Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル

Mr.Children(ミスターチルドレン)とは、4人組のロックバンドである。略称は「ミスチル」。
メンバーはヴォーカル・桜井和寿、ギター・田原健一、ベース・中川敬輔、ドラム・鈴木英哉。
バンド自体は高校時代に結成されており、メンバーの脱退やバンド名の改名を経て、現在の所属レコード会社であるトイズファクトリーと契約を交わし、1992年にメジャーデビューを果たす。
メジャーデビュー以降、2022年現在に至るまで、シングルでは10作品連続ミリオンセラー、アルバムでは14作品がミリオンセラーを達成するなど多くの記録を保持しており、特に2020年発売のアルバム『SOUNDTRACKS』がオリコン週間チャート一位を獲得したことにより1990年代、2000年代、2010年代に続いき2020年代でも1位を獲得。「名もなき詩」、「innocent world」など、1990年代にリリースされた楽曲の人気はもちろんのことながら、「HANABI」、「Starting Over」など、ドラマ、映画、企業等のタイアップや提供の効果もあり、幅広い年代からの支持を証明することとなった。

Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチルのレビュー・評価・感想 (2/3)

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どの世代にも、聞いてほしい。

Mr.Children(ミスター・チルドレン)とは、日本の4人組ロックバンドである。通称ミスチルと呼ばれており、バンド名にMrとChildrenという正反対の意味を込めたのは、子供から、大人まで幅広く自分たちの曲を聞いてほしいということと、年齢を重ねたときに、Childrenだけではおかしいということで名付けたそうだ。1990年には、ミスチル現象と呼ばれ、リリースするCDのほとんどミリオン(100万枚)突破するという異次元ぶりを発揮している。その中で、リリースする曲を手掛けているのがヴォーカルの櫻井和寿で、ほとんどの曲の作詞作曲を担当しており、中でも代表曲といえば、「イノセントワールド」「Tomorrow never knwos」「名もなき詩」「HANABI」などあるが、私に取っては捨て曲はないと思うのが本音である。
また魅力としては、桜井和寿の熱い歌声、聴く人によって解釈が異なって聞こえる歌詞、そしてバンドの一体感。
どれをとっても素晴らしいが、筆者は、歌詞に着目してほしいと感じる。日常の疲弊していく中でそっと、背中を後押ししてくれるようなものが感じられ、前を向いて歩いていける。学生、社会人、結婚、どのフェーズでも共感できる素晴らしいバンドだ。

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寄り添う歌詞とどこか懐かしいメロディ

Mr.Childrenが90年代から活動していることは最近知りました。その頃のボーカル櫻井さんは髪の毛がセンター分けでどこか若いイメージ。90年代の代表曲は、『シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜』ではないでしょうか。大人と若者の狭間にいるこの歌の主人公が、周りと自分を比較する様子が歌われています。まだ青い若者の心の叫びが伝わってきます。何度もフラれるけれどまた恋をしてしまう性に呆れながらも、その甘酸っぱい青春を歌っています。

2000年代前半から後半にかけては、歌詞に変化があるように思います。
例えば『HANABI』だと、歌の中の主人公は何かを切実に願いながら、うまくいかない現実と戦い生きている感じがします。「臆病風に吹かれて 波風が立った世界をどれだけ愛することができるだろう」と、この世界に怯えながらも前を向く歌詞に背中を押されます。特別な人だけじゃない、誰にもある感情をMr.Childrenは歌っているのだと思います。
また、『旅立ちの唄』では、ボーカル櫻井さんのお父様が亡くなったことを歌ったものと言われています。でも、ここもMr.Childrenの温かみがあるのが特徴。“遠くで見守っていてね”と、死を受け入れて自分の生を全うしようとした1人の人の決意が受け取れます。時に涙を誘うような、どこか私達に寄り添ってくれるような歌詞とメロディが、優しく心に響きます。

