BECK(ベック)のネタバレ解説・考察まとめ
『BECK』とは2008年まで『月刊少年マガジン』で連載されていた作品で、主人公・コユキの成長と恋愛、バンドの成功を描いたストーリー。2002年に第26回講談社漫画賞少年部門受賞。2004年にはTVアニメ化している。全34巻とガイドブック4冊が刊行され、作中の楽器のシグネチャーモデルも販売された。2010年には水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健人が出演した実写映画が公開となった。
桜井裕志(さくらいゆうじ)
ドラマーでコユキの親友。通称サク。
7歳から兄の影響でドラムを始め、そのグルーヴの良さやリズム感、テクニックなどを評価されてコユキとともにBECKに加入することに決まる。
コユキの中学校に転校してきて、コユキが兵藤軍団にいじめられているのを知っていながら堂々と話しかけたり喧嘩を買ったりする。
普段は真面目で温厚、とても冷静。サクの恋人・弘美ですら「(サクとコユキ)二人の仲には割り込めない」と言うほど仲がいい。
BECKの協力者
ベック
つぎはぎだらけの犬で、なぜかコユキには懐かない。
この犬を助けたことにより、竜介とコユキの縁ができた。
バンド名の由来。
南真帆(みなみまほ)
竜介の父親違いの妹。竜介とは性格を含めよく似ている。
コユキの才能を誰よりも早く見出した。コユキとは恋人関係。
時にエキセントリックな行動でコユキを振り回すものの、コユキはそれでいい、真帆は変わる必要はない、と思っている。
バンドのボーカルや芸能人をしていたこともあるが、どちらも本人に長く続ける気が無くて中途半端な結果になっている。
コユキの英語をトレーニングしたり、川久保がレコード会社との契約をする際通訳をしたりと縁の下の力持ち的存在。
益岡弘美(ますおかひろみ)
コユキとサクが入学した高校の同級生で、コユキとはバイト先の裏で挨拶する仲だった。軽音楽部に入るものの途中退部し、新体操部へ入部。サクの恋人で、よく物販などの手伝いをしている。
斎藤研一(さいとうけんいち)
通称「斎藤さん」。コユキのギターと水泳の師匠で、竜介からもらったギターを壊してしまった時に「直るよこのギター!」と言って修理に出し、その修理代を自分の会社で働くことで返してもらっていた。
水泳になると性格が変わり、いつもは温厚な優しい紳士なのに凶悪なキャラクターへと変貌してしまうため市民プールでは嫌われている。
独身貴族のため趣味にお金を使う余裕があり、昔のロックやギター、風俗にお金をつぎ込んでいる。
ペイジ
斎藤さんが飼っているオウムで、うまいギターの演奏を聞くとさえずるので、斎藤さんは毎日ペイジをさえずらせようとギターを練習している。コユキもその目標を半ばむりやり背負わされる。
石黒泉(いしぐろいずみ)
コユキの幼馴染で、あだ名の名付け親。
コユキの通っていた書道教室からの付き合いだが、当時はやんちゃな女の子だったのに、中学に入ると水泳部のエースで学校のアイドルとなっていた。
The Dying Breed(ダイイング・ブリード)の熱烈なファンで、コユキに初めてThe Dying Breedを聴かせたのも泉。
コユキに密かに想いを抱いていたが叶うことはなく、別の高校へ進学する。
ミッちゃん
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目次 - Contents
- 『BECK』の概要
- 『BECK』のあらすじ・ストーリー
- BECKの結成
- グレイトフル・サウンドでの一夜
- BECK再結成までの道のり
- 『BECK』の登場人物・キャラクター
- BECK
- 田中幸雄(たなかゆきお・コユキ)
- 南竜介(みなみりゅうすけ)
- 千葉恒美(ちばつねみ)
- 平義行(たいらよしゆき)
- 桜井裕志(さくらいゆうじ)
- BECKの協力者
- ベック
- 南真帆(みなみまほ)
- 益岡弘美(ますおかひろみ)
- 斎藤研一(さいとうけんいち)
- ペイジ
- 石黒泉(いしぐろいずみ)
- ミッちゃん
- 小林紗耶香(こばやしさやか)
- 高野拳児(たかのけんじ)
- 佐藤和緒(さとうかずお)
- 川久保彰(かわくぼあきら)
- 山ピー
- 大石円(おおいしまどか)
- ジム・ウォルシュ
