響に、原罪が付きまとう人間には纏えないはずの神の力が宿ってしまう。自身を遥かに超えた神の力によって、響は暴走し凄まじい力を振るったものの、神殺しという特性が発見された聖遺物「ガングニール」の抵抗力と親友である未来の呼びかけによって元の姿に戻るのだった。
Limited Model_Alchemic Gold.(リミテッドモデル_アルケミックゴールド)
錬金術における到達点の一つである、膨大なエネルギーによって物質を黄金に変えてしまう黄金錬成。敵の首魁であった錬金術師のアダムは自身が持つ膨大な魔力によって巨大な爆発を引き起こし、ほんの少しの黄金を作り出すことに成功していた。
そんな黄金錬成を、響は仲間達から託されたシンフォギアのエネルギーと、ラストイグニッションを発動させるのに使った錬金術師のサンジェルマン達によって作られた力を束ねることで起こし全身に黄金を纏わせる。一時的に生体錬金反応炉と化した響が発揮する力は凄まじく、アダムを圧倒するのだった。
立花響が越えた過去の壁
戦姫絶唱シンフォギアではシリーズを通して、奏者達が敵との戦いの最中、自分自身の心の闇や悩みを乗り越えて行くという描写が見られる。
彼女達はそれらの闇や悩みを乗り越えることで、戦う為の強い意思と新たなる力を得て行く。
ガングニールの前所有者「天羽奏」(戦姫絶唱シンフォギア)
響が、戦いに身を投じるきっかけとなったガングニールの前所持者が天羽奏である。
人気ボーカルユニット「ツヴァイウィング」のライブを大量のノイズが襲った際、強力な力を引き出す代わりに自身の肉体に致命的なバックファイアを与える「絶唱」を響を救う為に口にした奏は戦闘後、そのバックファイアに耐え切れずに灰となってしまう。
響は、この事件で唯一助かってしまったことを負い目に感じているから、自分が人助けをしていると思い込んでいた。
しかし、力も無いのに共に戦おうとする親友の小日向未来の姿に、自分だけの頑張りでは人助けは出来ない、助けられる人も頑張らないといけないんだと気が付いた響は、自分の人助けは負い目からではなく奏から受け付いた「想い」なんだと思い直すのだった。
シンフォギアとの融合による死(戦姫絶唱シンフォギアG)
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目次 - Contents
- 立花響の概要
- 立花響の基本プロフィール
- 立花響のシンフォギア『ガングニール』
- シンフォギアの変遷
- 戦姫絶唱シンフォギア
- 暴走
- エクスドライブモード
- 戦姫絶唱シンフォギアG
- 暴走
- エクスドライブモード
- 戦姫絶唱シンフォギアGX
- イグナイトモード
- エクスドライブモード
- 戦姫絶唱シンフォギアAXZ
- ラストイグニッション
- 破壊神ヒビキ
- Limited Model_Alchemic Gold.(リミテッドモデル_アルケミックゴールド)
- 立花響が越えた過去の壁
- ガングニールの前所有者「天羽奏」(戦姫絶唱シンフォギア)
- シンフォギアとの融合による死(戦姫絶唱シンフォギアG)
- 家族を捨てた父(戦姫絶唱シンフォギアGX)
- 拳では守れないもの(戦姫絶唱シンフォギアGX)
- 神の力との同化(戦姫絶唱シンフォギアAXZ)
- 信じられなくなった自分の正義(戦姫絶唱シンフォギアAXZ)
- 立花響の必殺技
- Synchrogazer(シンクロゲイザー)
- Vitalization(ヴァイタライゼーション)
- Glorious Break(グロリアスブレイク)
- TESTAMENT(テスタメント)
- 立花響の名言・名セリフ/迷言・迷セリフ
- 「生きるのを諦めないで!」
- 「響き合う皆の歌声がくれた、シンフォギアでぇぁぁぁぁ!」
- 「六人じゃない。私が束ねるこの歌は、七十億の絶唱!」
- 「いやぁあ、やめてとめてやめてとめてやめてぇ」
- 「愚者とは酷いよ、クリスちゃん」
- 「私もずっと正義を信じて握りしめて来た。だけど、拳ばかりでは変えられないことがあることも知っている。だから、握った拳を開くのを恐れない」
- 立花響の歌・キャラクターソング
- 第一期
- 『撃槍・ガングニール』(作詞:上松範康 作曲:藤田淳平)
- 『私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ』(作詞:藤林聖子 作曲:俊龍)
- 第二期
- 『正義を信じて、握り締めて』(作詞:上松範康 作曲:藤田淳平)
- 『Rainbow Flower』(作詞、作曲:上松範康)
- 第三期
- 『限界突破 G-beat』(作詞、作曲:上松範康)
- 『リトルミラクル-Grip it tight-』(作詞:上松範康 作曲:母里治樹)
- 第四期
- 『負けない愛が拳にある』(作詞:上松範康 作曲:藤間仁)
- 『花咲く勇気』(作詞:上松範康 作曲:母里治樹)
- 聖詠