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yourcountryloveのレビュー・評価・感想 (2/2)

かろうじて人間
8

変態的だが耳には残る

Guitar, Vocal: harogi
Guitar: 宮田涼介
Bass: u
Drums: 鮭

2015年に結成されたバンド。2018年現在、リリースされている作品は1stアルバムの「ゾウさんが殺す」、1st Singleの「キーウィがなんかたのしそう」のみであり、オフィシャルHPも存在しますが、情報量の少ないバンドです。ギター以外は名前すら分からない。
情報化社会と言われる中で、この情報量の少なさがまず興味をそそります。

You Tubeでは2曲MVがアップされていますが、メンバー全員が動物のマスクを被っており、素顔は不明です。「かろうじて人間」というバンドの名の通り、最早人間なのかどうかも分かりません。
ギターの宮田涼介さんはソロ活動もされており、そちらで素顔を確認出来ますが…。

楽曲は5拍子だったり6拍子だったり、4拍子のオーソドックスなリズムはむしろ少なく、とにかく変拍子を多用しまくる複雑な楽曲展開になっています。
しかし、メロディーライン自体はポップスの要素を感じさせ、複雑な展開にも関わらずそれを感じさせないサウンドになっており、この危ういバランスが心地良いのです。

歌詞の意味ははっきり言って分かりません(笑)。バンドの中心人物であるharogiさんが何を思ってこの歌詞を書いたのか、そもそも何も考えずに言葉を羅列しているのか、考えれば考える程深みにはまってしまうような歌詞ばかりです。でも、「ひとりになったり、ふたりになったり」みたいに、ジーンと来る歌詞も書いたりしていて、その予測不可能さもまた魅力と言えるでしょう(歌詞はHPで閲覧可)。

総合的に、良い意味で掴みどころの無い、フワフワした感じのバンドです。メンバーのTwitterを見る限り、ここのところ目立った活動は無いようですが、解散・活動休止というわけではないので、新作リリースに期待したいところです。

50回目のファーストキス / 50 First Kisses
10

素敵な話

この映画はハワイが舞台で、主人公は天文学博士を目指しながら旅行代理店で働く遊び人。遊び人なのに星空が綺麗に観れるスポットは秘密だったりするのは以外だと感じました。その遊び人が事故の影響でその日の記憶が寝ると消えてしまう女の子に恋をするお話でその子の記憶がリセットされることを知っても諦めずにアプローチして家族の心も少しづつほぐしていく。それでいて笑いあり、涙ありの感動作品です。笑いあり、涙ありにできるのは純粋なカップルとその周りを引き立てる脇役の存在が大きいからだと思います。最初は50回目のファーストキスという題名から切ない話なのかと思いきやちゃんと笑えるポイントがところどころに散りばめられていました。主人公を演じる山田孝之さんは映画のキャラにぴったりはまり役で相手役を演じる長澤まさみさんもぴったりで脇を固める俳優も個性的な方ばかり。
遊び人の主人公が初めて本当の恋に落ちる場面があり、好きな相手にここまで尽くせるのかと思うくらい甘々な映画でもあると思います。
脇役が盛り上げてくれてるからこその映画が完成するのだと思います。実は映画を観た後に小説でも読みたいと思い、買ってしまうくらいお気に入りの映画です。笑える部分はあまり話していないですがここは聞かずに見たほうが面白さを感じ取れると思います。ぜひ観てください。

ラグナロクオンライン
8

2DオンラインRPG「ラグナロクオンライン」で出会う仲間と手に馴染む楽しさを味わおう

韓国の漫画家・李命進(イ・ミョンジン)の漫画「ラグナロク」が、オンラインゲームの世界で各国で展開された作品です。
原作に沿ってストーリー性に満ちたアップデートが行われており、日本のラグナロクオンラインでは日本界隈のイラストレーターも多く起用されています。
ゲーム画面は2Dグラフィックで、ドット絵で表現されています。
元絵をデフォルメしたものに忠実なドット絵となっており、スキルを使う・ダメージを受ける時のモーションが特徴的でとても好評です。
今はライディングというスキルで、職によって乗れる動物・乗り物も実装されています。
元絵もドット絵も可愛らしく、2Dグラフィックなことから操作も覚えやすい為、馴染む感覚を味わいながらもオフラインゲームとは違った連携や感覚を味わえるゲームです。
毎週日曜日夜にはGvGと呼ばれる対人の攻城戦が行われており、対人専用の用意されたマップで戦えることも特徴です。
時にはワールド対抗戦が運営によって企画され、トーナメント式で、ログイン時キャラクターを作っているサーバー(ワールド)ごとにGvGを行えるイベントなども存在します。勝利したサーバーには、後日恩恵効果などが付与されます。
ファンの手によって各職の昔からの嘆きといった動画も作られており、各職をプレイしながら見ると遊ぶ楽しさが増すことと思います。
他のMMORPGに比べると必要スペックが低いのも特徴で、何か手軽にやってみようという方はぜひプレイしてみてください。

