ニコ・ロビン／ミス・オールサンデー（ONE PIECE）の必殺技まとめ

ニコ・ロビン（ミス・オールサンデー）の概要

本名：ニコ・ロビン
異名：悪魔の子
コードネーム：ミス・オールサンデー（バロックワークス副社長時代）
年齢：28歳 → 30歳
身長：188cm
3サイズ：B99（Iカップ）、W59、H89 → B100（Jカップ）、W60、H90
懸賞金：7900万ベリー（オハラ消滅後） → 8000万ベリー（エニエスロビー脱出後） → 1億3000万ベリー（ドフラミンゴ討伐後）
所属：オハラの考古学者 → 秘密犯罪会社バロックワークス副社長 → 麦わらの一味考古学者、麦わら大船団
所属船：ゴーイング・メリー号 → サウザンド・サニー号
悪魔の実：ハナハナの実（超人系）
出身地：西の海 オハラ
誕生日：2月6日（「ニ」コ・「ロ」ビン）
血液型：S型
夢：『空白の100年』の謎を解き明かすこと
好きな食べ物：サンドウィッチ、甘すぎないケーキ、コーヒーに合う物
嫌いな食べ物：ガム（のみこめないから）
得意料理：煮物、パエリア
好きな季節：春島の秋
イメージ動物：鶴
イメージナンバー：07、87（ハナハナ）
イメージカラー：紫
イメージマーク：周りに手が咲いている、紫の帽子をかぶったドクロ
イメージ国：ロシア
イメージ県：大阪府
イメージの花：カサブランカ
イメージ職業：客室乗務員
家族に例えると：母
ニオイ：花のニオイ
弱点：海（カナヅチ）
家族：ニコ・オルビア（母）

CV： 山口由里子、小林優子（山口休業時の代役）、永井杏（幼少期）

ニコ・ロビンは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の考古学者。
偉大なる航路（グランドライン）にあるアラバスタ王国を舞台にしたアラバスタ編で敵として登場し、その後麦わら海賊団に加入した。
もともと敵だったこともあり、加入当初はロビンのことを警戒しているメンバーもいたが、司法の島エニエス・ロビーを舞台にしたエニエス・ロビー編（またはウォーターセブン編）でロビンが自身の胸の内を明かしたことで、本当の意味で麦わら海賊団の一員となった。

西の海（ウエストブルー）にあったオハラという島の出身。
オハラは考古学の聖地と呼ばれており、世界中から優秀な考古学者達が集まる島だった。
過去編でロビンの幼少期が描かれた時、ロビンは8歳。その時既に悪魔の実「ハナハナの実」の能力を有していた。
2歳の頃に実母であるニコ・オルビアと別れてから、オルビアの弟一家と暮らしていたのだが、能力者であるため親戚や島民達から「妖怪」と呼ばれ忌み嫌われていた。
しかしそんなロビンを受けて入れてくれる者達もいた。それがクローバー博士を始めとするオハラの考古学者達だった。
ロビンにとってクローバー博士達は拠り所であり、彼らが集う図書館が家と呼ばれる場所だったのだ。
ロビンはそこで勉学に励み、8歳で博士号の試験に満点合格。晴れて考古学者となった。

オハラの考古学者達は、世界各地に点在する「歴史の本文（ポーネグリフ）」に刻まれた古代文字の研究を行っていた。
しかしこの「歴史の本文（ポーネグリフ）」に関する研究は、世界政府が探索や解読を固く禁じている。
オハラの考古学者達が「歴史の本文（ポーネグリフ）」の研究をしていることを嗅ぎつけた世界政府は、オハラに世界政府直下暗躍諜報機関・CP9（シーピーナイン／サイファーポール9）を派遣した。
そしてオハラの考古学者が世界政府が隠し続けている、何人も知ってはならない歴史に触れてしまったことを知り、「バスターコール」を発令。
「バスターコール」で招集された海軍本部中将5人と軍艦10隻という国家戦争クラスの大戦力によって、オハラに住んでいた人々は全て殲滅され、オハラは地図の上から姿を消すことになった。

