東方Project(上海アリス幻樂団)のネタバレ解説・考察まとめ

『東方Project』とはZUN氏が手掛ける同人サークル「上海アリス幻樂団」が制作してる弾幕シューティングゲームおよび、それらを原作とした漫画、音楽である。
現実世界で忘れられたものが行き着く場所「幻想郷」を舞台に、神話や妖怪がモチーフとなった女の子が引き起こす異変を主人公が解決していく。
魅力的なキャラや世界観、ZUN氏が手掛ける音楽が高い人気をもっている。

第8弾。人間と妖怪がタッグを組んで異変解決を目指すという東方Projectの中でも少し異色の作品。高速移動で人間の自機を操り、低速移動で妖怪の自機を操るといった少し特殊な方法で使い分けつつ操作する。
自機は「博麗霊夢&八雲紫」「霧雨魔理沙&アリス・マーガトロイド」「十六夜咲夜&レミリア・スカーレット」「魂魄妖夢&西行寺幽々子(さいぎょうじゆゆこ)」の4キャラ存在する。

東方花映塚(とうほうかえいづか)

出典: www16.big.or.jp

東方夢時空の対戦型シューティングゲームにスペルカードシステムを取り入れた第9弾。この作品では、東方紅魔郷から東方永夜抄までの中で登場したキャラも一部敵として登場し、そのキャラを自機として使用することもできる。なお、対戦も可能である。
後に「東方文花帖(とうほうぶんかちょう)」で自機となる「射命丸文(しゃめいまるあや)」が初登場し、東方幻想郷でラスボスであった幽香が「風見幽香(かざみゆうか)」として再登場する。

東方文花帖(とうほうぶんかちょう)

位置づけとしては第9.5弾。弾幕シューティングとは違い「弾幕撮影ゲーム(だんまくさつえいげーむ)」という新しいジャンルである。
自機は東方花映塚に登場した射命丸文である。記者である射命丸文は敵の弾幕を切り取ることができるカメラを使い、敵キャラの姿と美しい弾幕を撮影することが目的であるため、敵キャラを倒すのではなく撮影するという一風変わった作品である。

この作品では、東方紅魔郷から東方花映塚まで登場したキャラがほとんど登場する。

東方風神録(とうほうふうじんろく)

出典: www.4gamer.net

第10弾。この作品ではグレイズが廃止されている(グレイズ時になるカリカリ音はなぜか存在する)。
自機は再び博麗霊夢と霧雨魔理沙の2人である。この作品で博麗霊夢とは違う神社の巫女である「東風谷早苗(こちやさなえ)」が初登場し、その後も度々自機キャラとして登場する。

東方地霊殿(とうほうちれいでん)

出典: img01.gamecs.jp

第11弾。東方永夜抄以来となる妖怪とタッグを組んで異変を解決をする。今回は妖怪は一緒に行かず離れた場所で指示を出し力を分けるという設定からか、操作する自機は人間のみであり、タッグを組む妖怪によって自機のショットやボムが変化するといった感じである。
この作品のみ新たに「交信強度(こうしんきょうど)」というシステムがある。画面の上半分に移動したり、グレイズをすると強度のゲージが上がり得点アイテムを獲得したときのスコアが増えていくというものである。また、最大値になると画面上のアイテムを全て回収することができる。

自機は「博麗霊夢&八雲紫、伊吹萃香(いぶきすいか)、射命丸文」「霧雨魔理沙&アリス・マーガトロイド、パチュリー・ノーレッジ、河城にとり(かわしろにとり)」の2機である。(それぞれ、好きな妖怪を選んでタッグを組む)

東方星蓮船(とうほうせいれんせん)

出典: rainbowdevil.jp

第12弾。この作品のみ新たに「ベントラーアイテム&UFO」というシステムが追加された。
ベントラーアイテムはUFOの形をしたアイテムで、赤・青・緑・気まぐれ(赤・青・緑と順に色を変えていく)の4つがある。3つ同じ色で揃えるか3つバラバラの色で揃えると巨大UFOが登場する。巨大UFOは登場してから一定時間、画面上を飛んでいて飛んでいる間はパワーアップアイテムや得点アイテムを吸収し続け、吸収した量でライフの欠片などを落としてくれる。
巨大UFOは撃破することができ、撃破すると画面上の弾幕を全て消し去り、吸収したアイテムの量によってさらにライフの欠片などを落としてくれるのである。

自機キャラは博麗霊夢、霧雨魔理沙に加え東風谷早苗が自機として初登場する。また、1キャラに2種類の武器が存在し、武器によってキャラの目的が変化する。(倒す敵キャラは変わらないが、会話が少し変化する)

ダブルスポイラー ~ 東方文花帖(だぶるすぽいらー ~ とうほうぶんかちょう)

第12.5弾。東方文花帖の続編みたいなもので、自機となる射命丸文が再び敵キャラと弾幕を撮影していく「弾幕撮影ゲーム」である。
今作では、東方風神録から東方星蓮船まで登場したキャラに加えて、博麗霊夢、霧雨魔理沙、東風谷早苗の自機キャラも撮影対象として登場する。

最終ステージでは、射命丸文のライバルキャラ「姫海棠はたて(ひめかいどうはたて)」が登場する。

妖精大戦争 ~ 東方三月精(ようせいだいせんそう ~ とうほうさんげつせい)

出典: www.0en-game.com

第12.8弾。本作は、漫画版の「東方三月精 ~Strange and Bright Nature Deity」第2巻収録の「妖精大戦争」の続きとなっている。そのため、自機は博麗霊夢、霧雨魔理沙ではなく「妖精大戦争」の話に登場した氷の妖精「チルノ」が自機である。なお「チルノ」は東方紅魔郷で初登場し、東方花映塚で自機として出ている。

ショットなどの基本操作は他の作品と同じだが、氷の妖精ならではの技として「アイスバリア」というものがある。自機の周りにバリアを出すことができ、バリアに敵の弾が当たると凍る。凍った玉に別の弾が当たると連鎖的に凍っていく。この凍った弾は当たっても被弾しなくなるので「アイスバリア」をうまく使うことが攻略のカギとなる。
また、自機がチルノなため、ボムもチルノが使うスペルカード「パーフェクトフリーズ」になっている。

東方神霊廟(とうほうしんれいびょう)

出典: www16.big.or.jp

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