君の名は。 / Your Name.
10

圧倒的力作!

私はこの映画を見るまでほとんど映画を見たことがなかった。だが、このアニメ映画を見て感動し涙し、アニメ映画界に興味を持ってアニメ映画だけは映画館で絶対に見るようにしていた。だが、他のアニメ映画は「君の名は。」と比較するとどれも物足りないものばかりであった。他の方のレビューを見てみれば「よかった」と書いている人もいることから良作だったのかもしれないが、そうであるとすればそれほど「君の名は。」が私に影響を及ぼしたということである。それくらいに「君の名は。」は良かった。
また、先の読めないストーリーにも惹かれた。わかりやすい展開もありはしたが。瀧と三葉が夢の中で入れ替わるが、途中でそれが途切れ、瀧が三葉に会いに行ったというシーンが一番展開が読めなかった。夢の中で入れ替わるが、実は入れ替わっているのは三年前の三葉とであったという事実は予想もつかなくて衝撃を隠しきれなかった。また最後には無事二人は出会うことができて、映画を見終わった後の爽快感も抜群であった。
そしてこの映画の最も魅力的なところが、RADWIMPSと映画の掛け合いである。特にクライマックス付近で流れる歌には感動間違いなし。涙がこぼれてしまうことは必至であろう。

昼顔~平日午後3時の恋人たち~
9

映画『昼顔』…ある意味トラウマ。ショック。でも考えさせられた。

ドラマ版はきちんと観ていない人間です。なんとなく、上戸彩と斉藤工が不倫するやつだよね?くらい。この前テレビで映画版をやったのに、気になっていたのに見逃しまして。結局DVD借りてきて観ました。

うーむ…。結局の感想としては、「面白かった!」
もう会ってはいけない二人が再度出会い(上戸彩がわざわざ会いに行っちゃってるけど…)斉藤工は奥さんの伊藤歩にバレ、バレちゃしょうがねぇくらいに独り身の上戸彩宅に転がり込み、楽しく二人で蛍の幼虫を捕まえながら幸せに浸られてる間、存在を無視された奥さんが二人に関わりながらも正気なふりして壊れていく。

ただ怖い。
けど、上戸彩より一番女だったなぁ。
そして優しいふりして、無神経に不倫相手と籍をいれると言い放った男は奥さんの手で(アクセルもあるから足も)地獄の谷に落ちて死んだのだなぁと。
あと、何より伊藤歩の生命力の強さ!!
自殺も未遂、無理心中も伊藤歩のみ生き延びる生命力!

映画の終盤はホラー映画を観ている様で本当に怖かった。
上戸彩のお腹に芽生えた命も印象に残らないくらいに。
不倫は良くない。みんな不幸になるよ。と、昔から聞いていたけど「こんなん見せられたら絶対、不倫はしない…」と、最後トラウマも抱えつつ、思える映画でした。

カウボーイビバップ / Cowboy Bebop
10

全盛期最高のSFサイバーパンクアニメ!!

この作品は1998年のアニメです。
見た後であなたはこの事実に驚愕するのではないでしょうか。
「こんなに前のアニメなの?」と。

理由は、高品質な作画と1話完結で鋭い脚本が、菅野よう子の1話ごとに異なるジャンルの音楽を最高に盛り上げるからです。
名作に制作時期は関係ない、そのことをあなたに教えてくれる1作であると私は思っています。

作品の時代は未来、人類は地球圏の最奥までの惑星を開拓し、その距離をもゲートと呼ばれる技術で克服しています。
主人公はスパイクという長身の青年、彼はカンフーを繰り出し、またソードフィッシュ号という
モノレーサー(飛行機のようなものです)を駆ります。
その相棒として、ジェットという中年の元警官が付きます。

