ほぼ日刊イトイ新聞 / ほぼ日 / 東京糸井重里事務所

ほぼ日刊イトイ新聞 / ほぼ日 / 東京糸井重里事務所

ほぼ日(ほぼにち)とは、コピーライターの糸井重里が主宰し、株式会社ほぼ日によって運営されているウェブサイト、および同サイトを運営する企業である。かつては「ほぼ日刊イトイ新聞」の名称だったが、2025年6月6日に改称された。日刊での更新によるプレッシャーやコンテンツの確保を考慮した糸井の案で、余裕を持たせて「ほぼ日刊」と冠してはいるものの、1998年6月6日のサイト開設以来、毎日欠かすことなく何らかのコンテンツが更新され続けている。
もともとは糸井個人のウェブサイトとしてスタートしたが、会員制の有料コンテンツや広告スペースの販売を一切行わない独自のスタイルを貫きながらも、物販事業をはじめとする多様な展開によって高い収益性を誇る国内有数の巨大サイトへと成長した。2012年には優れた競争戦略を評価されてポーター賞を受賞した。
サイトの看板コンテンツである糸井重里のコラムは、開設以来一日も休むことなく毎日トップページに書き続けられているエッセイのようなもので、かつては「今日のダーリン」の名で親しまれ、2025年6月6日からは毎回タイトルが変わる仕様に変更された。このコラムは当日のうちに読んでおかないと翌日にはデータが更新されて消えてしまうという大きな特徴を持っており、過去の作品は書籍としてまとめられ販売されている。また、多様な業界からゲストを招く対談コンテンツや、任天堂との緊密な連携から生まれた連載「樹の上の秘密基地」なども高い人気を誇る。特に任天堂とは繋がりが深く、ゲーム「MOTHERシリーズ」での縁や、かつてハル研究所に在籍し後に任天堂社長となった岩田聡が、友人としてサイト立ち上げや事務所内の電脳化に尽力して「電脳部長」の肩書きを持っていた歴史もある。
ほぼ日の収益の中心を支えているのが、大手メーカーと協力して開発・販売を行う多様な物販事業である。なかでも、ユーザーの意見を取り入れながら毎年改良を重ねているオリジナル手帳「ほぼ日手帳」は、サイト黎明期からの看板商品として国内外で絶大な支持を集めている。さらに、厳選された商品が一堂に会する「生活のたのしみ展」をはじめとする大型イベントも定期的に主催しており、2026年6月にも新宿住友ビル三角広場で開催されるなど、ウェブを超えたリアルな場での展開も活発である。

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