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「ネガティヴ」に寄り添うバンドMr.Children

Mr.Childrenは1992年にデビューした4人組の国民的ロックバンドです。
私は、ファンクラブに入会して11年目なのですが、1番の魅力は「頑張ろう」、「応援しているよ」などと歌でポジティブを強要するのではなく、Mr.Childrenの4人の内にある「本質的な思い」が歌によって引き出されて、結果として聴く人のネガティブに寄り添い、繋がることが出来るところだと思います。
誰かを励ますのではなく、自分自身を開放することにより、その結果、誰かと繋がり何かをプラスに作用していく流れをMr.Childrenの楽曲から感じます。デビューから30年近くたった今なお、日本の音楽シーンでトップを走り続けることが出来る理由がそこにあると感じます。
ボーカルの桜井和寿さんの多彩な感情から生まれるメロディーと歌詞、それを引き立てる鈴木英哉さんのドラム、中川敬輔さんのベース、田原健一さんのギターがバックアップするチームワークも必見です。
サッカーで例えると、FCバルセロナのメッシ選手を引き立てるために他のチームメイトが自分の役割に徹していて、お互いに良さを導き出しているのと同じような関係性があります。
1992年〜1997年、1998年〜2000年、2001年〜2009年、2010年〜2021年と、それぞれの期間によって全く別のアーティストではないかと思うほど楽曲が変化していて、たくさんの作品を楽しめることもMr.Childrenの特徴です。

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僕の人生を支えたアーティスト

ミスチルは、僕が子供のころから聞いているお気に入りのアーティストです。ipodには必ず曲を入れていたし、通学中はいつも聞いていました。恋愛や若者の心情を表した曲が多く、共感するものが多かったです。一番好きな曲は『箒星』。「目立たない場所で輝いている一番星」というフレーズが好きで、お風呂で口ずさむこともあります。ほかには『抱きしめたい』という曲があります。若者の恋愛を想起させるような曲で、聞くだけで心が温まります。ミスチルの曲はカラオケで歌いやすいものが多く、代表的なものに『HANABI』があります。サビで何度も出てくる「もう一回」というフレーズは、聞いている側も思わず歌ってしまうような曲です。全体的に明るい曲が多いですが、鬱っぽい曲もあります。『未来』という曲なのですが、「生きている意味なんてない、だけど死にたくもない」という若者らしいフレーズが入っています。自分たちの言いたいことを代表して言ってくれている気分になり、安心する曲です。ミスチルは僕が病んだり、挫けそうになったりしたときによく聞いていました。ダメになりそうな時に聞くと、励まされたような気になり、まだ頑張れそうな気がしてきます。まだ1回も聞いたことがない人はぜひ聞いていただきたいです。

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アルバム「重力と呼吸」ミスチル好きには超おススメ!

ミスチルらしい、穏やかな声と音色で徐々にテンションが上がるような曲もあれば、2曲目の「海にて、心は裸になりたがる」はリズム感のある曲です。自分は彼女と沖縄ドライブデートの際に、車内でこのアルバムをかけていました。基本的にミスチル好きの方は、ハマる作品であることは間違いないです。9曲目の「himawari」は映画「君の膵臓を食べたい」の主題歌でもあり、多くの人を魅了した曲でもあるので、どなたでもおススメです♪4曲目の「here comes my love」は、一時期YouTubeにもUPされてた曲です。たしか配信はされずにYouTubeのみで聞けた曲でしたので、その曲が今回やっと、アルバムに入ってたのは驚きでした。すごくよかったです。個人的には3曲目の「SINGLES」も素敵で好きな曲です。疲れたときなどふと聞きたくなる曲です。
値段は10,000円弱するのですが、その分中身の詰まったアルバムです。またパッケージは蝶の羽のような色彩で、お洒落でキレイなデザインになっています。今回、人生初めてアルバムを購入しましたが、ミスチルファンも納得するとてもいい作品だったので、一生ものにしたいと思います。

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Mr.Childrenが長年好かれる理由

Mr.Children、通称ミスチル。誰もが知る国民バンドである。1992年5月10日にミニアルバム『EVERYTHING』を引っ提げデビューした。今では誰もが知ってるミスチルだが、当初は全く売れず誰にも知られないようなバンドだった。
ドラマ主題歌『CROSS ROAD』をきっかけに爆発的ヒットを次々に連発した。1993年当時は音楽、CDバブルの年でもあり、200万枚前後の売り上げをたたき出した。ボーカル桜井和寿の書く繊細で共感性の高い歌詞や、圧倒的な歌唱力は当時の若者の心を捉え、大人気バンドになった。そして今でも人気は衰えることなく、新曲を出せば高いセールスをたたき出し、ライブを開催すれば7万人の会場を満員にできる数少ない国民的バンドである。
200曲以上の曲をリリースしながらも、常に新曲は新鮮かつ、ミスチルらしいメロディを奏で、衰えることを知らない。ボーカル桜井和寿のライブパフォーマンスは年齢を重ねても衰えるどころか進化し、昔の曲を聞けば、懐かしさと共に、新しいパフォーマンスの融合によって新境地を切り開いたような歌に聞こえる。桜井和寿の書く普遍的でメッセージ性のある歌詞は聞く人によっても、聞く時代背景によっても違って聞こえ、何度聞いても新しい景色が見える。このような国民的バンドと出会えた僕は幸せだ。

