Mr.Childrenが長年好かれる理由
Mr.Children、通称ミスチル。誰もが知る国民バンドである。1992年5月10日にミニアルバム『EVERYTHING』を引っ提げデビューした。今では誰もが知ってるミスチルだが、当初は全く売れず誰にも知られないようなバンドだった。
ドラマ主題歌『CROSS ROAD』をきっかけに爆発的ヒットを次々に連発した。1993年当時は音楽、CDバブルの年でもあり、200万枚前後の売り上げをたたき出した。ボーカル桜井和寿の書く繊細で共感性の高い歌詞や、圧倒的な歌唱力は当時の若者の心を捉え、大人気バンドになった。そして今でも人気は衰えることなく、新曲を出せば高いセールスをたたき出し、ライブを開催すれば7万人の会場を満員にできる数少ない国民的バンドである。
200曲以上の曲をリリースしながらも、常に新曲は新鮮かつ、ミスチルらしいメロディを奏で、衰えることを知らない。ボーカル桜井和寿のライブパフォーマンスは年齢を重ねても衰えるどころか進化し、昔の曲を聞けば、懐かしさと共に、新しいパフォーマンスの融合によって新境地を切り開いたような歌に聞こえる。桜井和寿の書く普遍的でメッセージ性のある歌詞は聞く人によっても、聞く時代背景によっても違って聞こえ、何度聞いても新しい景色が見える。このような国民的バンドと出会えた僕は幸せだ。