ジャコ・パストリアスとは、アメリカのエレクトリックベース奏者、作編曲家である。フレットレス・ベースを用いた驚異的な技巧で、リズム楽器だったベースをメロディ楽器の主役へと昇華させた。1976年に『ジャコ・パストリアスの肖像』でソロデビューし、同年ウェザー・リポートに加入。世界を席巻した。パット・メセニーやジョニ・ミッチェルとの共演などジャンルを超えて活動し、音楽史に不滅の足跡を残した。エレクトリック・ベースをアンサンブルの花形へと押し上げた伝説的ミュージシャンである。
1981年12月発売
1. 「クライシス - Crisis」
2. 「スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット - 3 Views of a Secret」
3. 「リバティ・シティ - Liberty City」
4. 「半音階的幻想曲 - Chromatic Fantasy」
5. 「ブラック・バード - Blackbird」
6. 「ワード・オブ・マウス - Word of Mouth」
7. 「ジョンとメリー - John and Mary」
1981年に発売されたジャコ・パストリアスのセカンド・ソロ・アルバムである。ジャコにとって生前最後となるスタジオ・アルバムであり、日本では『スイングジャーナル』誌の1981年度ジャズ・ディスク大賞で金賞を受賞するなど、彼の音楽的野心が結実した傑作として高く評価されている。
ウェザー・リポート
『ブラック・マーケット』
1976年3月発売
1. 「ブラック・マーケット - Black Market」
2. 「キャノン・ボール - Cannon Ball」
3. 「ジブラルタル - Gibraltar」
4. 「エレガント・ピープル - Elegant People」
5. 「スリー・クラウンズ - Three Clowns」
6. 「バーバリー・コースト - Barbary Coast」
7. 「ヘランドヌ - Herandnu」
1976年に発表されたウェザー・リポートの通算6枚目のオリジナル・アルバムである。ジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターのセルフプロデュースにより制作され、バンドの音楽的成果が結実した一作として知られている。
『ヘヴィ・ウェザー』
1977年3月発売
1. 「バードランド」 (Birdland)
2. 「お前のしるし」 (A Remark You Made)
3. 「ティーン・タウン」 (Teen Town)
4. 「アルルカン」 (Harlequin)
5. 「ルンバ・ママ」 (Rumba Mama)
6. 「パラディアム」 (Palladium)
7. 「ジャグラー」 (The Juggler)
8. 「ハヴォナ」 (Havona)
1977年にコロムビア・レコードから発表されたウェザー・リポートの通算7枚目のオリジナル・アルバムである。グループ最大の商業的成功を収めただけでなく、1970年代のジャズ・ロックおよびフュージョン・ムーブメントにおける歴史的金字塔として高く評価されている。
『ミスター・ゴーン』
1978年9月発売
1. 「貴婦人の追跡」 (Pursuit of the Woman in the Feathered Hat)
2. 「リヴァ―・ピープル」 (River People)
3. 「ヤング・アンド・ファイン」 (Young and Fine)
4. 「ジ・エルダーズ」 (The Elders)
5. 「ミスター・ゴーン」 (Mr. Gone)
6. 「パンク・ジャズ」 (Punk Jazz)
7. 「ピノキオ」 (Pinocchio)
8. 「アンド・ゼン」 (And Then)
1978年にリリースされたウェザー・リポートの通算8枚目のオリジナル・アルバムである。前作の商業的成功を経て、より実験的かつシンセサイザー主体の抽象的なサウンドへと踏み込んだ意欲作であり、ビルボードのジャズ・アルバム・チャートで1位を記録した。
『8:30』
1979年8月発売
1. 「ブラック・マーケット」 (Black Market)
2. 「スカーレット・ウーマン」 (Scarlet Woman)
3. 「ティーン・タウン」 (Teen Town)
4. 「お前のしるし」 (A Remark You Made)
5. 「スラング」 (Slang)
6. 「イン・ア・サイレント・ウェイ」 (In A Silent Way)
7. 「バードランド」 (Birdland)
8. 「サンクス・フォー・ザ・メモリー」 (Thanks for the Memories)
9. 「バディア / ブギウギ・ワルツ・メドレー」 (Badia / Boogie Woogie Waltz)
10. 「8:30」 (8:30)
11. 「ブラウン・ストリート」 (Brown Street)
12. 「親のない子」 (The Orphan)
13. 「サイトシーイング」 (Sightseeing)
1979年にリリースされたウェザー・リポートのライブ・アルバムである(一部スタジオ録音を含む)。バンドが最も脂の乗っていた時期の熱狂的なステージを記録しており、第22回グラミー賞にて「ベスト・ジャズ・フュージョン演奏賞」を受賞した名盤として知られている。
『ナイト・パッセージ』
1980年11月発売