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日本を代表する「ロック・ポップ」バンド

Mr.Childrenは日本を代表するロックバンドとして、メジャーデビュー当初からその名をはせてきた。すべての曲・アルバムを通して、バンド名にはじぬほど「若さ・青春」を感じられる曲を数多く輩出していて、中高生から40代まで幅広い世代にぐさりと刺さる曲が多い。
「ミスチルは恋の歌ばかり歌っているイメージ」「Mr.Childrenはロックバンドとは呼べない」という批判が多い。特に2000年からの曲にはこの手の批判がよく来るが、決してそんなことはない。各アルバムを詳しく聴いていけば、心を揺さぶられるような歌詞やメロディにかならず出会えるはず。「ロック」の名にふさわしい、純粋で力強いナンバーを輩出しながら、ドラマタイアップなどの仕事もこなせる。まさに「ロック・ポップ」バンドの第一人者だ。
Mr.Childrenが世代を超えて愛されるのは、どんな素晴らしい曲を出して評価されても決して満足せず、つねに新しい自分たちを求めて頑張っているからだと思う。ボーカルの桜井和寿さんは新しいアルバムを出すたびに「最高傑作ができた!」と言いはって、その一年後には「さらに上を目指す」と意気込む。はたしてそのバイタリティはどこから来るのか不思議だし、じっさい新アルバムのたびに新たなミスチルの一面に出会えるから、ファンの心をつかんで離さない。
ただ曲を聴くだけでなく、「バンドの成長を楽しめる」という、唯一無二の魅力を持ったバンドだ。

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ミスチル最高

Mr.Childrenは、とてもメジャーなアーティスト。長い間人気を誇っています。今も尚その人気は衰えず、何曲もヒットしています。色々なCMや映画などのタイアップにも使われ、特に「箒星」は素敵な曲です。個人的には有名な曲よりマイナーなものが好きで、「少年」「パドル」などは曲調がとても好きです。メジャーな曲だと「星になれたら」や「掌」などが好きです。ボーカルの桜井和寿は一時スキャンダルでいろいろありましたが、それでも尚男性女性問わず人気があります。桜井和寿は、Mr.Children以外にもBank Bandや、ウカスカジーなど様々なバンドにも所属し、そこでもまたヒット曲を出しています。バンクアップフェスでは様々なアーティストとの共演や様々なアーティストの曲をカバーするので、多くの観客を集めています。Mr.Childrenは、まさに非の打ち所のないバンドです。最近では桜井和寿の息子さんもドラマーとして出てきています。イケメンという噂も...。人気を博しています。
Mr.Childrenは本当に昔から今までたくさんの素敵な曲を出していて、どれもヒットしています。男性目線からの曲が多いですが、男女問わず楽しめる最高のバンドだと思います。

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歌声とストーリー性が魅力のMr.Childrenの楽曲

Mr.Childrenは、ボーカルである桜井和寿が発する独特の高いキーが魅力的なアーティストです。1992年にデビューをして以来、数々の名曲を生み出し、個性的なメロディーや歌詞に含まれるワードのメッセージ性の高さに定評があります。
人気の曲は「Sign」です。この曲は、情熱的なラブソングで、幸せなカップルの日常が描かれたもので、メロディーにも優しさが感じられます。特にサビの部分の歌詞はドラマチックな展開で、桜井和寿の歌声も優しさに満ちていて、聴いているだけで心が満たされていく気がします。
人の心情を様々な形で表現しているのも、さすがMr.Childrenと思わせてくれます。
他のオススメの曲としては「抱きしめたい」があります。この曲は恋人に対する愛情を男性の視点からストレートに描いたもので、聴いているだけで幸せな気持ちにさせてくれます。ストーリー性があり、カップルの出会いから二人で愛を育むまでの様子が描かれています。女性に対する愛情を「抱きしめたい」というストレートな言葉で表しているのが、この曲の魅力と言えるでしょう。
また、Mr.Childrenの楽曲には、歌だけではなくギターやベースなどのサウンドが魅力的な曲も多数あります。