彼らはビバップ号という宇宙空間を移動できる飛行できる漁船の母艦で、ガニメデやエウロパといった主に木星の衛星圏を舞台として、賞金稼ぎをおこないます。
それでタイトルに『カウボーイ』が冠されているというわけです。
笑いあり涙あり空腹あり金儲け話ありシリアスあり、1話完結としてこれほどお手本のようなアニメが他にあるでしょうか。

ただし、このアニメは当時あまりいい扱いを受けなかったようです。
アニメと暴力とが結び付けられてバッシングされていたことがあったようで、それに配慮してシーンや話まるごとをカットされてしまいました。
その結果、2クール26話が1クール13話まで削られることに。

今ではDVDやブルーレイや配信サービスでちゃんと全部見られます。
当時のアニメ制作現場の悲痛な叫びとも取れる、なぜか挟まれた最終回の総集編以外はね。

ひそねとまそたん / ひそまそ / Dragon Pilot: Hisone and Masotan
10

日本という国を守るドラゴンと乙女たちの物語

航空自衛隊岐阜基地、通称「各務原(各務原)」に、こんもりとした山をくりぬいたような格納庫があります。そこにいるのは一匹のドラゴン、その名を『まそたん』。
主人公はそのまそたんを操縦して空を飛ぶ通称Dパイ(ドラゴンパイロット)の「ひそね」という若い女性自衛官です。

日本には昔から変態飛翔生体(OTF)と呼ばれる生物がいて、国を守ってくれる存在であった、という伝承と、それを今は政府の命で航空自衛隊が管理していて、彼らを守るために、そして隠すために戦闘機で擬態し、操縦するために女性たちが集められている、という物語なのですが。
監督の樋口正嗣氏は「シン・ゴジラ」でも発揮したリアリズムの追及をここでも徹底的に行っており。
さすがにドラゴンの「まそたん」の存在はフィクションではありますが、それ以外の、例えば空自隊員の日常の姿や装備品、舞台となる各務原の風景などを見事に忠実に再現して、見る者をぐいぐいとその物語に引き込んでいってくれます。
物語が進むにつれて明らかになっていくドラゴンの存在の意味と、集められた若い女性ばかりの操縦者たち。
彼女らが挑むミッションの端緒が明らかにはなりましたが、それを温かく見守っているおばあさん(太平洋戦争時にDパイであった『ラバウルの天女』の異名を持つ女性)の瞳には、一見平和そうな時代の風景と、74年前の過去が交錯し、これからの物語の展開に含みを持たせているのです。

Fortnite / フォートナイト
10

欧州で爆発的人気ゲーム

FORTNTIEの一番いい点は、やはりどのプラットフォームでもプレイ可能な点です。PS4やXbox、PCはもちろんのことIphone、最近だとSwitchも対応したらしいです。
バトルロワイヤルゲームということもあり、PUBGとよく比較される事が多いFORTNITEですが、まったく別のゲームになっています。PUBGの運要素を出来るだけ減らし、なおかつPUBGよりも軽く低スペックPCでもプレイ可能です。
アップデート頻度ですが、そこはやはり天下のEPICGAMESとても早いです2週間に一度はアップデートを入れ新たな銃やアイテムが実装されます。
こういったオンラインゲームではよく問題に上がるチート対策ですが、私がプレイした限りでは(プレイ時間500時間越え)一度もそういった者には会ったことがありません。
肝心なゲーム内容ですが、初心者にも上級者にも優しくなっています、先ほども申し上げた通りこのゲームは出来るだけ運要素を取り除いているので、上手な人が勝つといったバトルロワイヤルゲームでは珍しい体験が出来ます、もちろんこのゲームをはじめたばかりの人にも楽しんでもらえるようにショッピングカートを車のように使ったりエモート機能を利用してダンスパーティーを開いたりなどおふざけ要素もたっぷりあります。

