7SEEDS(セブンシーズ)のネタバレ解説・考察まとめ
田村由美により描かれた、日本の少女漫画作品である。隕石の衝突が不可避と悟った各国は人類滅亡を防ぐために様々な作戦を考えた。その一つが7SEEDS計画である。いつの間にか冷凍されて未来に放り出された若者たちは、人類滅亡後の地球で戸惑いながら必死に生き抜いていく。ディストピアものは今までも数多く出版されているが、サバイバルに対する描写がリアルで引き込まれる物語である。
Read Article
田村由美により描かれた、日本の少女漫画作品である。隕石の衝突が不可避と悟った各国は人類滅亡を防ぐために様々な作戦を考えた。その一つが7SEEDS計画である。いつの間にか冷凍されて未来に放り出された若者たちは、人類滅亡後の地球で戸惑いながら必死に生き抜いていく。ディストピアものは今までも数多く出版されているが、サバイバルに対する描写がリアルで引き込まれる物語である。
田村由美により描かれた、日本の少女漫画作品である。隕石の衝突が不可避と悟った各国は人類滅亡を防ぐために様々な作戦を考えた。その一つが7SEEDS計画である。いつの間にか冷凍されて未来に放り出された若者たちは、人類滅亡後の地球で戸惑いながら必死に生き抜いていく。ディストピアものは今までも数多く出版されているが、サバイバルに対する描写がリアルで引き込まれる物語である。
Read Article
「BASARA」(バサラ)とは田村由美による漫画作品。暴君が支配する日本にて、日本を救う運命の子供が誕生する。しかし運命の少年・タタラは国王の末子の赤の王に殺され、代わりに双子の妹・更紗がタタラを名乗り立ち上がった。日本を救う革命家として、白虎の刀を携え、残りの朱雀・青龍・玄武の刀の継承者を探す旅に出るタタラ(更紗)。仇とは知らずに朱理(赤の王)と偶然出会い、互いの正体を知らずに惹かれ合っていく。
Read Article
『ミステリと言う勿れ』とは田村由美により『月刊フラワーズ』2017年1月号に読み切りとして掲載され、2018年1月号より連載を開始したミステリー漫画である。2022年1月より、菅田将暉主演でテレビドラマ化された。心理学を学ぶ大学生・久能整(くのうととのう)が様々な事件に巻き込まれ、会話から事件の本質をあぶり出していく。ミステリー漫画でありながら、謎解きよりも登場人物の悩みを解決することに重きを置いており、整が話す内容に読者は共感したり既成概念に疑問を持つこととなる。
Read Article
「7SEEDS」は田村由美さんのサバイバルSF漫画で、一部はアニメ化もされました。
はじまりはどこか知らない島で、何もできない少女が目覚めた場面からですが、読み進めていくとそれは「7SEEDS計画」という、人類滅亡の危機を何とかする為にお偉方が考案したプロジェクトの一つとして、春夏秋冬4つのチームにそれぞれ7人の優れた人間を選別し、どんな未来になっているか分からないが、そこで人類という種を残そうという壮大な計画に選ばれたのだと分かります。
ですが、優れた人間だけで本当に大丈夫なのか? と疑問を持った一部の人が夏の2チーム目を作り、密かにそのプロジェクトに組み込みました。最初に目覚めた少女たちのチームはその夏Bだったのです。
植物も動物も見たことのないものばかり。しかもデカい虫がいたり、ややグロテスクな場面もあります。人も死にます。
また夏Aチームは選んだのではなく、子どもたちを集め、そこで教育し、各種に優れた才能を持つ人間を育てた中から、更に未来に行くべき7人を選別するという恐ろしい試練を与え、壮絶な選抜テストから生き残った7人でした。けれどその試験により心を壊した7人は、他のチームの劣った者たちを自分たちが導いてやる、と考えます。
それぞれのチームの生き残りが集まり、何とか厳しい未来の世界で生きていく。やがて彼らは佐渡に特別な施設が残されていることを知り、向かいます。しかしそこは恐ろしい虫の巣窟となっていました。
それまでは反発し、時に傷つけ合っていた彼らですが、みんなのピンチにそれぞれ協力します。
何とか地下施設から脱出し、成長した彼ら。ずっと出会うことの出来なかった春チームの花と、夏Bの嵐は最後の最後でようやく対面します。彼に恋をしていた少女ナツはそれを見守ることができるように、成長を遂げていました。
彼らの新しい生活がそこで始まります。けれど物語はここで一旦終わりを迎えます。最後にナツがこう締めくくっています。
わたしたちは今日も、
この場所で、
生きています。
素晴らしい物語を田村由美先生、ありがとうございます!