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知らない人でもすぐわかる!Mr.Childrenの魅力

1992年にデビューして以降、たくさんの名曲を世に送り出してきたMr.Children。モンスターバンドとも呼ばれる彼らの魅力についてご紹介します。
まず一つ目は、美しい比喩表現です。「HERO」という曲に、「人生をフルコースで深く味わうための 幾つものスパイスが誰もに用意されていて 時には苦かったり渋く思うこともあるだろう そして最後のデザートを笑って食べる君の側に僕は居たい」という歌詞があります。この曲では人生を料理に例えていますが、他にも素敵な比喩表現をしている曲がたくさんあります。
二つ目は、ボーカルの桜井和寿さんの声の変化です。桜井さんの歌声は、曲や場面によって、ものすごく変わります。例えば「口笛」という曲では優しく語り掛けるような声で、「タガタメ」という曲のサビでは激しく訴えかけるような声で歌っていて、声にいろんな表情があり、聴き手を飽きさせません。
三つ目は、聴き手を応援する歌詞です。「終わりなき旅」という曲に、「高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ」という歌詞があります。人生において、もう少し頑張ってみよう、上を目指してみようと挑戦することがあると思います。Mr.Childrenの曲には、そんなときに背中を押してくれる歌詞や寄り添ってくれる歌詞がたくさんつまっています。
いかがでしたでしょうか。紹介した曲以外にも名曲がたくさんあるので、是非聴いてみてください。

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あらためてミスチルのニューアルバムについて

Mr.Childrenのニューアルバムについて、正直な話、小林武史の偉大さが、よくわかるテイストかと思っていまいました。サウンド、というか、シンセサイザーを使った、小林武史の迫力の部分がなくなり、まるでMr.Childrenの桜井さんがソロアルバムを出したような、そんな仕上がりとなっていました。一時期、B,zの稲葉さんがソロで出したときもそういう現象を感じたのですが、松本さんの部分は、Mr.Childrenにとって小林武史だったんだなと思いました。今までツアーで行われるコンサートで、まるでバンドの一員のように、小林武史が入ってることに違和感を感じておりましたが、彼がいて、Mr.Childrenであることを感じた今回のアルバムでした。とはいえ、小林武史は新しいマンモスバンドの育成、いまはBacknumberなどのプロデューサーをつとめており、新しいことにどんどんチャレンジしています。成功をじゅうにぶんの堪能しや、小林武史と、それ以上に成功したMr.childrenがそれそれに道を歩み、Mr.childrenだけで、また新たなサウンドを僕たちに提供してくれることを、これからも待っています。世界でいちばん好きなバンドです。

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平成を代表するアーティスト!

1989年結成のミスチルことMr.Children。平成元年に誕生したこのモンスターバンドはまさに平成を代表するアーティストと言っても過言ではない。ミリオンヒットを記録した「cross road」を皮切りに世間にその名を知らしめたミスチルはその後もヒット曲を連発!「Tomorrow never knows」や「名もなき詩」などダブルミリオンを記録する名曲を生み出す。そんな人気絶頂の1998年、「Everything」を最後に活動休止期間に入る。多くのファンは悲嘆したが、一年余りの休止期間を経て彼らはまた戻ってきた。しかし、その後の彼らは苦難の時期を迎える。復帰作の「ニシヘヒガシヘ」は多くのファンの失望を誘った。休止期間が彼らを狂わせたのか、と多くのファンが思うほどの変貌ぶりだった。その後もしばらくヒット曲を生み出せずにいたが、「終わりなき旅」を契機にまた上昇気流に乗る。あの低迷期は生みの苦しみだったのかと思わせるほど再び波に乗る。「sign」、「しるし」などの名曲を再び連発する。彼らの曲のが多くの人の共感を生んできた一つの要因は、桜井一寿の作詞力にあると思う。まず人間だれしも抱える人の負の面を露わにし、でも頑張って超えていこうよというプラスのメッセージで締める。それもとても繊細な、手が届かないような人の内面の感情を上手に詩にしてみせる桜井の技巧が多くの人の、とりわけ日本人の心を打っているのだと思う。令和になってもこのモンスターバンドから目が離せない!