SIXX:A.M.
9

元モトリー・クルーのニッキー・シックス率いる現代的バンド。

元モトリー・クルーのニッキー・シックス率いる現代的バンドで、ガンズ・アンド・ローゼズを始め、様々なバンドで活躍してきたギタリストのディージェイ・アシュバとプロデューサーとして活動しているのジェイムズ・マイケルをヴォーカリストに迎えて、元々は映画「ヘロイン・ダイアリー」のサウンドトラックを制作するプロジェクトからスタートし、後に正式なバンド形態へと移行し、最近はハイペースで活動しアルバムを発表し続けています。
まず一枚目の「ヘロイン・ダイアリーズ・サウンドトラック」は全体的な作風が映画のサウンドトラックという事でコンセプト的な多彩な作りになっており、激しい曲から静かな曲まで多岐に渡っています、その中に収録されたストレートな楽曲の「ライフ・イズ・ビューティフル」が展開もドラマチックでものすごく格好良く、このバンドを代表する一曲になっていると思います。
その後も全体的にストレートな作風になっている「ディス・イズ・ゴナ・ハート」、少し古風な時代性の楽曲を取り入れた「モダン・ヴィンテージ」、2作連続のコンセプトアムバムの「プレイヤーズ・フォー・ザ・ダムド」を精力的に発表しています。
ジェイムズ・マイケルは力強い歌声から囁くような歌声まで多彩な表現方法を披露し、ディージェイ・アシュバもメロディアスなプレイから技工を駆使したフラッシーなプレイまで多様な演奏楽曲を盛り上げていて、聴きどころも満載の素晴らしいバンドです。

THE冠
10

笑って楽しめるライブ

ヘビーメタル歌手として活動されている冠徹弥さん。
舞台やバラエティー番組、ナレーションなど多方面で活動しています。
北斗の拳のような鉄兜と鎧姿をテレビで見た事がある!って方も多いと思われます。
冠さんは1991年にメタルバンド「SoWhat?」を結成し、吉本興業の音楽部門からデビューします。
2003年に解散後は、ソロプロジェクト「THE冠」として現在も活動されています。
THE冠の曲はカッコよくてキャッチーなメロディーに、熱い男の心情や日常を乗せて、ハイトーンシャウトを決めながら歌っています。
冠さんの魅力は何と言ってもライブ。
ヘビメタを聴いたことがない方でも間違いなくハマってしまいます。
冠さんは関西人ならではの煽りや面白いMCで、たくさんのお客さんを笑わせてくれます。
お客さんは曲に合わせて拳を上げたり、ヘドバンしたり、モッシュしたりと各々が自由にライブを楽しんでいます。
曲を知らなくても必ず楽しめます。
初見の方からも楽しかった!面白い!と評価が高いライブに、皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?
曲を知りたい方は、最新アルバム「奪冠」や、ベスト盤2枚を聴いておけばセトリの殆どを制覇できます。
たくさんの人に冠さんの曲とライブを楽しんで欲しいです。

プリパラ
8

毎週が神回!全てはライブの為に!

テレビ東京系のアニメ「プリパラ」は、ゲームセンター等で未就学児を中心に大人気のカードゲームを原作にした女の子の成長を描いた作品です。
主人公の小学六年生・真中らぁらは、そこに行けば誰もがアイドルになれる「プリズムストーン」で先にアイドルデビューしていた女の子・みれぃと出会いペアを組みます。二人はやがて憧れのクールアイドル・そふぃとも仲良くなり、自分のチケットであるトモチケを交換。アイドルトリオ・「ソラミスマイル」としてデビューしライブで参加者の「いいね!」をたくさん貰うことでアイドルのランクを上げていきます。その中でライバルチーム「ドレッシングパフェ」や「アルマゲドン」「トリコロール」たちと競い合い、最高ランクである「神アイドル」を目指して日々プリズムストーンに通います。当初らぁらが通うパプリカ学園ではプリパラが禁止されていたり、新曲のライブで行うパフォーマンスで意見が合わなかったりと一筋縄では行きません。それでも毎回お話の最後には誰かしらのライブが行われだいたい丸く収まります。そう、まさに全てはライブの為に何かが起こると言っても良いでしょう。その中でも最もお話が動いたのはプリパラのシステムを司る女神・ジュリイの登場ではないでしょうか。ジュリイは双子の妹である次期女神・ジャニスにプリパラとアイドル、アイドルに憧れる女の子を直に見てその尊さ、健気さやひたむきさを感じて欲しいがためにらぁら達の現実世界に赤ちゃん・ジュルルとして現れ、アイドルに厳しく規律や誠実さを求めるジャニスの考えを改めてもらうべくらぁらたちを神アイドルに導こうとします。しかしジャニスも「ちり」という子を自分の理想的なアイドルにすべく奮闘。そこにらぁらの妹・のん、野性的なペッパーらとチーム「ノンシュガー」を結成。神アイドルを決めるグランプリを競う間にジャニスがジュリイの真意に気づき純粋にノンシュガーを応援します。数ある候補から勝ち上がったソラミスマイル。遂に神アイドルに…と、思いきや最後の難関はジュリイとジャニスのペアとの対決。素晴らしい両者のライブはソラミスマイルの勝利で幕を閉じたと思った直後、ジュリイはシステムのバグとして消去の危機に。思わず手を伸ばすジャニスも囚われプリパラは崩壊寸前。そこでらぁらの取った行動は…無論、ライブ!そして全ては無事丸く収まります。そこには有無を言わせぬ感動があるのです。

