アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』とは、2013年に公開されたイギリス映画である。監督はリチャード・カーティス。タイムトラベルの能力を持つ青年・ティムは、魅力的な女性と恋に落ちるも、タイムトラベルを繰り返すことで離れ離れになってしまう。時間をやり直しながら、ティムは本物の愛や幸せが何かを考える。原題は『About Time』。

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『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』とは2013年に公開されたイギリスの恋愛コメディ映画である。ラブコメを得意とするリチャード・カーティスが監督を務める3作目の長編映画。風変わりな仲良し家族の長男ティム。彼の21歳の誕生日を機に、父から一族の男性は代々タイムトラベル能力を受け継いでいることが告げられる。能力を使い同じ時間を繰り返していくことで、ごく普通のありふれた日々や家族、友人がもっと愛おしくなっていくハートに響く作品。

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『スポットライト 世紀のスクープ』とは2015年に製作された伝記・犯罪・ドラマを扱ったアメリカ映画である。第88回アカデミー賞において作品賞を受賞するなど、様々な映画賞で受賞する非常に大きな評価をされた作品である。カトリック教会の神父による小児への性的虐待への真相を暴いた、新聞社『ボストン・グローブ』の特集記事『スポットライト』を担当しているメンバーが奔走する姿を描いた、実話に基づいている。監督はトム・マッカーシーが務め、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロらが出演した。

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『スーサイド・スクワッド』とは、2016年8月にアメリカ合衆国で公開された、悪役だらけのヒーローアクション映画である。DCコミックスが刊行する人気アメリカン・コミックスシリーズ『スーサイド・スクワッド』の実写映画化されたものでもある。スーパーマンの死から数か月後、米国政府の高官・アマンダによる対メタヒューマン特殊部隊「タスクフォース」、通称”スーサイド・スクワッド”のメンバーになった元精神科医ハーレイ・クインが、恋人のジョーカーと複数の犯罪者たちと共に、世界崩壊の危機に立ち向かっていく。

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『キングスマン:ファースト・エージェント』とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。本作ではレイフ・ファインズ演じるオーランド・オックスフォード公を中心として、第一次世界大戦時代の英国を舞台に「キングスマン」誕生のエピソードを展開する。 平和主義の英国貴族である主人公が大戦の最中、スパイとして世界の平穏を守ろうとする物語。レトロでありながらハイセンスな劇中ファッションや超過激スパイアクションが魅力の一作。

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「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

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『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。

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『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、シリーズ完結編にあたる第7作です。原作と映画版で内容が違っていることはよくある話ですが、どうやらそれは本作でも見られたそう。ハリーが所持していた杖が折れてしまい、原作ではこれをニワトコの杖で直す描写がありました。しかし、映画ではそれがなく、そのことを悲しむ声がSNSで挙がっています。どっちが良いかは、その人の感性によりますよね。気になる方は、原作と映画を実際に見比べてみてください。

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映画「スーサイド・スクワッド」が公開された2016年。ハロウィンシーズンになると、作中に登場したキャラクター、ハーレイ・クインのコスチュームが大人気に!小嶋陽菜やぺこなど、人気芸能人もハーレイ・クインに扮した姿を披露しました。ここでは話題となった画像や、ネット上の反応をまとめました。

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アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Timeのレビュー・評価・感想

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
9

人の世は愛でできている

「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」は、2013年公開のリチャード・カーティス監督によるイギリスのロマンティック・コメディドラマです。SF的な要素も含まれていてユニークでありながら、今この瞬間を大切に生きることこそが大事であるというメッセージ性を含んだ作品です。

ストーリーは、21歳の誕生日を迎えたティムが家族の男性に代々受け継がれる「タイムトラベル能力」を父親から知らされ、その力を使って人生を変えようと奮闘するというもの。

ロンドンに移り住んだティムは、メアリーと出会い恋に落ちます。タイムトラベルを使って物事を理想的に運ぼうとしますが、だんだんとタイムトラベルは万能でないことに気付き、現実の中で愛や家族の重要性を理解していきます。

タイムトラベル能力が描かれているため、一見、SF要素の強いストーリー展開を予測しがちです。しかし、父親との関係もとても重要な要素として扱われているなど、恋人との関係性だけでなく、家族との絆の大切さも深く描かれています。日常に潜む愛や幸福の意味を再発見させ、観る人に自分の生活の中にある「愛おしい時間」に気づかせてくれる作品です。

ラストはとても温かい気持ちになれました。

リチャード・カーティス監督にとってはこれが最後の監督作であり、彼の映画制作の集大成がここに全て注ぎ込まれているとも言える作品です。2024年には日本公開10周年を記念してリバイバル上映が行われ、多くの観客に再び感動を与えました。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
10

