東方Project(上海アリス幻樂団)のネタバレ解説・考察まとめ

『東方Project』とはZUN氏が手掛ける同人サークル「上海アリス幻樂団」が制作してる弾幕シューティングゲームおよび、それらを原作とした漫画、音楽である。
現実世界で忘れられたものが行き着く場所「幻想郷」を舞台に、神話や妖怪がモチーフとなった女の子が引き起こす異変を主人公が解決していく。
魅力的なキャラや世界観、ZUN氏が手掛ける音楽が高い人気をもっている。

第13弾。この作品のみ新たに「霊界システム(れいかいしすてむ)」が追加された。敵を倒していくと出る火の玉みたいなアイテムを取ると霊界ゲージが溜まり1つ分溜まっている状態で被弾すると霊界へと突入する。霊界にいる間は自機のショットが強力になり、自機が無敵になるなどかなり強力な効果があるが、一定時間たつと霊界は終了し残機を1つ失う。
霊界ゲージは最大3つ貯めることができ、3つ貯めているときにトランスボタンを押すと霊界へと突入することができる。そして、霊界終了後も残機が減ることはない。

自機は博麗霊夢、霧雨魔理沙、前作に続き東風谷早苗の3人に加え、魂魄妖夢が自機として復活した。この4人が自機である。

東方輝針城(とうほうきしんじょう)

出典: www.4gamer.net

第14弾。東方星蓮船や東方神霊廟などの複雑なシステムがなくなり、すごくシンプルになった作品である。
画面上部に移動すると、アイテムを全て回収することができ、回収した量によってライフの欠片などが落ちてくる。

自機はおなじみの博麗霊夢、霧雨魔理沙に加え、十六夜咲夜が自機として復活した。
今作では「弾幕アマノジャク(だんまくあまのじゃく)」で自機となる「鬼人正邪(きじんせいじゃ)」が初登場する。

弾幕アマノジャク(だんまくあまのじゃく)

出典: tse1.mm.bing.net

第14.3弾。本作では東方輝針城で5面ボスであった「鬼人正邪」が自機となる。なお、博麗霊夢や霧雨魔理沙は敵キャラとなる。
東方輝針城で幻想郷のバランスをひっくり返そうとして失敗し、その後再び異変を起こそうとするが、幻想郷の力を持った妖怪達からお尋ね者にされ幻想郷中から追われる身となった鬼人正邪。次々と攻撃を仕掛けてくる追っ手から逃げ延びることが目的のゲームである。

追っ手は、東方輝針城までに登場したキャラ達で力をそこそこ持ったものからかなり手ごわい敵まで襲ってくる。最大の特徴は、追っ手たちは不可能弾幕という普通にプレイしていたらほぼ避けられない弾幕やスペルカードを使ってくることである。
それに対抗するために鬼人正邪は「一定時間無敵になれるマント」「自分の身代わりになってくれる地蔵」など「反則的なアイテム」を使って攻略していくものである。

東方紺珠伝(とうほうかんじゅでん)

出典: pds.exblog.jp

第15弾。この作品のみ新たに「完全無欠モード(かんぜんむけつもーど)」というシステムが出た。東方永夜抄に登場した「八意永琳(やごころえいりん)」が作った薬「紺珠の薬(かんじゅのくすり)」によって、被弾してもそれをなかったことにして、セーブしたところから何度でもやり直せるものである(スーパーマリオの中間地点みたいなものである)。なおセーブはオートで行われる。

自機は博麗霊夢、霧雨魔理沙、東風谷早苗に加え花映塚で自機としても登場した「鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん・うどんげいん・いなば)」が自機として復活した。
完全無欠モードのためか他の東方Project作品と比べて難易度がかなり高いようである。

東方天空璋(とうほうてんくうしょう)