牧場物語 コロボックルステーション
9

全く新しいゲームをしているかのよう

全てタッチパネルのみでプレイすることができる牧場物語シリーズでも珍しい作品。
わすれ谷とミネラルタウンの住人が一挙に登場する出血大サービス商品である。と言ってもミネラルタウンに行くことはできない。
タッチパネルのみで操作するのはなかなか面白く、まったく新しいハードでプレイする錯覚に襲われる斬新な良ゲー。
なぜ、登場人物の名前が違うのか謎だが、どうやら数世紀後の子孫の話という設定のようだ。わすれ谷では結婚できなかった相手とも結婚できるようになり、結婚できる相手の多さは史上最多ではないかというほど。ワンダフルライフが少々大人向けのゲームだったため、多少対象年齢を下げる工夫が台詞や性格などになされており、逆にワンダフルライフへの愛着が強まるのもいい所だ。又、このゲームにしか登場しない「サーカス」なるものも登場する。また、キャラデザの違うコロボックルが100匹以上登場し、採掘場は地下へ行けるらしい。これでミネラルタウンで映画でも観にいけるなら最高だったのだが。あと、主人公はワンダフルライフの主人公のキャラデザでいいって…。あと、ムー(ムームー)は安定で可愛い。

はたらく細胞 / Cells at Work!
10

身近なはずなのに面白い展開と魅力的なキャラクター

『月刊少年シリウス』(講談社)で2015年から連載しているマンガです。作者は清水茜さん。
まず、画力がすごい。ストーリーのイメージから若い作者さんかな、と思うのですが、戦闘シーンの迫力や人体の描き方が、ベテランの少年漫画家さんのように、正確さと激烈さがミックスされていて引き込まれます。
戦闘シーンと書きましたが、そうです。これは人間の体の中にいる細胞のお仕事を紹介しつつも、外から侵入する菌やウイルスを退治する場面も見どころのひとつなんです。
主人公は、女性の「赤血球」さんと男性の「白血球」さん。
キャラクターの服装も、本物の細胞らしさを残したデザインで、なかなかうならされます。たとえば赤血球だと、子供の頃に理科の授業でならった、あの中央がへこんだ楕円形を思い起こすでしょう。この作品では、赤血球たちの帽子が、その形になっているのです。
白血球の方も、私は不勉強で知りませんでしたが、菌やウイルスを発見した時にレセプターという受容体で感知するそうなのですが、それをクイズ番組の回答方法のような丸い看板で表しています。
面白いキャラクターはほかにもたくさんいます。キラーT細胞、マクロファージ、記憶細胞、樹上細胞……この漫画を読む前は、こんなふうに細胞の名前を並べられても「なんだか難しそうだなぁ」としか思わなかったのですが、今ではそのキャラクターの顔と一緒に体の中での働きが頭に浮かんできます。
もちろんマンガなので、実際とは違う表現や働きもあります。そもそも擬人化されていますし。
それでも、一番身近なのに意外と知らない自分の体、その中で毎日起こっている雑菌と細胞の働きを知る、よいきっかけになると思います。