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日本のモンスターバンド

通称ミスチルことMr.Childrenの魅力というと、やはり楽曲の良さだと思います。
メンバーはボーカルの桜井和寿、ギターの田原健一、ベースの中川敬輔、ドラムスの鈴木英哉の四人です。多くの作詞作曲をボーカルの櫻井が担当していますが、楽曲に関してはプロデューサーである小林武史の力も大きいと思います。この小林とのタッグで、ミスチルは数々のヒットを飛ばすのです。
1stシングルから3rdシングルまでは非常に心地よく爽やな楽曲ですが、売り上げとしてはそれ程でも無かったのです。一般的に知られるようになったのはドラマのタイアップでもある4thシングルだと思います。5thシングルはCMのタイアップでこれも大ヒットし、それ以降のミスチルは飛ぶ鳥を落とす勢いだったのです。
CD販売全盛期の90年代の勢いに乗りアルバムも大盛況、サザンオールスターズやドリームズカムトゥルー、B’zらと並ぶモンスターバンドとなります。現在に至るまでに低迷期というものが無く、押しも押されぬ地位を築く存在だと言えます。楽曲以外の良さと言えばボーカルの桜井の声です。甘く特徴的な歌声で、若い時期の恋愛の甘酸っぱさを上手く表現しており、これはデビュー時から現在まで変わっていないと言っていいと思います。そして桜井の笑顔も爽やかで、笑った時の目の細さと口の大きさが特徴です。

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他にまねできない独特の世界観が魅力

テレビコマーシャルなどでも多くの曲が流れているミスターチルドレンのファンの方も多いと思います。テレビドラマの主題歌にも、ミスチルの曲は多くあり、どの年代の方も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
ミスチルの曲には、本当にヒット曲が多いのですが、誰にもまねできない独特の世界観があるため、人気が高いのだと思います。桜井和寿さんが作詞作曲したヒット曲が多くありますが、若い世代の独特の苦悩や心理を見事に描いていると思います。
テレビドラマ「コードブルー」の主題歌「HANABI」は、その代表的なものだと言えるのではないでしょうか。若い世代の人が心の中に思い描くことを、心に響く詩にしていると思います。曲調もミスチル節とも言えるような、他がまねできない魅力あるものとなっています。
また、「365日」のようなロマンティックなラブソングもあります。そのような曲は、女性にも人気が高いと思います。
テレビコマーシャルでも有名な「イノセントワールド」といった曲は、とてもセンシティヴな心情を歌った爽やかな曲です。
さらにボーカルの桜井和寿さんの歌声も、とても魅力があると思います。桜井さんは他のミュージシャンの方の曲を歌ったりもしますが、彼が歌うとどのような曲でも必ずミスチル節、桜井節になるところが、さすがだと思います。
このような、他がまねできない独特の世界観を持ったミスターチルドレンの曲は、とてもおすすめです。

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新譜『重力と呼吸』について。

Mr.Childrenの通算19枚目のニューアルバム『重力と呼吸』がついに発売された。オープニングを飾る一曲目の『Your Song』は発売前からプロモーションとしてFM等でもよくかかっていた。前作である『REFLECTION』からプロデューサーの小林武史が抜けて純粋にミスチルのメンバーだけでの曲作りを開始していた。約3年4ヶ月振りのアルバムとして発売前からファンの間では騒がれていた。
アルバム全体を聴いてみた感想としては、先行シングルの『himawari』『here comes my love』を中心にまずまずの作品に仕上がっていると思う。ただ過去のミスチル作品と比べるとパンチ力という点においては少し劣るかもしれない。新しい試みとしては、あえて今回はバンドサウンドへの原点回帰を感じる。『海にて、心は裸になりたがる』などはまさにそんな感じで、まるでジュンスカやリンドバーグを彷彿とさせる軽快なベースライン。『SINGLES』や『addiction』の疾走感は期待感にゾクゾクする。『箱庭』や『秋がくれた切符』の優しい安堵感を覚える。桜井和寿の今、やりたいことがつまった一枚だと言えるかもしれない。

