アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』とは、2013年に公開されたイギリス映画である。監督はリチャード・カーティス。タイムトラベルの能力を持つ青年・ティムは、魅力的な女性と恋に落ちるも、タイムトラベルを繰り返すことで離れ離れになってしまう。時間をやり直しながら、ティムは本物の愛や幸せが何かを考える。原題は『About Time』。

mirinuruのレビュー・評価・感想

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
10

本当に大切なものって

これは、2013年のイギリスのSF恋愛映画である。
主人公であるティム・レイクは父親から、この家系の男性はタイムトラベルの能力があると告げられる。そしてそれと同時に、「この能力は金儲けのためではなく、理想の人生を送るために使え」と忠告される。
初めは信じることができなかったティムだが、実際にタイムトラベルをやってみて、だんだんと信じていく。
そしてその後、自分のパートナーを探すためや困ってる人を助けるためなどにこの能力を使っていく。
この能力を駆使して、やがてティムは運命の人メアリーと結婚し、二人の間には娘が生まれた。そんな時、ティムの妹キットカットが「自分は家族の落ちこぼれだ」と嘆く。そんな妹を見たティムは人生をやり直すために一緒に過去に戻ることに。しかし、娘が生まれる前に戻ると、娘が変わってしまうという事実を父親から聞く。この出来事から、人が生まれる前に戻ってはいけないことを知る。
そんな中、妻メアリーから2人目が欲しいと告げられる。ティムは非常に悩んだ。なぜなら、ティムの父親がもう長くなく、もし父親が亡くなってから、子供が生まれたら、過去に戻って父親に会いにいくということができないからだ。
父親か子供か。。。ティムが選択した方法に涙する。