地球防衛軍5 / Earth Defense Force 5
9

ずっと前から飽きずにプレイしているゲーム

地球防衛軍シリーズは、プレイステイション2の時代から10年以上続いている人気のシリーズです。私は、初代「THE地球防衛軍」からずっとプレイしています。
プレイヤーは地球防衛軍の一員になって、レンジャーやエアレイダーなどの兵科を選び、大量に襲ってくる巨大な地球外生物と戦うというストーリーです。
初代の頃から、このストーリーは全く変わらないのですが、やはり新しい地球防衛軍が発売されるとなると発売前から楽しみで、とても期待します。
「地球防衛軍5」をプレイしたのですが、一番驚いたのはグラフィックの綺麗さです。プレイステーション4でのリリースということで、PVなども見ていたし、綺麗になるのは知っていたのですが、やはり実際に見てみると、その綺麗さに驚きましたし、動きも滑らかで処理落ちが目立っていたころとは全く違い、ストレス無くプレイすることができました。また、基本的なストーリーはやはり同じなのですが、世界観が違っていたり武器の組み合わせによるパラメーター表示など前のシリーズとは違う点も多いです。また6が発売されるのであれば、迷わず買います。

花ト散るらん
9

日本の美しさをつめたバンド

今回はイチオシの知る人ぞ知るバンド「花と散るらん」について。
海外でのフェスに出場経験もある彼女たちは、まず見た目から心を掴みます。黒髪ロングの着物を着た美人ボーカリストにイケメン3人が脇を固めます。ステージ上では裸足で、コケシだとか、カルタだとか、メンバー名も和風です。
ライブバンドなので、確かな演奏力なのは言うまでもなくですが、一曲一曲にストーリーが見えるというか明確なコンセプトを感じます。特に自分は、日本独特な控えめエロチシズムを随所に感じるのです。それは例えるならばアダルトビデオのようなあからさまなエロではなく、浮世絵に描かれている男女絶対入ってるよねーきゃっ……っていう控えめ綺麗系エロチシズムなのです。彼らのパフォーマンスを見て聞くと、日本は美しい国で日本で生まれてきてよかったな、とすら思います。この何ともいえないニュアンスは是非ライブ会場に足を運んで感じて頂きたいと思います。MVもYouTubeで上がっている人気曲「キャンディ」ではチュッパチャプスを配ってくれたりしますよ。活動は都内近郊が多いですが色々なところで見れたらいいなと思います。

紅心王子
8

恋がしたくなるラブファンタジー

紅心王子はスクウェア・エニックスが発刊している漫画雑誌ガンガンで連載されている漫画です。
魔界の王子であるさくら紅次郎が悪魔界を脅かすことになると言われる人間の魂を奪うため、人間界に降りたところ、ひょんなことから人間の女の子である小梅田花の家に居候することになる話です。魔界の王子兄弟や狼少年、天使なども出てくるドタバタ系ファンタジーコミックに仕上がっています。
少年雑誌の中で珍しく王道系のラブストーリーで、思春期独特の胸がきゅんとするようなストーリーになっています。ヒロインの花ちゃんが明るく、健気で、真面目で、それでいて何処か儚げな弱さもあり、現役の男子中学生や男子高校生にオススメしたい漫画です!
花ちゃんの想いや優しさに触れ、今好きな人や恋人がいる人はその人がより一層愛おしくなるような、今好きな人がいない人でも思わず恋がしたくなるような、心を大きく揺り動かされること間違いなしです!
少年誌なのでバトルアクションやファンタジー要素も充実しており、全体を通しての作画も綺麗で、男の子達もイケメン揃いなので女子にも男子にも自身を持ってオススメできる1冊です!

ゴールデンタイム
8

ゴールデンタイム感想

「ゴールデンタイム」という作品は、ラブコミックスで、簡単説明すると「記憶喪失」をテーマにした内容になっています。
主人公である多田万里は、中学生の時のある事件により記憶喪失になってしまいます。名前や住所、これまでの生活全てを忘れてしまうのです。記憶を無くす前の自分と、無くしてしまった自分を比較されるのが嫌で、自分を知っている人のいない土地へ行こうと都会の大学を受験し、そこへ進学することにします。
東京の大学の入学式で、柳沢みつおと知り合いになります。みつをも地方出身で、二人はすぐに意気投合します。そこへ、みつおに向かって「私と結婚する運命なの」といって、一人の美女が現れるのです。
彼女は、みつをの幼なじみで加賀こうこ。幼いころからみつをと結婚するのだと思っていて、みつおを追いかけ回しています。見た目はきれいだけれど、中身が危ない女の子です。
みつおは、こうこから逃げるため大学に入りましたが、ストーカーのように追ってきています。そんなこうこに対し、みつおは辛辣な態度を取り続けます。
それを間近でみていた万里は、段々こうこのことが気になり始めます。ある時、新入生勧誘にかこつけて万里とこうこが攫われてしまいます。何とか逃げ出すも、森の中に二人行き場を無くしてしまうのです。二人きりになったことで距離が縮まったのか、そこで万里が自分が記憶喪失の人間であることをこうこに打ち明けます。
距離が縮まった二人は、内緒で付き合い始めるのことになるのです。記憶喪失の葛藤、付き合う者の苦労が描かれている作品だと思います。
恋愛漫画ですが、それだけじゃない、人間の中にある心情が描かれた作品だと思います。

