ハクメイとミコチ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハクメイとミコチ』とは、樫木祐人による漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品である。
体長九センチしかない小人たちが、言葉を話すことの出来る昆虫や動物たちと共に住む平和な世界。そこで暮らす小人である料理上手のミコチと修理屋のハクメイを中心に彼らの小さな生活を描いた日常系ファンタジー。

CV:安済知佳
亀の骨であるジョージの中に住んでいる研究者。音に反応するガラス玉を心臓替わりにして骨になった動物を動かすという「生命」に関する研究をしている。ジョージもまたこの研究成果の一つである。沼に出ると噂されていた魚の幽霊は、子機を使うことで遠隔でガラス玉を動かすという技術の試作品として動かしていた魚の骨だった。
ミコチの家が壊れた際には修理を受けもってくれたものの玄関にあばら骨を大々的に使うなど、骨が好きな変わり者である。

鰯谷(いわしだに)

CV:松風雅也
ハクメイの修理屋としての師匠。種族はイタチで小人たちと比べると大きな体格をしている。ハクメイとはお互いに仕事の腕を信頼しており、大工の命とも言える道具の管理を任せるほど。
普段からイワシと呼び捨てにしてくるハクメイに対し親方と呼べと言っていた。しかし、ハクメイが風車の修理時に危険な目に合ったことで反省して親方と呼ぶと、酷く落ち込んでいたハクメイに対して「その呼び方やめろ」と彼女を気遣う。以来、当然のようにイワシで定着した。
体が大きい為、小人の多い街や飲食店に行くことに苦手意識を持っていたようで、仕事終わりの飲みの誘いをいつも断っていた。しかし、ハクメイとミコチの二人の説得で無理矢理休日に連れ出され、大きな体の種族でも入りやすい飲み屋や洋服屋を巡る。その後は、イワシから新しく見つけた飲み屋に誘うなど店探しにも目覚めたようだ。
負けず嫌いな性格で、触覚にコインを当てると商売運が上がるという虫の像を訪れた際には、大工組合の頭領がコインを当てたと聞くなりハクメイに小銭を借りてまで当てようと挑戦し続けた。

ナライ

CV:津田健次郎
大工組合「石貫会」の頭領。小人である。妻はミコチが尊敬するほど料理の上手いハクヨ。
ハクヨが言うにはナライは肝が小さいらしく、石垣作りの際に大岩が崩れてしまうという危険な出来事に手が止まってしまった。しかし、腕は一流で形骸化していた大工組合に相方のカテンと共に現れると、その腕確かな腕で依頼を次々と片付けていった。そんな二人の活躍によって多くの職人や職人見習いの魂を揺さぶり大工組合を立て直したという逸話もある。
触覚にコインを当てると商売運が上がると言われる虫の像にて、当てるのが難しいとされる奥の触覚に二時間計測をした結果一発で当てたらしい。
ハクメイのことは始め男だと思っており、ミコチのことをハクメイの嫁だと思っていた。

ジャダ

CV:新谷真弓
森の中にある卵の美容室「翡翠の卵」の店主。
訪れたハクメイが、お任せでカットを頼もうとしたところモヒカンにされそうになる。モヒカンが好きらしい。
どこか飄々とした性格で、ハクメイが訪れた時にも元々美容院は休むつもりだった。また噂を聞いたコンジュがカットを頼みに来た際にも、既に飲酒しておりやる気が出ないと断る。さらに後日に訪れても「今朝食べたお団子が硬かったから」という理由で断られた。
お酒造りが趣味らしくリモンチェッロを作ったものの失敗する。ミコチのアドバイスを受けて作り直したものがよく出来たようで、客に振る舞っているらしい。
丸い卵が倒れずに立ってられる理由は、その下にネジで固定しているからだった。秘密にしていたが気に入ったハクメイにだけそのことを教えた。

カテン

CV:土田大
ハクビシンで、石貫会の副長。
石貫会の中では非常に大きな体を持っており、重い荷物や作業員の運搬、高所での作業など大きな体を生かした仕事をしている。会長のナライと共に形骸化してい大工組合を立て直した。
温厚で、新入りのハクメイにも砥ぎの方法を教えるなど優しい性格している。

ハクヨ

CV:中原麻衣
石貫会の会長カテンの妻の小人。
料理上手で有名なミコチが尊敬するほどの、料理の腕を持っている。
石貫会で最も怖い人と言われており、会長で夫でもあるカテンも頭が上がらない。

コハル

CV:小倉唯
コクワガタで、ミコチの家の大楠にセンが勝手に作った部屋に住み着いた住人。
気弱な性格をしているものの決断は早く、家具を買いに来た際には気に入ったものは反対されても買った。
田舎から出て来た為に、マキナタを都会だと思い込んでいる。都会らしい生活に憧れていて、ハクメイとミコチに頼んで模様替えをするもののクワガタの体には合わない家具を選んでしまった為に不自由な生活を強いられ、死にかけてしまったところをハクメイとミコチに助けられた。その後は、模様替えした部屋を元の状態へと戻した。
ハクメイとミコチの家のすぐ上に住むご近所であり、時々お茶をする友人。

ミミ

CV:高橋李依
ミツユビトビネズミでカメラマン。
被写体がカメラを意識しない自然な写真を好み、人々がカメラを意識しなくなるまでひたすら同じ場所で待機するという写真の撮り方をしながら旅をしている。
こだわりが強い為に今まで自分が写真に映ることはなかったが、恩人であるハクメイとミコチに頼まれて一緒に写った記念撮影が初めて自分も写った写真となった。

ライカ

shuichi
shuichi
@shuichi

目次 - Contents