恋愛映画を見たことない人にもオススメ

主人公の家族の中でも男だけが持つ不思議な能力である「願った時間に戻れる」という能力を使って、主人公が恋愛を成就させるために頑張っていくという物語です。
主人公であるティムはおっちょこちょいで少し臆病な性格をしています。あるバケーションに妹の友だちが家に長い間滞在し、次第にティムは妹の友だちに恋心を抱きますが、アタックが遅く、結局恋は成就しませんでした。そんな時、ティムは父から自分達の家系の男はタイムリープできるということを知らされます。初めは信じませんでしたが、実際にやってみると本当に願った時間に戻ることができたのです。
ある日ティムはレストランでメアリーという女性に恋をします。仲良くなり、一夜を共に過ごす関係になりますが、さまざまないざこざがあり、メアリーとティムは結ばれない関係になってしまいます。そこからティムは何回もタイムリープを繰り返し、メアリーの情報を集め、メアリーと結ばれるように頑張っていきます。
私自身、普段は恋愛映画を見ることはあまりないのですが、この「アバウトタイム」だけは非常に楽しく見ることができ、面白すぎて何度も見返してしまうくらいです。
心からおすすめできる映画なので、ぜひ見てみてください。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
8

ハッピーな気持ちで

序盤の方見てて「あ、これ絶対面白いやつ」って思った。本当に面白い。
とても見やすい作品で、日々の幸せについて考えさせられた。

あの時こうしてたらな…とか、こうだったら良かったのに…とか、そう思うことって過去に何回もあるよね。
人生は失敗の繰り返し。
その度に戻りたいって思うけど、人生は常に前に進むことしかできないから、失敗を糧に前に進むしかない。と思っていた自分。
それを悠々と変えちゃう主人公ずるいなって思ったけど、作品を通じて、何故そういう設定にしたのかが分かった。

それが分かったのが父とのやり取り。
父のセリフ一つ一つが心に染みて、あーそうだよなって思ってしまった。

お互いタイムトラベルが使えるからこそ気づいたことを息子に伝える。
それは人生はどうしたって一方通行。
いくらタイムトラベルを使っても歳はとり、そして最後は死んでいく。
だから何気ない生活だってかけがえのない大切な時間。
そういう日々が幸せであり、後悔しないように噛み締めてほしい…そんなふうに伝える父。

過去に戻るということは、ダメだった部分を直したいから戻る。
じゃあ最初からダメだと思うことはやらないで、常に良いと思う行動をすれば良いじゃん。
そうすればお互いがハッピーだし、戻ることはない。
そうやって今日を過ごせば、きっと今が楽しくなるよ…と。
そんな風に感じたメッセージだった。

なんて素晴らしい父なんだ!と思った。
日々の生活をもっと大切にしようと思えるそんな作品だった。
日々の暮らしをもっと良くしたいと思う人、必見の映画。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
8

「どんな時もかけがえのないもの」と思える映画

大切な人と過ごす、ありふれた時間の大切さをしみじみと感じる映画です。

ストーリーは、タイムトラベルができる主人公ティムが本当の「愛」や「幸せ」に気付くというものです。
能力の存在を教えてもらったばかりのティムは、失敗をするたびに過去に戻ります。しかし、何度も過去をやり直すうちに、「本人の意思がなければ自分や家族の人生を大きく変えることはできない」ということを知ります。そして、今いる人たちを大切にするためには、「戻らない」選択をする必要があることも…。
そのことに気が付いてから、ティムのタイムトラベルをする理由が「間違いをやり直すため」ではなく、「日々の幸せに気付くため」に変わります。ありふれていても、雨の日でも、ちょっとさえない日でも、それがかけがえのないものと気づけば、全て「愛おしい時間」になります。
ティムは、タイムトラベルで恋人を作ったり、妹や父親の友人を助けたりしますが、お金や名声のためには決して使いませんでした。特殊な能力を持ちながらも、富と名声に恵まれた人生は選ばなかったのです。そこがティムの愛される理由だと思います。

この映画のテーマは「家族や友達、職場の仲間と過ごす何気ない時間の大切さ」です。シンプルですが、ずっと心の中に留めておきたいメッセージです。
ふと自分の人生を振り返った時に、「あの時に戻りたい」と思うことはあります。しかし、毎日が一度しか体験できない貴重な時間だからこそ、自分と目の前の人を大切にできるのです。
明るくて温かくて少し切ないけれど、見たあとは人生を少し好きになってしまうような名作です。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
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あなたが過去に戻れるならなにをしますか?

