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yagurabougin2のレビュー・評価・感想

アドレナリン / Crank
7

興奮し続けないとあの世行き!?映画『アドレナリン』

映画『アドレナリン』は2006年に公開されたアメリカのアクション映画。最強のハゲと名高いジェイソン・ステイサムが主演を務める。
話の内容としては、フリーの殺し屋「ジョブ」は睡眠中に、宿敵である「リッキー」(ホセ・パブロ・カンティージョ)に中国製の毒薬を盛られてしまう。
毒は死への時限装置であり、タイムリミットは1時間。「リッキー」を探し出し、解毒剤を見つけるのは不可能な状況だった。しかし、毒の作用を止める唯一の方法……。それが、映画のタイトルにもある通り「アドレナリン」だ。

毒の作用を止める為、アドレナリンを出し続けなければならない「ジョン」。少しでも興奮しない状況になれば、心臓が止まってしまう。
「ジョン」は多種多様な方法でアドレナリンを出し続ける。レッドブルーを大量に飲み、ゴロツキに喧嘩を売り、車の破壊、コカインの大量摂取、除細動器で心臓に電気ショックを与え、チャイナタウンのど真ん中で恋人と公開S〇Xを行う。
全ては解毒剤を持っているはずの「リッキー」を見つけ、復讐するためだ。

アドレナリン分泌と連動して、常に興奮を抑えられない手汗握るシーンの連続である。見てるこっちもアドレナリンの放出が止まらない作品となっている。

【推しの子】 / Oshi no Ko
8

転生モノかと思ったら実は…?

『推しの子』はテレビやTwitterなどで聞けるあらすじで、自分の推しアイドルの子供に転生した人達の転生物語、キラキラアイドルの成長漫画と思っている方多いですよね。
私も最初「アイドルか?…自分の好みじゃないかな」と、興味が無く読んでいなかったですが、漫画の可愛い絵柄に惹かれ読み始めました。

最初は主人公アイの不安定ながら完璧なキラキラとしたアイドルを目指すアイドル活動と、記憶を持ってアイの隠し子として生まれた喋れる双子の赤ちゃんと、周りの人との面白い掛け合いを見れるほのぼの漫画のような内容でした。ところが1巻で主人公だと思っていたアイが殺されてからは、双子の男の子の方が犯人に復讐をする為に情報を集める、サスペンスチックな内容になりました。

読み始めた理由のアイが死んでしまった瞬間は読むのやめようかな…とも思ったのですが、あまりにも内容が面白くそのまま読み進めてしまいました。
内容が推理や復讐だけだと疲れて飽きてしまうのですが、合間合間に恋愛要素やギャグ要素、業界の裏話などがあるおかげで飽きないです。

『推しの子』はキャラクターが全員完璧じゃなく、人間性があるので愛着が湧いたり共感がしやすいのが特徴ですが、しっかりと全員深堀りしてくれるので推しができやすいです。
ちなみに私の推しは有馬かなちゃんで、ちょっと偉そうなのに本当は不安がちなところが凄く可愛くて応援したくなっちゃいます!笑
ぜひ1巻で辞めずに読んで自分の好きな子を見つけて欲しいなと思います。

Ado / アド
8

魅了し続けてくれる歌手!

令和を代表するアーティストのAdo。
楽曲を発表すれば必ず注目を浴び流行しましたが、数ある魅力の中でやはり1番は圧巻の歌唱力でしょう。
ブレのない音程と音域の広さ、とにかく歌が上手いんです!
力強い歌声にがなり声、高速のラップ、それに対する高音のビブラートやささやき声など、まるで様々な自分の気持ちをぶつけられているようです!

街中で曲が聴こえてくると、その後しばらく口ずさんでしまう中毒性があり、そんなメロディーと多様な歌声が相乗効果をもたらしてAdoの魅力が爆発しています。

Adoといえば、「うっせぇわ」をはじめ、「ギラギラ」「踊」などの代表曲がありますが、これらはまさに、中毒性のあるメロディーとメッセージ性を感じる歌声がマッチングしています。
中には過激な歌詞もあり、聞く人の鬱憤や内に秘めた思いを代弁し、世の中に叫んでくれているように感じます。
この叫びに同感して親近感がわく人も少なくはないでしょう。
耳に残るだけでなく、心に響くからこそ他の曲も聴いてみたいと思わされます。

過激な歌詞に抵抗がある人は、映画『ワンピースフィルムレッド』の主題歌・劇中歌でもあった「新時代」「私は最強」「風のゆくえ」などがおすすめです。
ワンピースの世界観に合わせていることもありますが、元気が出る・背中を押してくれる曲になっています。
新たな魅力を見せ続けてくれるAdo。是非1度聴いてほしいアーティストです。

そんな彼なら捨てちゃえば? / He's Just Not That into You
8

そんな彼なら捨てちゃえば?

