幕末Rock(ゲーム・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「幕末Rock」とは、2014年に発売された音楽ゲーム、及びそれを題材としたアニメ・舞台作品。舞台は幕末、幕府の作る天歌(ヘブンズソング)以外の音楽を禁止されていた。ロックを愛する主人公「坂本龍馬」は「高杉晋作」「桂小五郎」、そして序盤は敵であった新撰組の「沖田総司」「土方歳三」の五人でバンドを組み、時代に革命を起こす。

ヘブンズソングの脅威

ヘブンズソングを聞いた者達。もはやホラー。

ヘブンズソングには洗脳効果があり、これを「泰平化」と呼ぶ。
序盤、沖田や土方の歌は泰平化ではなく実力での魅了であった。
しかし井伊の介入により、もはや魅了ではなく洗脳となっていく。
泰平化された人々は白目を剥き、一心不乱に新撰組を応援したり、ゾンビのようにウロウロしたり、龍馬達を襲うこともある。

最終回の展開

最終回、慶喜を救うため龍馬達は江戸城へ入ろうとする。
しかし結界が張ってあり入ることが出来ない。
桂が結界を破るために一人で演奏し、ピースソウルを使いきり倒れてしまう。
さらにその後沖田と土方が敵と戦い、ビームのようなもので撃たれて倒れてしまう。
高杉は火薬をベースに仕込んで自爆する。
まさかの次々にメインキャラ達が倒れていく怒涛の展開のあと、龍馬は慶喜を歌で正気に戻す。
すると慶喜は上空に飛んで行き、そこで羽の生えた全裸のウルトラソウルズに囲まれ、本作のエンディングに使われている「絶頂DAYBREAK」を5人に歌われる。
その歌で奇跡が起こったのか、死んだ井伊が現れて自分にとって唯一無二のアイドルは上様だと慶喜に言い、慶喜は笑顔になる。
その一連の流れを城の下から見ていた民たちは、全員で絶頂DAYBREAKの続きを合唱し始める。
龍馬は高杉たちが死んだと思っていたが、実は死んではおらず、驚いた拍子に龍馬は江戸城の屋根から落っこちてしまうが、下に居た民達が龍馬を受け止め胴上げした。
最終回は大団円で終わり、勢いの良さから視聴者の満足度も高いが、よく考えると超展開過ぎてよく分からない。
しかし本作らしい最終回となった。

何故か上空で全裸に羽の生えた5人に囲まれる慶喜。

「サプライズ!」

サプライズという言葉通り驚きの登場シーンで、ツッコミが追いつかない。

松陰のライブへ行った龍馬達は、井伊の術で操られてた松陰の魂を解放するためライブする事になる。
そこへ「サプラーイズ!」という声と共に白馬に乗った沖田が現れた。
白馬はワイヤーで吊られ空中移動しているが、ライブ会場は屋外で一体何処から吊っているのだろうか。

「静まれ!…静まるんじゃない!」

静まれと言われたから静まったが、静まるんじゃないと言われる。

新撰組のライブ中、土方は黄色い声援を送るファンたちに「静まれぇ!」と怒鳴る。
言われたとおりファンは黙るが、土方は「静まるんじゃない!!」と返した。

『幕末Rock』の主題歌・挿入曲

オープニングテーマ「Jack」

作詞:智
作曲:Tohya
編曲・歌:vistlip

エンディングテーマ「絶頂DAYBREAK」

作詞・作曲:テルジヨシザワ
編曲:大西省吾
歌:超魂團(ウルトラソウルズ)[坂本龍馬(谷山紀章)、高杉晋作(鈴木達央)、桂小五郎(森久保祥太郎)、土方歳三(森川智之)、沖田総司(小野賢章)]

挿入曲

1nayaka1992
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@1nayaka1992

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