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『Your Song』を聴いて。

まもなくMr.Childrenのニューアルバム《重力と呼吸》が発売されますが、先行配信された『Your Song』を聴いた限りでは、とても新しくて前向きな内容になっているのではないかと思われます。
Your Songを聴いた感想をは、ボレロの頃のような虚勢を張ったような感じはなく、ごく等身大のミスチル=桜井和寿の音楽と生きることに対しての姿勢が見えるような気がしました。それはファンとしても非常に嬉しく、将来への安心感を与えるに十分の力強い自らへの応援歌でもあると思います。
『優しい歌』以降のミスチルの曲はとても変わったように感じていました。それはたぶん、桜井和寿の中で大きな変革であったからで。時にやぶにらみに社会を観たり、時には自らの生存に対する疑問符だったりします。その多くの問題はあまりにも普遍的であり、諦めにも似た感情の集まりでした。ミスチルの凄いところはそれらの問題や葛藤から逃げることなく、ひたむきに向き合うことでMr.Childrenとしての答えを常に提示してきた部分だと思います。『HANABI』から約10年が経ちました。前作《REFLECTION》から小林武史とも完全に別れ、自分たちで試行錯誤して3年4ヶ月。どんな結末が待っていようともMr.Childrenは僕らの、そして、次世代の期待に答えてくれるはずです。

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《東京》を聴いて。

ミスチルの《東京》を聴いた時、今の自分にピッタリな歌だと思った。
いま、僕は東京に彼女が居て、遠距離恋愛をしている。神戸から高速バスを使って新宿に着いた時、まるで僕は外国に来たような気になった。歩く人はみんな違う方向を向いていて、とにかく忙しく急いでいるように見えた。朝の満員電車は地獄だったし、夏の暑さも半端なかった。彼女に会うまでは終始緊張していた。個人的にはここに移り住むことなどありえないと否定的な自分がいた。だけど、彼女と会うために何度も東京に来るようになって少しずつ感覚が変わってきた。彼女の住んでいる街はいわゆる、下町で新宿や池袋などの都会とは違い、とても落ち着きのある場所だった。実家のある田舎に似た雰囲気があって、ここになら住めるかもしてないと思った。この街に大切な人がいる。そんな風に思うとありふれた景色も美しく見えた。不思議と初めて来たような気もしなかった。僕自身は東京に対する憧れもほとんどない。けれど、彼女と結婚して一緒に住んでみたいという気持ちは日に日に強くなっている。この曲を聴くたびに二人の未来に対して前向きになれるような気がした。住めば都という言葉もある。僕は僕のことを頑張るだけだと思っている。

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Mr.children初のカップリング集アルバム『B-SIDE』について

日本の代表的なバンドMr.children。Mr.childrenの音楽を支持する年齢層も広く男女問わず支持されています。そんなMr.childrenも2017年5月10日で25周年を迎えました。Mr.childrenをあまり詳しく知らない人もいくつかの名曲を耳にしたことはあるかと思います。「innocent world」や「Tomorrow never knows」「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」などいくつかの名曲を残し、多くのアルバムが発売されました。その多くのアルバムの中でもカップリング曲を集めた「B-SIDE」は、Mr.childrenの名曲しか知らない、すべてのアルバムを聴いたことがない、という方におススメです。1992年10月に発売されたこのアルバムのジャケットは「B-SIDE」以前に発売された全シングルのジャケットを左右反転されたものが採用されています。「B-SIDE」以前のMr.childrenのシングルジャケットが採用されることによって、今までのMr.childrenの名曲を振り返ることもできます。また歌詞カードは桜井さんの手書きで、メンバーとの楽曲に対する対談内容も書かれています。このアルバムでは、普段あまりスポットライトを浴びることのないような名曲がたくさんあり、また楽曲に対する解説もありMr.childrenの新たな一面を発見できるかと思います。