- The Dying Breed(ダイイング・ブリード、ダイブリ)
- エディ・リー
- マット・リード
- BECKが敵に回した人物
- 木村栄二(きむらえいじ)
- 蘭
- 蘭の部下
- レオン・サイクス
- F.V.E
- デビット・エリック
- ケビン・エリック
- 死亡遊戯
- 金本健時(かねもとたけとき)
- 片岡段平(かたおかだんぺい)
- 佐久本裕也(さくもとゆうや)
- 笹川睦男(ささがわむつお)
- ROOM 13
- 小野晋吾(おのしんご)
- 黒木哲生(くろきてつお)
- チャイニーズ・ブッキー
- 伝馬薫(でんばかおる)
- 伝馬徹(でんばとおる)
- 五十嵐雄太(いがらしゆうた)
- チェ・今江(ちぇ・いまえ)
- 『BECK』の用語
- アヴァロン・フェスティバル
- クリスティ作石
- グレイトフル・サウンド
- 私立一枝学園高校
- ソリッド・ロック
- ナフ・レコーズ
- BUZZ IN BALLPARK
- Mongolian Chop Squad(モンゴリアン・チョップ・スクワッド)
- ゴミ拾いの夢
- ルシール
- 『BECK』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- コユキが初めて歌うシーン
- 真帆とコユキが学校のプールで泳ぎながら歌うシーン
- サクと出会うシーン
- コユキがThe Dying Breed(ダイイング・ブリード)のシークレットライブで歌うシーン
- ゴミ拾いの夢
- 「BECKの中で必要じゃない人間なんていない!」
- グレイトフル・サウンドでコユキが歌うシーン
- 「オリジナルメンバーでBECKを復活させるために 即 学校辞めて戻ってくる」
- 「おせーよお前!」「おれはあのグレイトフル・サウンドの翌日から後悔しまくりでよ…なんであんなことになっちまったのかって…」
- 「JESUS CHRIST……なんでお前らこんなとこに」
- アメリカのリザード・ハウスでのライブでマットとコユキが共演するシーン
- 「DEVIL'S WAY」をコユキが聴くシーン
- 「レイ お前はおれと同じで音楽をやめたらなにも残らない人間」
- BUZZ IN BALLPARKでエディの死をBECKメンバーが悼むシーン
- 「あなたとおれを引き合わせたのは絶対エディだ!!」
- 「この会社に未練はない」
- 「で なんていうんですか?」「小さい雪ってかいて 小雪ってゆうの!」
- エディがコユキに「DEVIL'S WAY」を聴かせた時に弾いていたギターを渡すシーン
- 「ワビを入れる必要があるのはそっちじゃないでしょうか?」
- 「おれ お前を疑ったことなんてないよ」
- 千葉がラップ・バトルでディスに立ち向かうシーン
- 「大事なのはそれ以上でもそれ以下でもない自分自身をさらけ出すこと!!」
- コユキとの約束を守るため雨の中待ち合わせの場所に立ち続ける真帆の回想
- 「おれのカワイイBECKには 今後は指一本触れさせんぞ」
- レオン・サイクスの前でコユキが「DEVIL'S WAY」を演奏するシーン
- 「誰かになりかわってなにかをしようなんて思わねぇ方がいいって 絶対無理なんだから」
- 「アヴァロン・フェスに出れるってのは確信してたよ エディがあの中に加わってたからな」
- コユキと真帆がイギリスで再会するシーン
- マットが自家用ヘリでコユキたちを迎えにくるシーン
- 「この光景を目の前にして……なにも感じない奴はいないだろ」
- BECKがアヴァロン・フェス二度目のステージに向かうシーン
- アヴァロン・フェスのステージ上で全員が観た白昼夢
- アルバムに入れないとしていた「DEVIL'S WAY」をMV監督としてやってきたジムの前で歌うシーン
- 斎藤が元・恋人の桃子を結婚式場から奪回するシーン
- 「さあ歌って これは君の歌だよ」
- 『BECK』の主題歌・挿入歌
- アニメ
- OP(オープニング):BEAT CRUSADERS『HIT IN THE USA』
- ED(エンディング):meister『My World Down』(1話 - 20話)
- ED(エンディング):sowelu『MOON ON THE WATER』(21話 - 26話)
- 『BECK』の関連リンク