チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)のネタバレ解説・考察まとめ

『チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)』とは、デンマークのインディーズスタジオOther Tales Interactiveが開発した、2人用の協力型脱出パズルアドベンチャーゲームである。主人公であるプレイヤー2人は、天才時計職人アマリー・ラブンが作った時計仕掛けの世界に吸い込まれてしまう。不思議で奇妙な世界から脱出するため、そしてアマリーの妹であるレアケ・ラブンの行方不明事件の真実を見つけるため、世界をくまなく探索して謎を解き明かしていく。

アマリーが発明した、他者から生きる時間を奪う方法。
時計を使って生きるものの時間を奪い自らの生命の時間に加えようとした。

場所

村の片隅にある駅。
右端のパネルに正しい進行ルートを入力すると、左側の階段上に列車が到着する。

一軒の家

二階建ての一軒の家。
おそらくラブン家の住処。

井戸

古い井戸。
梯子を伝って下に降りることができる。
1932年には取り壊されている。

ラブン時計屋

ラブン家が1927年に開店させた時計屋。
営業時間は3時〜9時。

郵便局

村の郵便局。
中には郵便ポストと郵便ボックスがあり、1937年にはモールス信号機が設置された。
1927年の3月に着工された。

時計台

大きな時計台。
入口は大きく頑丈な門で閉ざされている。
1937年にクラリッシャ・シャーの寄附により設立。

『チックタック:二人のための物語』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

2人の女性作家兼デザイナーが生み出したゲームの世界

ターニャとミラ

『チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)』 を開発したOther Tales Interactiveは、2016年11月設立のインディーズゲームスタジオである。
スタジオは2人の作家兼デザイナーであるターニャ・リンド・タンクレッド(Tanja Lind Tankred)とミラ・ドルチェ(Mira Dorthe)で構成されている。
彼女たちはどちらも文学的なバックグラウンドを持っており、ターニャは比較文学の学士号を取得、ミラはクリエイティブライティングと言語学の学士号を取得している。
彼女たちの出会いはコペンハーゲンにあるIT大学で開催されたマジックザギャザリングイベントで、物語主導のゲームに対する共通の愛情から仲良くなったという。
そして2人はゲームデザインの修士号を学び、共にゲームの開発を始めた。

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