1. 「ナイト・パッセージ」 (Night Passage)
2. 「ドリーム・クロック」 (Dream Clock)
3. 「ポート・オブ・エントリー」 (Port of Entry)
4. 「フォーローン」 (Forlorn)
5. 「ロッキン・イン・リズム」 (Rockin' in Rhythm)
6. 「ファースト・シティ」 (Fast City)
7. 「スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット」 (Three Views of A Secret)
8. 「マダガスカル」 (Madagascar)
1980年に発表されたウェザー・リポートの通算9枚目のスタジオ・アルバムである。前作までの緻密なスタジオ工作から一転し、バンドの生々しい即興演奏を主体としたストレートなジャズ・サウンドへと回帰した作品として高く評価されている。
『ウェザー・リポート』
1982年2月発売
1. 「ヴォルケイノ・フォー・ハイアー」 (Volcano for Hire)
2. 「カレント・アフェアーズ」 (Current Affairs)
3. 「N.Y.C. (41stパラレル / ザ・ダンス / クレイジー・アバウト・ジャズ)」 (N.Y.C. (41st Parallel / The Dance / Crazy About Jazz))
4. 「ダラ・ファクター・ワン」 (Dara Factor One)
5. 「ホエン・イット・ワズ・ナウ」 (When It Was Now)
6. 「スピーチレス」 (Speechless)
7. 「ダラ・ファクター・トゥー」 (Dara Factor Two)
1982年に発表されたウェザー・リポートの通算10枚目のスタジオ・アルバムである。1971年のデビュー作と同じセルフタイトルを冠しており、当時は「2枚目のセルフタイトル作品」として大きな話題と混乱を呼んだ。
ジャコ・パストリアス・バンド
『バースデイ・コンサート』
1995年発売(録音は1981年12月1日)
1. 「ソウル・イントロ / ザ・チキン」 (Soul Intro / The Chicken)
2. 「コンティニューム」 (Continuum)
3. 「インヴィテーション」 (Invitation)
4. 「スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット」 (Three Views of a Secret)
5. 「リバティ・シティ」 (Liberty City)
6. 「パンク・ジャズ」 (Punk Jazz)
7. 「ハッピー・バースデイ」 (Happy Birthday)
8. 「レザ」 (Reza)
9. 「ドミンゴ」 (Domingo)
10. 「バンド・イントロ」 (Band Intros)
11. 「アメリカ」 (Amerika)
ジャコ・パストリアスが30歳の誕生日を迎えた1981年12月1日に、故郷フロリダのライブハウス「Mr. Pip's」で開催されたバースデイ・ギグを収録したライブ・アルバム。ジャコのキャリアにおいて最も幸福で、音楽的エネルギーに満ちあふれていた瞬間を記録した作品として、ファンの間で根強い人気を誇る。
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目次 - Contents
- Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)の概要
- Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)の活動経歴
- 音楽的ルーツと「ベース・オブ・ドゥーム」の誕生
- デビューと黄金時代の幕開け
- 悲劇的な最期
- Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)のプロフィール・人物像
- 使用していたベース
- Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)のディスコグラフィー
- ソロ・アルバム
- 『ジャコ・パストリアスの肖像』
- 『ワード・オブ・マウス』
- ウェザー・リポート
- 『ブラック・マーケット』
- 『ヘヴィ・ウェザー』
- 『ミスター・ゴーン』
- 『8:30』
- 『ナイト・パッセージ』
- 『ウェザー・リポート』
- ジャコ・パストリアス・バンド
- 『バースデイ・コンサート』
- ワード・オブ・マウス・ビッグ・バンド
- 『Twins I』
- 『Twins II』
- 『インヴィテイション』
- 『Twins I & II』
- 『Twins I & II - Live In Japan 1982』
- Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「Portrait Of Tracy」(トレイシーの肖像)
- 「The Chicken」(ザ・チキン)
- 「Birdland」(バードランド)
- Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ジャコの奇行はアルコールやドラッグだけでなくトップスターであることのストレスが原因説
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