メロディーと詩
ミスチルの数ある作品の中でも特に「365日」という曲が大好きです。
発売された当初は自分は独身で詩の意味にピンとこずに何となく聴いていました。それから何年たったか、自分も結婚し子供も生まれ、ふとミスチルの「365日」を聴く機会がありました。愛なんて感じた事がなかった自分ですが家庭をもつようになり、働く意味合いも変わっていき、一番大事なのは家族なんだと気ずきました。
「365日」という曲は、ラブソングなのですが、なにも恋人だけに向けて歌っている曲ではない事を知りました。ライブでの映像を見るとボーカルの桜井さんが「大好きな人を思い浮かべてください。」と曲の初めに語っていました。自分のアンテナの受信角度が変わったせいもあり、歌が心に響きました。仕事の日も休みの日も、毎日思い考えるのは家族の事です。それはもう、「365日」なんですね。独り身の時にはわかりませんでした。「365日」なんて大袈裟だなぁ、気持ち悪いなぁ、と感じていてカラオケにもよく行っていたのですが自分が選曲する事はありませんでした。
去年の忘年会の二次会がカラオケで、歌いましたよ「365日」を。全力で歌えましたね。心の中の気持ちを言葉にしてメロディーにのせる、すごい人達です。