7SEEDS(セブンシーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

田村由美により描かれた、日本の少女漫画作品である。隕石の衝突が不可避と悟った各国は人類滅亡を防ぐために様々な作戦を考えた。その一つが7SEEDS計画である。いつの間にか冷凍されて未来に放り出された若者たちは、人類滅亡後の地球で戸惑いながら必死に生き抜いていく。ディストピアものは今までも数多く出版されているが、サバイバルに対する描写がリアルで引き込まれる物語である。

甲子園常連校のピッチャー。本人は気が弱いことを気にしているが、同チームの吹雪にはマウンドで球を投げるのは強くないとできないと励まされた。チーム全員に先立たれ、犬と共に15年間北海道から南下の旅を続けてきたため基本的な考え方は高校生のときから成長していない。学生時代から周りにカワイイと言われ続け、未来でもあゆからカワイイ認定された。かなづちだったが、あゆに泳ぎを教えてもらい少し泳げるようになった。

鮫島 吹雪(さめじま ふぶき)

新巻のライバル校のショート。豪快な性格に見えるが、周りの人のことはきちんと気にしている。美鶴と想いを通じ合わせるが、新巻と美鶴を守るためにトラと戦い死亡した。その後新巻には、ついてきた犬がしばらく吹雪の姿に見えていた。

神楽坂 美鶴(かぐらざか みつる)

日舞の名家の生まれ。夕鶴を踊るはずだったが、解釈に悩んでいるうちに未来に送られた。高校野球の大ファンで、新巻、吹雪のことはもちろんおそらく彼ら以外の選手のデータも知っている模様。吹雪からファンレターの返事が来て励まされたことから、吹雪は特に好きになる。新巻を寒さから守るために自分の服を全て着せ掛け自分は夕鶴の衣装を着て雪の中踊り、吹雪のあとを追うように凍死した。

枯園 睦月(かれぞの むつき)

ヒッチハイカー。無事に解凍されたが、トラに襲われ左半身に大怪我を負った結果、崖から身を投げて死亡した。

柴漬 アラレ(ふしづけ あられ)

化学系が得意分野であった様子だが、解凍に失敗しミイラ化した。

室崎 冬至(むろざき とうじ)

農業が得意分野であった様子だが、解凍に失敗しミイラ化した。

綾取 風花(あやとり ふうか)

裁縫が得意分野であった様子だが、解凍に失敗しミイラ化した。

熊川 冴(くまかわ さゆる)

冬のガイド。トラに襲われて死亡した。

『7SEEDS』の用語

7SEEDSプロジェクト

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