この映画で終始取り上げられることは、本当にその彼は自分に気があるのか?という事です。
主人公のジジは相手の男性とデートをしますが、デート後に何の音沙汰もありません。
そこで周りの女友達に相談を持ちかけます。「彼とのデートはうまくいった」と。
「相手の男性は楽しかった、会えてよかった」と言い、すごく好意的だと友人に伝えます。
そんなに良い雰囲気だったのに、なぜ連絡が無いのかをあれこれ推測してジジを励まします。
この映画を見ていると色々な国の女性たちが登場して、皆言うのです。
「彼はあなたを大切に思ってるのよ」とか、「好きだから意地悪するの」と。
不思議なのは文化が違えば考え方も違うだろうに、なぜか共通した考え方で、
確かにこの映画の様な場面では同じことを伝えたり考えたりしていると思い、面白いなと感じました。
ジジはデートした相手が普段行くバーに押しかけます。そこで出会った店主に彼との事を相談するのです。
すると店主は、相手に気がないと伝えます。その気があればとっくに行動に移していると諭します。
普段ならわかるであろう相手との距離感や相手の反応に鈍くなってしまうのです。
確かに主人公のジジの様な偏った自分に都合の良い考え方をして、相手の行動や態度を勘ぐっている人もいるだろうと思います。
これは女性でも男性でも起こりうることで、1人勘違いして舞い上がっている主人公を観ながら、
恋は盲目という言葉がある様にやはり同じ立場ならあれこれ都合よくとってしまうかもしれないと思いました。
飛び抜けた悲劇がある訳ではなく、日常のあちらこちらにある、誰でも1度は経験したであろう身近に感じる映画です。

天使にラブ・ソングを… / Sister Act
10

すごく楽しい気持ちになります。

・あらすじ
パッとしないクラブでの歌手をしていたデロリス。ある日、マフィアの恋人が手下に殺人をさせている所を目撃してしまう。
報復を恐れデロリスはサザー警部のツテで自分とは真逆の世界、修道院へと匿われることになる。
そこでの生活を嫌々ながらも自分の居場所を見つけていくが…。
騒動と歌を主としたコメディー作品です。

・感想
すごくおすすめ作品です。
主人公のデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)の憎めないキャラクターやキラキラした目が大好きです。
初めは修道院での生活を嫌々過ごしていたデロリスが歌(聖歌)を通して皆んなの気持ちを一つにし、閉鎖的だった修道院を解放し社会奉仕まで行うようになる、
どんどん視野が広がっていくストーリーにパワーを感じ観ているこちらまでもが活動的にパワーをもらえる作品です。
特に、聖歌隊の1人のシスターの声が小さかったのがデロリスの指導で声が出るようになり、自分に自信をつけるシーンは大好きです。
デロリスの飾らない真正面から問題に取り組む性格がみんなを一つにし、認めてくれなかったシスターも最後はデロリスをシスターと認め助け合う。
仲間として絆を深める女の友情にも感動しました。
ドタバタ劇も面白く、私自身が落ち込んだときに鑑賞しパワーを頂いている作品です。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック / Now You See Me 2
8

映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』感想・レビュー

映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(原題『Now You See Me 2』)の感想・レビューを書いていきます。
この作品は『グランド・イリュージョン』(原題『Now You See Me』)の続編となっています。

リーダー格のアトラス、催眠術師のメリット、カード使いのジャックやディラン、ルーラといったメンバーがいるホースメンという一流マジシャンのグループが、マジックを使って悪役の悪事を華麗に暴いていくという作品です。
演じた俳優自らがマジックを練習し、ほぼCGを使用していないのでリアルなマジックが楽しめます。
特に物語中盤のトランプを使ったカードトリックやゲリラライブの天候を操るシーンなどは圧巻です。
興奮すること間違いなしだと思います。
またマジックだけでなくストーリーも素晴らしいです。ラストのどんでん返しには驚かされるでしょう。
前作から張られていた伏線を回収するシーンは爽快です。