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日本を代表するロックバンド

日本人なら誰もが一度は聞いたことあるロックバンド「ミスチル」。彼らは1992年にデビューしたが今なお日本の音楽界でトップを走り続けている。恐らくどの世代にも代表曲があるという唯一無二のバンドではないだろうか。たとえば40~30歳代ならcross roadやinnocent world、tomorrow never knows、名もなき詩など。20歳代ならHEROやsign、しるしなど。10歳代なら旅立ちの唄やHANABI、365日、HIMAWARIなどである。また現代の人気アーティストもほとんどが彼らに影響を受けている。例えばワンオクロックやラッドウィンプス、ゆずなどもそうである。そのミスチルの素晴らしい点はいくつかのあるのだが、その一つはアルバム曲もシングル曲に匹敵するほど名曲が多いとこである。星になれたら、over、starting over、進化論、未完などの有名な曲も実はアルバム曲である。またそれらのアルバム曲の中でも私のおすすめは深海というアルバムに収録されている「ありふれたlove story~男女問題はいつも面倒だ~」という曲だ。この曲は若い男女の恋の始まりからその恋がどこからか崩れていき恋という面倒な問題に悩まされ、、、という曲である。この曲の良さはメロディーを含めての物なのでぜひ一度聞いてほしい。またこれをきっかけにミスチルの曲に親しんでもらえたらなと思う。

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おしつけがましくない歌詞にハマる!

初めて聞いたのは大学生の時。すでに"HOME"というアルバムが発売されている頃です。
友人にすすめられて聞き始めました。それまでに売れていた有名な曲は数曲知ってはいましたが、ちゃんと歌詞を見たり、ましてやライブに行くということはありませんでした。
当時、友人にオススメのMr.Childrenの曲を数曲MDに録音してもらい、聞いていました。
歌詞もちゃんと調べて、どんな歌なのかじっくり聞いていました。
すると今まで聞いていた、単純なj-popの歌詞とは全然違っていて、おしつけがましくなく、でも深いメッセージ性もあり、聞けばきくほど、あーこういうことか!と知る部分もあって、聞けば聞くほどMr.Childrenにハマっていました。
好きになるうちに、彼らのライブへ行く機会がありました。初めて行ったMr.Childrenのライブは、大画面に、曲とあった不思議でかっこいい映像が流れ、それにもぐっと惹きつけられ、CDでしか聞いたことのないボーカルの櫻井さんの歌がライブバージョンにアレンジされ、なんてかっこいいんだ!とさらにどはまりしました!
ライブの曲順は昔の曲から新曲とバランスよく並び、終始テンション高く見ることができます。
すでにたくさんの人が聞いているバンドですが、もっともっと多くの人に聞いてもらいたいバンドです。

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この時代に生まれてよかった

そもそもは父親の影響で彼らの事を知った。小学生の頃にやたらと車や家でガンガン流れていたこともあり、最初は流して聞いていたが、学年が上がるにつれて脳内でオートマチックに歌が再生し始めるのである。彼らの魅力に堕ちてしてまったのだ。今ではLiveには欠かさず行き、通勤中の車では必ず『終わりなき旅』を聴いて仕事をこなし、日々奮闘中。高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいからね。
と言っても実はLiveに顔を出し始めたのは実は3年前なのだ。経済的な理由でLiveにすら行けない状況だっもので。やっとの思いでLiveに行ったところ、今までの自分の愚行を呪う羽目になりました。なんで行かなかったのだと。とにかくファンに対して丁寧なおかつ、演出、その他もろもろ全てが完璧でした。昔の桜井さんはとにかく自分たちを魅せようとした感じが強かったようです。ファンより自分たちという感じで。ただここ数年をみると「昔とは大違いだ、おれの知っているMr.Childrenではない」と私の親父はいつも言います。歌も昔と比べるとポップになりましたよね。映画の主題歌にもなってますし。ただ私は昔だろうが今であろうが大好きです。

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ミスチルの1990年代のアルバムは、今聴いても隠れた名曲だらけ!おすすめです。

