アドレナリン / Crank

アドレナリン / Crankのレビュー・評価・感想

アドレナリン / Crank
7

興奮し続けないとあの世行き!?映画『アドレナリン』

映画『アドレナリン』は2006年に公開されたアメリカのアクション映画。最強のハゲと名高いジェイソン・ステイサムが主演を務める。
話の内容としては、フリーの殺し屋「ジョブ」は睡眠中に、宿敵である「リッキー」(ホセ・パブロ・カンティージョ)に中国製の毒薬を盛られてしまう。
毒は死への時限装置であり、タイムリミットは1時間。「リッキー」を探し出し、解毒剤を見つけるのは不可能な状況だった。しかし、毒の作用を止める唯一の方法……。それが、映画のタイトルにもある通り「アドレナリン」だ。

毒の作用を止める為、アドレナリンを出し続けなければならない「ジョン」。少しでも興奮しない状況になれば、心臓が止まってしまう。
「ジョン」は多種多様な方法でアドレナリンを出し続ける。レッドブルーを大量に飲み、ゴロツキに喧嘩を売り、車の破壊、コカインの大量摂取、除細動器で心臓に電気ショックを与え、チャイナタウンのど真ん中で恋人と公開S〇Xを行う。
全ては解毒剤を持っているはずの「リッキー」を見つけ、復讐するためだ。

アドレナリン分泌と連動して、常に興奮を抑えられない手汗握るシーンの連続である。見てるこっちもアドレナリンの放出が止まらない作品となっている。

アドレナリン / Crank
8

面白いB級映画

何も考えずにただただ笑える映画です。
敵に薬を打たれて、アドレナリンを出し続けないと死んじゃう殺し屋が、アドレナリン出し続けながら敵を倒す話です。はっきり言ってバカな映画です。薬を打とうとしたり、栄養ドリンクがぶ飲みしたり、恋人とチョメチョメしたり、あほなことしかしてません。でも、それが面白いです。何度見てもなんか笑ってしまいます。こういうB級映画を待っていたという感じです。
主役はジェイソン・ステイサムでいかにもアドレナリンを出しそうな男だし、ある意味かっこいいなと思いました。私なら、どうするかなと考えたりしました。でも、実際にはアドレナリンを出し続けるなんて無理だし、出し続けたらそのこと自体が体に悪いような気がします。なんか、ランナーズハイとか言いますが、それが何時間も続いたら血管が切れそうです。ジェイソン・ステイサムはそういう常人なら死ぬようなことをするのがよく似合います。あと、恋人役の女優も軽い感じの美人で可愛らしいです。
一見、キワモノ映画ですが、この映画はなんと続編があります。バカな映画ですが、ファンが多いのだと思います。続編はまだみたことないのですが、よりぶっ飛んだ話のようです。楽しみです。