ど派手なトリックとイリュージョンで悪を暴く爽快なエンターテイメント映画なので、頭を空っぽにして楽しむことができると思います。
気分を上げたいときに最高な映画です。
ただ前述のとおりシリーズ2作目なので前作の『グランド・イリュージョン』を先に見ることをお勧めします。
そちらの映画もみたら必ず満足できるでしょう。ぜひご覧ください。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

世界一のバスケット漫画です

とある高校の弱小バスケットボール部が全国制覇を目指して一歩ずつ前に進んでいく内容で、実質1年間の物語です。
バスケットボールの知識などないド素人の主人公が加入し、ケンカや揉め事をとおして一癖も二癖もある仲間と通じ合い、名監督と出会い、ゆくゆくは最高のチームになり強豪高校と試合して勝ち進んでいきます。
万年補欠選手のとんでもない活躍、大事な試合で負けてしまったけどそのショックを乗り越えていくお話など、読者を飽きさせない内容になっています。
結果的に、全国大会に出場し絶対王者と試合する展開になり、その実力の差をまざまざと見せつけられて意気消沈してしまいますが、自分はド素人だからもう勝てないなんて思ってないと言う主人公の発言と行動に発奮され、他のチームメイトも次第に自身の限界を超えたパフォーマンスを見せていきます。
とうとう王者を追い詰めるところまで迫ってきたとき、王者の勝利を信じてやまない観客も徐々に主人公側の応援に傾きはじめます。
全員がフルパフォーマンスを出して残りわずかの時間でやっと勝ち越したにも関わらず、落ち着いた様子で逆転してしまう絶対王者。
残り1分ほどでどのような展開になりどちらが勝利するのか、その後はどんな展開が待ち受けているのか、是非ご一読いただきたい漫画です。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 / こち亀 / KochiKame: Tokyo Beat Cops
7

ギャグ、コメディ、アクション 少年漫画感想

1976年から2016年に至る40年間、週刊少年ジャンプにて連載されていた秋本治原作の漫画作品で、亀有公園前派出所に勤務する不良警官の両さんこと両津勘吉を中心に周囲の人々が繰り広げるギャグ時折人情を基本1話完結で展開されていきます。
40年という長期連載、コミックス全200巻というジャンプは勿論、日本の漫画誌においても最高記録を更新する記念碑的な作品になっていて、本作の影響力の高さを物語っています。
1話完結と言ってもギャグ全開のものから時事・流行を皮肉るもの、時にはギャグが一切ない人情話とバラエティに富んでいて(本作は秋本治氏の主張や趣味がダイレクトに反映される作風になっているのも特徴です)、破天荒な両さんの生き方に時に笑いを交えつつ、つい考えさせられる事もあるそのふり幅が様々な世代の読者を魅了したと感じられます。
連載中はこのように長期連載を更新していた作品だったので、30周年アニバーサリーの際には連載してるすべての作品に両さんを必ず忍ばせるといったお遊びもあったりとジャンプの看板の一つだったことは言うまでもなく、TVアニメ化や映画、実写化など多方面で映像化されましたが、それら以上に長く続いた原作の力には圧倒されます。
そのため、3年前の連載終了の際にはひとつの時代が終わったような気持ちになりました(とはいえ最終回自体は寂しさを感じさせないこち亀らしいドタバタ劇で幕を降ろし、本作らしいと言えましたが)。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

久しぶりに少年漫画にハマりました!!

大人になってから漫画やアニメを見る機会が減る一方でしたが、たまたま配信サイトで呪術廻戦を見たのがきっかけでした。めちゃくちゃ面白いです!内容は、少し血の表現や“呪い”と呼ばれる化け物が斬られたり人が死ぬようなところもあるので、そういった表現が苦手な方は注意が必要です。主人公が素直でポジティブ思考なので、応援したくなるような気持ちにさせられます!また、脇役や敵のキャラクターもみんな魅力的で、見ていて楽しいのでとてもおすすめです。中でも、五条悟というキャラクターは普段は目隠しで顔を隠している事が多いのですが、あるお話の時、ついに素顔が明らかになり…。ものすごくイケメン!もう惚れちゃうレベルでイケメンの美青年なので、虜になってしまいます。容姿端麗でとても強くかっこいいです。女性が好きになりそうなキャラクターだと思います。性格は少しサイコパス気質なところもありますが、それ以外は本当にパーフェクトです。五条悟の素顔を見てから、ますますハマって続きが気になって仕方がありません!!!主人公や同じ高専の子たちの成長がこれからも楽しみです。自分はアニメから入ったので、原作はこれから購入予定です。手っ取り早く見るのであれば、アニメがおすすめです。