出典: pds.exblog.jp

第16弾。この作品のみ新たに「季節装備(きせつそうび)」「季節解放(きせつかいほう)」というシステムが出た。季節装備にはメインとサブがありメインはキャラごとに固定されているが、サブは春夏秋冬から自由に選ぶことができる。サブは季節アイテム(敵を倒したり、グレイズで出るアイテム)を取ることで溜まるゲージを満タンにしてレベルを上げることで強化できる。
季節解放は、サブを全て消費して使用することができ、自機の周りに結界のようなものを出すことができる。この結界に弾幕が当たるとアイテムに変化し自動で回収する。

自機は、博麗霊夢(春装備)霧雨魔理沙(冬装備)に加え、久しぶりに自機として復活した射命丸文(秋装備)とチルノ(夏装備で日焼けをした姿になっている)の4人である。

黄昏フロンティアの合同作品

上海アリス幻樂団と黄昏フロンティアの合同作品で、すべて弾幕シューティングゲームとは違い対戦型格闘ゲームである。
基本的にゲーム制作は黄昏フロンティアが、ゲーム中のテキスト、キャラの技名、音楽などはZUN氏が担当している。

東方萃夢想(とうほうすいむそう)

出典: tasofro.net

第7.5弾。使用できるキャラは東方永夜抄での自機キャラ8人と東方紅魔郷にて登場した「パチュリー・ノーレッジ」新規キャラである「伊吹萃香(いぶきすいか)」また、対戦限定であるが、公式のパッチを使用して条件を満たすと東方紅魔郷に登場した「紅美鈴(ほんめいりん)」の11人である。

格闘ゲームということもあり、ダッシュやジャンプ、ガードなど基本の操作があるが、東方ならではの「グレイズ」「スペルカード」「弾幕攻撃」もある。
勝敗は「スペルカードルール」によってきまる。自キャラ選択時にスペルカードを6枚、「壱符」「弐符」の2枚3種から1枚ずつ選んでゲームを始める。最初は壱符を使って戦い、ライフがなくなったらカードは消滅する。そして、弐符を使って戦い弐符を失ったら負けとなる。

なおストーリーモードでは敵キャラは、壱符などは関係なく普通に3枚以上使ってくる。

東方緋想天(とうほうひそうてん)

出典: tasofro.net

第10.5弾。登場キャラは東方萃夢想に登場した「紅美鈴」を除く10人に加え、東方永夜抄に登場した「鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん・うどんげいん・いなば)」
東方花映塚に登場した「射命丸文(しゃめいまるあや)」「小野塚小町(おのづかこまち)」の3人と新規キャラである「永江衣玖(ながえいく)」「比那名居天子(ひななゐてんし)」の計15人である。

前作の東方萃夢想からシステムが変わり、対戦でも壱符の概念がなくなり先に体力を0にした方が勝ちというシンプルなものになった。ただし、ストーリでは同じく何枚もスペルカードを使う敵キャラをあいてにしないといけないが。
新たに「天候」というキャラによってランダムに効果を与えるシステムや「カードシステム」という回復や必殺技などのカードを自由に組み合わせてデッキを構築して戦うシステムなどが追加された。

東方非想天則 超弩級ギニョルの謎を追え(とうほうひそうてんそく ちょうどきゅうぎにょるのなぞをおえ)

出典: tasofro.net

第12.3弾。東方緋想天の追加パッチみたいなものである。新しいストーリーもあり、時系列も東方星蓮船より後のものとなっている。

登場キャラは緋想天のキャラ15キャラに加えて東方紅魔郷から「チルノ」「紅美鈴」東方風神録から「東風谷早苗(こちやさなえ)」「洩矢諏訪子(もりやすわこ)」東方地霊殿から「霊烏路空(れいうじうつほ)」の5キャラを加えた20キャラである。
ただし、非想天則のみの場合は、緋想天から登場するキャラが「博麗霊夢」「霧雨魔理沙」「アリス・マーガトロイド」「パチュリー・ノーレッジ」の4人のみである。
東方非想天則を東方緋想天のアペンドディスクとして使用した場合のみ残りのキャラが使えるようになる。

1ljyuka1225
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@1ljyuka1225

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