yasu / 林保徳 / Acid Black Cherry / アシッドブラックチェリー
9

かっこよくオシャレな天使の歌声

Acid Black Cherryは元Janne Da Arcのボーカルyasuのソロプロジェクトですが、かなり歌声が綺麗なんです。かっこよさ、クリアで伸びのある声、おまけになんかオシャレな感じに聴こえます。ビジュアル系のボーカルの中では他に当てはまらない個性的で素晴らしい声だなといつも関心しています。
どうやったらそんな声になるのかなと思っていて、カラオケなんかでyasuの歌い方を真似してもなかなか出来なかったです。てか、基本的にキーが高いので声を出すのがやっとの状態でした。聞いたことあるんですが、yasuは家での歌の練習は8時から23時までだったそうです。ものすごい練習量ですよね。yasu的には好きなことしてるのだから努力と思っていないらしいです。
あと、音楽は芸術なのだからその歌に芸術性があればそれでいいらしいですね。芸術に答えを求めたらいけないと言っています。その言葉を聞いて、やはり言うことがトップアーティストだなと感動しました。今は首を痛めてるみたいで、一時に活動をお休みしてるみたいですが、また復活したらyasuの天使のような歌声を聴けることを期待しています。私もyasuのような歌声になれるように楽しく練習していきます。

藤木直人
9

センス光る!藤木直人

藤木直人さんにかなり以前から注目していますが、あらゆる面においてそのセンスの良さが光っています。容姿端麗は勿論ですが、ファッション、トーク、そして演技。知性の裏付けがあると思います。
ライブも参加しましたが、進行からグッズまでセンス抜群です。
出演するドラマ、舞台、CMなど藤木さんが出演するとすべて良く思えます。例えば2017年の舞台「魔都夜曲」。昔の上海をテーマにした音楽劇でしたが、非常に魅力的で藤木さんが登場するだけで舞台全体が輝くようでした。なかなか他にはいない、魅力あふれる俳優さんだと思います。
また、日本酒のCMに出演されていますが「日本酒」のイメージを変えるくらいの新鮮さ、爽やかさには驚きました。
音楽活動もずっと続けていらっしゃいますが、楽曲それぞれに藤木さんの個性、センスを感じます。単にファッションセンスと言うだけでなく、演技、司会、歌、それぞれにセンスが光っています。これだけ幅広く活躍されていて、すべて華麗にこなす、、芸能界においても、不動のポジションを確立されていると思います。光っています!

ユナイト / UNiTE.
9

終わらないバンド

メンバーはボーカルの結、ギターの椎名未緒、LiN、ベースのハク、ドラムの莎奈。多面性がある楽曲からライブパフォーマンスまで一切気を抜かないヴィジュアル系バンド。メンバー全員元々活動していたバンドが解散し解散や脱退が多いバンド界で終わらないバンドとして活動しています。
ドラムの莎奈は体調不良により脱退した元ドラムゆきみに代わり加入した人物。彼もまたユナイトの大ファンでありました。
そんな彼らの楽曲はロック系からバラードまでさまざまで特にリーダーでもある椎名未緒が手がける歌詞は他とはまた違うストーリー性となっています。彼の歌詞は物語のように綴られ歌わない箇所も描かれています。よりその曲の意味や内容が伝わってきます。ギターのLiNはポップテイストな楽曲が多くライブでも人気の曲も多数あります。ボーカルの結はストレートな歌詞で自分の思いのままを描いた曲が多いです。ドラムの莎奈は現実感を描いた曲が多くこのメンバーが集まってこその楽曲に華が咲いています。
悲しい別れや決断を経験した5人だからこそバンドに対しての強い思いや夢や願いを叶えようとする努力が一番感じられるバンドではないかと思います。本当に素敵な楽曲があるので是非聴いてみてください。