ミスチルの1990年代のアルバムは、今聴いても隠れた名曲だらけ!おすすめです。
日本を代表するバンドといえば真っ先にMr.Childrenの名を挙げる方もおられるでしょう。ミスチルは1989年にメジャーデビューして、1994年にリリースされた6thシングル「Tomorrow never knows」が276万枚の売上を記録するなど、いわゆるミスチル現象を巻き起こしました。現在でも、山下智久さん、新垣結衣さん主演の医療ドラマ「コードブルー ドクターヘリ救命救急」の主題歌「HANABI」がヒットしたり、ツアーなどでも精力的に活動されています。
今回はそんなミスチルの1990年代にリリースされたオリジナルアルバムをレビューしたいと思います。まず1994年9月にリリースされた4枚目のアルバム「Atomic Heart」。真っ青なジャケット写真に白い文字で小さく「Mr.Children・Atomic Heart」と表示されているのが印象的です。ブレークするきっかけとなった4thシングル「CROSS ROAD」や、オリコン週間チャート1位を獲得した「innocent world」といったシングルの名曲を聴くことができます。ここで特に人気の高い楽曲が、アルバムの最後に収録されている「Over」です。失恋を歌っていますが、前向きな歌詞に励まされます。
次は1997年3月にリリースされた6枚目のアルバム「BOLERO」。大ヒットシングル「Tomorrow never knows」が満を持してアルバムに収録され、ノリのよさでライブでも盛り上がる「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」もここで聴くことができます。中でも「幸せのカテゴリー」はボーカルの桜井和寿さんが歌詞をあまり気に入っていないようなのですが、恋人と別れた後、前向きに一歩を踏み出す、といった内容の歌詞がポップなメロディーに乗せられています。
ミスチルの楽曲は2000年以降、2010年以降と様々ありますがやはり小林武史さんプロデュースの元、J-POP全体が輝いていた1990年代の楽曲もぜひ聴いてみてほしいです。