日本を代表するバンドといえば真っ先にMr.Childrenの名を挙げる方もおられるでしょう。ミスチルは1989年にメジャーデビューして、1994年にリリースされた6thシングル「Tomorrow never knows」が276万枚の売上を記録するなど、いわゆるミスチル現象を巻き起こしました。現在でも、山下智久さん、新垣結衣さん主演の医療ドラマ「コードブルー ドクターヘリ救命救急」の主題歌「HANABI」がヒットしたり、ツアーなどでも精力的に活動されています。
今回はそんなミスチルの1990年代にリリースされたオリジナルアルバムをレビューしたいと思います。まず1994年9月にリリースされた4枚目のアルバム「Atomic Heart」。真っ青なジャケット写真に白い文字で小さく「Mr.Children・Atomic Heart」と表示されているのが印象的です。ブレークするきっかけとなった4thシングル「CROSS ROAD」や、オリコン週間チャート1位を獲得した「innocent world」といったシングルの名曲を聴くことができます。ここで特に人気の高い楽曲が、アルバムの最後に収録されている「Over」です。失恋を歌っていますが、前向きな歌詞に励まされます。
次は1997年3月にリリースされた6枚目のアルバム「BOLERO」。大ヒットシングル「Tomorrow never knows」が満を持してアルバムに収録され、ノリのよさでライブでも盛り上がる「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」もここで聴くことができます。中でも「幸せのカテゴリー」はボーカルの桜井和寿さんが歌詞をあまり気に入っていないようなのですが、恋人と別れた後、前向きに一歩を踏み出す、といった内容の歌詞がポップなメロディーに乗せられています。
ミスチルの楽曲は2000年以降、2010年以降と様々ありますがやはり小林武史さんプロデュースの元、J-POP全体が輝いていた1990年代の楽曲もぜひ聴いてみてほしいです。

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『Simple』を聴くということ。

《Simple》はミスチルの曲の中で一番好きな曲です。97年頃に出たdiscoveryという名盤に収録されています。付き合っている彼女がミスチルの大ファンで、この曲を教えてもらいました。ザックリ言えばラブソングですね。
昨年の夏にミスチルのライブに生まれて初めて参戦しました。有名なシングル曲ばかりを歌ってくれたので最高に楽しかったです。ライブの中盤でボーカルの桜井和寿がギターの弾き語りでSimpleを聴かせてくれました。正直、素晴らしいと思った。ピックのアルペジオでイントロを弾いた時の歓声の大きさは凄まじかったです。何よりも驚いたのは桜井さんの歌声でした。とにかく美しく伸びていた。本当の意味で日本最高峰のロックボーカリストだと思い知らされた。
ファンの大半は涙を浮かべていたように思います。それを生で聴けただけでも今回は値打ちがありました。本人的にも特別な一曲なんだと思います。『10年先も、20年先も君と生きれたらいいな。悲しみを連れ、遠回りもしたんだけど。探していたものはこんなシンプルなものだったんだ』心に染みる歌詞を書けるというのは本当に素晴らしいことなんだと体感しました。いつか僕も彼女の前でそんな風に歌えたらと思っています。

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《here comes my love》を聴いて。

木曜ドラマ『隣の家族は青く見える』の主題歌。《himawari》以来の新曲である。
周りのミスチルファンの初めて聴いた感想は意外にも冷めていた。「思ったほどインパクトがなかった。」「前作、himawariを超えるほどの名曲ではない。」コアなファンほど口をそろえてそう言った。個人的には、この曲はボーカルの桜井和寿がhimawariを意識して、あえて対照的な曲調にしたという風に感じている。暗闇に咲くひまわり。himawariの表現が陰ならば、今回のhere comes my loveは間違いなく陽だと思う。
初めて聴いた瞬間に僕は冬山を思い浮かべた。果てしなく続く雪道をたった一人で歩いている。何処を目指すというのではなく、最後まで自分をあきらめずに生きるということ。いつも人間は死と紙一重で存在している。普段の日常生活ではそんなこと考えたりはしない。しかし、死を全く意識することなく本当の自分を生きることなどできないのだ。それを端的にこの曲は歌っていると僕は感じた。
破り捨てようかな?いや、始めからなかったものって思おうかな?そんな脳裏の疑問から曲は始まっている。この歌の主人公は希望を捨て切れずに歩いていた。刻一刻と確実に死は近づいてくる。自分は死にたくないのではない。すべての人間は今を生きたいから呼吸するのだ。愛する家族の顔を思い浮かべながら、僕たちは雪山を延々と歩き続ける。生きて家族と再会することこそが希望。何度も、何度も僕にそう語りかける。この問いこそがMr.Childrenが歌うテーマの真骨頂であると感じた。そこに答えなどないのだ。だから、今日も歌い続ける。終わりなき旅の末、やがて希望とともに新しい生命が生まれるのかもしれない。その点でドラマと楽曲は見事に重なり合う。