自分にもし、タイムトラベルできるの力があったなら。この物語は、ある日父親から、自分にはタイムトラベル、過去に戻って人生を変える能力がある、と教えられた青年、ティムのお話です。タイムスリップする映画は数多くありますが、この物語は、タイムトラベルを通して人生においてなにが重要かをやさしく教えてくれる映画です。ティムは恋人をつくりたいということで、タイムトラベルをしてメアリーと出会います。結婚もし、子供も授かる二人。都合の悪いことは過去に戻ってやり直せばいいものですから、二人の生活もうまくいきます。でも、父親の死は避けられませんでした。そこでティムは、最後のタイムトラベルとして、幼少期にもどり父親と二人で過ごすことを決意します。永遠に父を生かせるために過去に戻るのではなく、一緒に過ごすことを選択しました。ティムが最後、タイムトラベルすることではなく、今という人生の一瞬一瞬を大事に生きることのほうが大事だと学ぶのです。過去に戻れるなら、どんな失敗もチャラにできますが、それだとなんの糧にもなりませんよね。さらにこの映画の魅力的なところは、イギリスの田舎ののんびりとした風景が描かれているところです。もちろんロンドンの街並みも出てきますが、風景と人との描写もよくて海外旅行に行ったような気分にもなります。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
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本当に大切なものって

これは、2013年のイギリスのSF恋愛映画である。
主人公であるティム・レイクは父親から、この家系の男性はタイムトラベルの能力があると告げられる。そしてそれと同時に、「この能力は金儲けのためではなく、理想の人生を送るために使え」と忠告される。
初めは信じることができなかったティムだが、実際にタイムトラベルをやってみて、だんだんと信じていく。
そしてその後、自分のパートナーを探すためや困ってる人を助けるためなどにこの能力を使っていく。
この能力を駆使して、やがてティムは運命の人メアリーと結婚し、二人の間には娘が生まれた。そんな時、ティムの妹キットカットが「自分は家族の落ちこぼれだ」と嘆く。そんな妹を見たティムは人生をやり直すために一緒に過去に戻ることに。しかし、娘が生まれる前に戻ると、娘が変わってしまうという事実を父親から聞く。この出来事から、人が生まれる前に戻ってはいけないことを知る。
そんな中、妻メアリーから2人目が欲しいと告げられる。ティムは非常に悩んだ。なぜなら、ティムの父親がもう長くなく、もし父親が亡くなってから、子供が生まれたら、過去に戻って父親に会いにいくということができないからだ。
父親か子供か。。。ティムが選択した方法に涙する。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
9

大切な人に会いたくなる作品

過去へと時間を戻ることが出来る不器用な田舎町の男の子が主人公です。その中で亡くなった父親に会って、幼い頃よく父親としていた卓球をしながら語り合ったり、事故にあって死んでしまった妹を時間を戻すことによって命を救ったり。ある日、主人公は出会いを求めて真っ暗な中で知らない女性と食事をして話をする場所へと友達と出かけます。そこで運命の人と出会い恋に落ちてデートをします。彼女が好きだと言うモデルの写真展へと出かけますが、上手くいかずもどかしいくらいに時間を何度も戻します。そこがなんとも可愛いのです。そして愛を育み結婚して子供を授かり家族になります。その中で悩みながら不器用な男の子が大切なものを見つけながら成長していきます。主人公が恋をするヒロインの女の子が可愛くてとてもいい子でこの作品を見て大好きになりました。今ではこの作品と同じようような赤いドレスの結婚式の衣装を着てガーデンで行うナチュラルな結婚式も人気ですよね。作品の中で結婚式当日に大雨が降ってきますがみんなが雨に濡れながらとても幸せそうなのも見所です。とにかく見終わった後に暖かい気持ちになって大切な人に会いたくなります。そしてすぐに感謝の気持ちを伝えたくなり、今まで以上に大切にしていこうと思える作品です。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
9

今この時間を大切にしようと思える映画

主人公が、父親からこの一家の男はタイムトラベルの能力を持っていると聞かされ、過去に何度も戻ってやり直しを繰り返しながら人生をコントロールしようと奮闘していくお話です。
現実離れしたテーマで、笑いどころもたくさんあり、楽しく鑑賞できる映画ですが、様々なシーンを通して良い人生とは何かと、観ている人に問いかけてくれる真面目な隠れたテーマもあるように思いました。

主人公ティムは、タイムトラベルを通して、最愛の女性を見つけ結婚し、愛しい子ども達に恵まれ素敵な人生を送っていきます。
もちろんタイムトラベルで何度もやり直しが効くので最良の選択をすることが出来ますが、人生の中にはタイムトラベルで解決出来ないことがあることに、彼は色んな門出を通して理解していきます。
それを悟った時、彼はこの先の人生をどう向き合って生きていくのか、彼の考え方や行動は、タイムトラベルの能力がない私たちにも置き換えることができ、考えさせられました。
観終わった時、きっと自分の今の時間、周りにいてくれる家族、友人、同僚や身近な人たちを大切にしようと思えると思います。
友人とゲラゲラ笑いながら観るのもあり、大切な人と横に並んで観るのもありなオススメ映画です。

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