田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」を読みとてもハマってしまったので、別の作品も読んでみたいと思い、読み始めた漫画。
35巻+外伝まであり、なかなかな巻数なので少し躊躇していたが、読み始めるとどんどん先が気になり、数日であっという間に読み終えてしまった。
ストーリーは、ある女の子が目覚めると、荒れ狂う海の上だったところから始まる。
後々、その世界は壊滅した後の未来の日本だということが分かる。
本当にたくさんの登場人物が出てくるため、はじめは覚えきれないような気がしていたが、
どのキャラクターのストーリーも、全員に感情移入してしまうくらい、作者の描写が本当に素晴らしく、ラストも清々しい気持ちで終わることができた。
あまりにもたくさんの目線からのストーリーが進んでいくので、誰が読んでも、登場人物の誰かの気持ちに入り込めるのではないかとすら思う。
最初に出てくる女の子にはじめはイライラしてしまったり、辛い場面もあったり、私自身がかなり苦手である虫がたくさん出てきたりと、少し目を背けてしまうところもあったが、
こんなにも続きが読みたくなるストーリーは他にない!というぐらいおすすめの作品である。
たくさんの人に読んでもらいたい。
作者は少女漫画の巨匠「田村由美」さんで、15年近くの連載を経て近年完結した名作です。
作品の概要としては、人類滅亡を避けるため、コールドスリープした男女たちが遠い未来で共同生活をする作品ですが、巧妙な伏線と綿密な設定が素晴らしいです。
舞台は日本ですが、生態系が変わっていたり地形変動していたりと、「人類がいなくなったら」と「人類滅亡の理由」がうまく設定されており、SF小説のような感動があります。
なぜコールドスリープだったのか、もっと良い作戦はなかったのか、ほかに生き残りはいないのか、など読者が気になる要素にすべて説明があり、納得のいく結末が描写されています。
また、物語は群像劇形式で構成されており、複数人の視点で物語が進みますが、それぞれの人物が成長し絆を深めていく心理描写が見事です。
恋愛要素ももちろんありますが、少女漫画的な最初から恋している展開ではなく、お互いの在り方を認め、親愛から発展していく形なので、男女問わず共感しやすいはずです。
少し絵柄は古いようにも感じますが、内容は文句なく名作なのでぜひ一度目を通してもらえれば良さが伝わるのではないかと思います。
また、アニメ版も2019年、2020年に放送されているので、アニメから入ってみるのもおすすめです!
少女漫画には珍しい、リアル感あふれる近未来SF漫画です。ファンタジーに分類されるのでしょうが、いわゆる少女漫画というキラキラふわふわした感じはまったくありません。
冒頭から、突然訳もわからずサバイバルが始まります。
舞台は日本が滅びた後の日本。少し先の未来です。主人公たちは冷凍カプセルで眠って未来へと放たれます。各7人ずつのグループ(これがタイトル「7SEEDS」の由来です)が複数ありますが、それぞれ生い立ちも選出された状況も異なります。これが様々な人間ドラマを繰り広げるのです。
この漫画はSFでありファンタジーでありサバイバルであり、ヒューマンドラマです。
人類も文明も滅びた後の世界、法も何もない世界で、ただひたすらに生きる物語。ただただ生きるということが、こんなにも大変で、そして人として人と共に生きるということがこんなにも難しいことなのだと、読んでいて実感します。同時に命の尊さや素晴らしさも。
絵が独特なので最初はとっつきにくいかもしれません。でも、一見荒っぽく見える絵ですが、読み進めるとその世界観にハマります。景色が輝いて見える瞬間があります。私は大好きになりました。
登場人物もたくさんいますが、少しずつ登場するので混乱しません。
読み進めていけば、その全員が愛おしくなってきます。
一体どうやってラストをまとめるのかとハラハラドキドキしながら、連載当初からずっと読んでいました。
完結しましたので、今なら感動のラストまで一気読みできます。
少女漫画と思って侮ることなかれ、かなりのおススメです。
この作品にはとても沢山の登場人物がでてくるのですが、皆それぞれ個性的で本当に魅力的に書かれています。
巨大隕石が地球に衝突する事により人類が滅亡する事がわかり、選ばれた人々を冷凍して未来に送り人間が生活できる環境になったとコンピューターが判断したら解凍される、というところから始まります。しかし、未来は劇的に環境が変化していて、虫が巨大化していたり恐竜の様な生き物がいました。
田村由美さんの想像力の凄さに圧倒されることがしばしばです。
5つの選ばれたチームが送られるのですが、その中でも一番大好きなチームは夏のBチーム!
ニートや不良、ギャルであったりと少し問題があった人達のチームですが、このチームはこんな過酷な環境の中でも落ち込むばかりでなく、何か問題があってもなんとかなる!と気楽に考えて笑いに変えたり、このチームの話は楽しんで読むことができます。
一番最高に好きなシーンはかくし芸大会をする場面です。まさかのチームリーダーのぼたんがリンボーダンスをしたり、蝉丸とナツは漫才をしたり、嵐は芸がないので苦し紛れにあやとりを見せたり。本当にそれぞれの個性がでていて、面白いです。
少女漫画ではあるのですが、内容的には男性が読んでも間違いなく面白いと思います♪