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  5. 翠星のガルガンティア（アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ
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翠星のガルガンティア（アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

Production I.G制作、オケアノス原作の日本のアニメ作品。2013年4月～6月まで放送された。
はるかなる未来、宇宙生命体ヒディアーズと戦う兵士レドが空間転移事故により、陸地のほとんどを海中に没した地球に跳ばされた。その地球にてガルガンティアという巨大な船団で生活することになる。兵士以外の生き方に触れ、ヒディアーズの真実を知り苦悩しながらもやがて成長してゆく物語。

昇雷

『光虫』の生み出す電気が過剰になり、上空に一気に放出される現象。

光虫

光虫
ナノマシーン。旧地球文明の遺産のひとつ。
自発進化促進派『イボルバー』が人間との共生進化によって新たな人類を創造しようとした時の産物。いまでは制御を失い、海を漂う存在になっている。電磁波を吸収しエネルギーに変換するため発光、発電する。

巡り銀河

海流の流れで『光虫』が対流する状態。この時、中にいる魚は逃げ場をなくしてしまうため、一気に捕獲が可能となる。ガルガンティアでは謝肉祭として収穫を祝っていた。
ちなみに、チェインバーは効率を優先させるため、魚をミンチ状態で捕獲してしまった。

光の帳

巡り銀河が大量に放電することで観られる幻想的な発光現象。

クジライカ

自発進化促進派『イボルバー』の生み出した人間とナノマシーンの共生進化した姿。ヒディアーズとまったく同じ存在だが、ヒディアーズが宇宙に適応させるため生み出されたのに対し、地球で氷河期を乗り切るために生み出された。そのため、宇宙と戦闘に特化したヒディアーズに比べはるかに能力は劣り、『チェインバー』でも簡単に討伐が可能となった。しかし、地球における最強の生物であり、それゆえ人々は神聖なる存在として接触を忌避していた。また、宇宙と人類との戦争に適応したヒディアーズに比べていまだ人間らしさが残っているのか、幼児の段階では人間の赤子に似ており、レドによるとコミュニケーションもゆくゆくは可能かもしれない、とのこと。

ユンボロイド

通称ユンボロ。荷役や作業用のほか、サルベージ用戦闘用も存在し、海賊用も存在する。大小さまざまであり、ラケージは特殊な専用大型ユンボロで他のユンボロを圧倒していた。

人類銀河同盟

人類がヒディアーズとの戦闘のための生み出した組織。かつて地球にあった組織『コンチネンタル・ユニオン』が前身。自発進化推進派『イボルバー』の行う非人道的な人体実験に反対し、国連決議をまたずに戦闘状態に突入し、イボルバーとの戦闘がやがてヒディアーズとの戦争に発展、それがレドの時代にまで受け継がれていた。
同盟に参加しない異なる言語をもつ人類も宇宙には存在するらしい。現在地球から遠くはなれ救難信号が到達するだけでも6582年16時間20分の位置にある。家や家族という共同体は存在しないらしい。
すべての人間が兵士としての素質をのみ求められ、それにそぐわない劣った遺伝子は排除される。兵役を14万5000時間務めると優れた人間として限定市民権と、本拠地アヴァロンでの4週間の渡航滞在許可を申請する権利が与えられる。そこで自由睡眠、自由飲食、生殖の自由が約束される。軍務移動中は冷凍睡眠にあり睡眠学習などが施される。
兵役にある身は私有財産は認められていないので、レドは通貨の概念が分からなかった。食料や酸素は配給制。レドが地球に来た当初は流動食を食べており必要最低限の栄養だけを摂取するだけの模様。
コンチネンタル・ユニオン時代に開発されたワープ技術、ワームホールドライブを活用した移動手段をもっており、これはヒディアーズにはない技術である。

アヴァロン

人類銀河同盟の本拠地。スペースコロニー。市民の数は4億7000万人存在する。兵役を全うした優れた人間だけが住むことを許される模様。

マシンキャリバー

人類銀河同盟が作り出した対ヒディアーズ用人型戦闘機。「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」という対話型AIが搭載されており、兵士として最大限力量を発揮できるようにパイロットを支援する。パイロットの力量を解析し最適化された戦闘シミュレートにより自動戦闘も可能。状況を判断しパイロットを冷凍睡眠状態にしたり、的確な行動を提示するが、パイロットに反逆するようなことはない。推論エンジンと呼ばれる解析機能をもって地球言語を速やかに解析、ガルガンティア船団とレドとの通訳を果たした。地球文明の古い記憶媒体を遠隔で解析もできる。また『マキシマイズ』という機械化融合によりパイロットの中枢神経とマシンキャリバーを接続することにより大幅な機動力の向上が出来るが、母艦からの支援がない状況下ではパイロットに致命的な負荷がかかりものの数分で生命維持が不可能となる。

空母ラモラック

人類銀河同盟所属。マシンキャリバーを運用する大型空母であり、艦体前部に戦闘艇を多数収容している。

ディメンシュトリューム

ヒディアーズ殲滅を企図して投入された新型兵器。ディメンシュトリュームフォーメーションというヘクサエレナ艦6隻同時運用によりヒディアーズの要塞特殊砲『ブロッサム・セイル』を完全に破壊したが、ブロッサム・セイルの予想外の再生能力の高さと、その砲撃力の前に壊滅した。

クローザー・パス

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