ハクメイとミコチ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハクメイとミコチ』とは、樫木祐人による漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品である。
体長九センチしかない小人たちが、言葉を話すことの出来る昆虫や動物たちと共に住む平和な世界。そこで暮らす小人である料理上手のミコチと修理屋のハクメイを中心に彼らの小さな生活を描いた日常系ファンタジー。

マキナタ

ミコチ達の住む大楠の近くの街。
旅人が集まる変わった街という評判がある。しかし、街に入るのに体長制限があり、キャラバン隊を率いている狼の緑尾老は入ることが出来なかった。
年に一度歌姫を選び、付喪神達に歌を奉納する祭が行われている。

ポートラウンジ小骨

ミコチの行きつけの喫茶店兼飲み屋。港や市場のあるアラビという港町にある。
ミコチが言うには「この騒がしいアラビで数少ない落ち着ける場所なの。店員がちょっとうるさいけど」。ミコチの言う通り、店の主人であるマスターは話好きで、社交的な性格のハクメイとは大抵酒やつまみの話をしている。大量の荷物を預かるなど、融通が利く店としてもミコチは利用している。
先代から珈琲のノウハウについて教わらなかった為、現マスターの珈琲は独学。
夜は繁盛しているものの、昼間は暇らしい。

付喪神

愛され続けた古道具が突然なるもの。
マキナタの収穫祭の時期になると、歌姫の歌を聞きに空に大量に集まる。
ミコチとコンジュが歌姫に選ばれた時には、付喪神達が喜び街中の物が付喪神になってしまった。

音ランプ

研究者センが開発した音に反応して生き物の骨格を動かすことが出来るランプ。
音ランプに繋いだ楽器で、テンポよく音を出すことで使える。
応用技術として、楽器を使わずに無線機能のある子機で他の生物の心音を拾って音ランプに伝える方法もある。しかし、子機を付けた生物が行方不明になってしまうと骨が勝手に動き続け、音ランプの回収が出来なくなるなどの問題もある。

夢品商店

ジャガ谷の麓にある人気商店。
コンジュのお気に入りの店であり、ミコチが商品を卸している得意先でもある。
マキナタの収獲祭の時には出張で露店が出され、そこで売られる梨ジャムが非常に人気。その梨ジャムの製作にもミコチは関わっている。

石貫会

マキナタにある大工組合。読み方は「いわぬきかい」。
形骸化していた大工組合を、現在会長のナライと副長のカテンがたった二人で立て直したという逸話がある。
石垣がある中通りの目玉である大岩のことを、人々が「周りの石ころを貫くが如し」という理由で石貫と呼んだ為に、その修繕作業をしたナライとカテンは大工組合に石貫会と名付けたのだった。
合言葉は「石貫会は安全、迅速、丁寧、仲良し」。

『ハクメイとミコチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

森の食卓

ハクメイとミコチは作中で、旅先で食べる弁当や酒のつまみなどの料理が非常に魅力的に描かれている。そんな料理の一部のレシピが、公式ホームページ内で公開されている。
以下のものが写真付きで作り方まで載っているので、気になったものがあれば作って見るといいかもしれない。

押し寿司の炙りと手毬寿司

第一話『きのうの茜と舟歌の市場』の舟歌の市場にて、財布を失くしたハクメイとミコチにポートラウンジ小骨のマスターは財布を探す次いでに市場に来たことのなかったハクメイに案内をしてやるといい、とミコチに弁当を渡す。その時の弁当が押し寿司の炙りと手毬寿司である。

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@shuichi

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