ロビンは島で出会ったハグワール・D・サウロという海軍に所属していた巨人や、島に帰還していた母親のオルビア、そして海軍の掲げる正義に疑問を抱いたクザン／青キジによって辛くも生き延びることができた。
しかしその時にロビンが「歴史の本文（ポーネグリフ）」の文字が読めることが海軍や世界政府に知られてしまったせいで、8歳にして巨額の懸賞金をかけられ、「悪魔の子」と呼ばれるようになる。
「歴史の本文（ポーネグリフ）」の文字が読める世界で唯一人の人間としてロビンはそれから20年間、世界中から追われる身となってしまったのだ。
幼い子供が一人で行きていくために、ロビンは様々な裏組織に潜り込んでは裏切ってを繰り返す。

ルフィ達と出会ったアラバスタ編で所属していた元王下七武海のサー・クロコダイルが作った秘密犯罪会社バロックワークス（BW）もその一つだった。
その時のニコ・ロビンはコードネーム「ミス・オールサンデー」と名乗っていた。
アラバスタ編が終わった後、ロビンはアラバスタから無事に脱出するために麦わら海賊団のゴーイング・メリー号に密航。
死を選ぼうとした自分を生かした責任をとらせることを口実に、仲間に入れることをルフィに要求し、麦わらの一味に加わわった。

ロビンにとって所属する組織は自分を守るためのただの盾に過ぎなかったが、麦わら海賊団で日々を過ごす内に彼らのことを心から大切にするようになった。
ルフィ達を裏切ることができなくなってしまったロビンは、船大工の島ウォーターセブンで麦わらの一味を生かすために邂逅したCP9に自らを差し出す。
しかしルフィ達はそんな自分を司法の島エニエス・ロビーまで迎えに来てくれた。
そこでロビンは「生きたい」という胸の内を吐露。この一件を経てロビンは本当の意味で麦わら海賊団の一員になったのだ。

ロビンは強さと教養を兼ね備えた美しい女性に成長した。
考古学の知識が豊富で、遺跡や遺骸の調査・分析を得意。
冷静沈着に状況を見極めて、的確で理性的な判断ができる。
ただ先人の残した歴史を粗末にする者や、仲間を傷つけようとする者には怒りを顕にし容赦がない。

ロビンは、一味の中で最も情報や情勢に通じている、クールで頭脳明晰な美女である。
考古学の知識から、遺跡や遺骸の分析・調査能力も備えている。
常に冷静沈着で、的確で理性的な判断をする。
ただし、先人の残した歴史を粗末にする者に対しては怒りを露わにする。

8歳という幼少期から20年を一人で生き抜いたロビンは、悪魔の実「ハナハナの実」の能力を十全に使いこなし、攻撃・防御・隠密など、さまざまな分野に長けた戦いをする。

ニコ・ロビン（ミス・オールサンデー）の必殺技

超人（パラミシア）系の悪魔の実「ハナハナの実」の能力で、自身の身体の一部を対象に咲かせる。
この能力で咲かせた自身の手を駆使した関節技が得意で、混戦や集団戦において無類の強さを発揮する。
相手の攻撃を受け流したり、仲間をサポートするなど技の用途は多岐にわたる。
ただし、咲かせた身体の一部がダメージを受けると、本体もダメージを受けてしまう。また、直接相手に触れることが前提の技となるため、自然（ロギア）系の能力者や、触っただけで相手を無力化する能力者、姿の見えない相手など、触れることが難しい相手には分が悪い。
2年に及ぶ修行の末、大量の身体の一部を合体し巨大化させたり、近距離であれば分身を作り出すことも可能となった。

通常技

クラッチ

「○○咲き」との組み合わせで最も多く使われる技である。相手の体や足元に生やした手で体を拘束し、背骨を極める。固定させた状態で自ら押して極めることもある。

二輪咲き（ドスフルール）「グラップ」

相手の身体に2本の手を咲かせ、男性の急所を強く握る技。
「ウォーターセブン編」でフランキーに使用した。

二本樹（ドス・マーノ）「クラッチ」

相手の身体に2本の手を咲かせ、首の関節を極める技。トビウオライダーズと戦闘した際に使用された。

三輪咲き（トレスフルール）

相手の身体に3本の手を咲かせる。
「アラバスタ編」にて、飛行するペルに使用し、落下させた。

五輪咲き（シンコフルール）

5本の手を咲かせる技。
「空島編」で使用された。

五本樹（シンコ・マーノ）「スパンク」

5本の腕を生やし相手を突き飛ばす技。
「ドレスローザ編」で初めて使用された。

六輪咲き（セイスフルール）「クラッチ」