チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)のネタバレ解説・考察まとめ
『チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)』とは、デンマークのインディーズスタジオOther Tales Interactiveが開発した、2人用の協力型脱出パズルアドベンチャーゲームである。主人公であるプレイヤー2人は、天才時計職人アマリー・ラブンが作った時計仕掛けの世界に吸い込まれてしまう。不思議で奇妙な世界から脱出するため、そしてアマリーの妹であるレアケ・ラブンの行方不明事件の真実を見つけるため、世界をくまなく探索して謎を解き明かしていく。
操作方法はいたってシンプルである。
矢印で方向の操作、ボタンやマウスのクリックでアイテムを入手できたり画面を切り替えられる。
画面タッチ操作が可能であれば、横スクロールも可能だ。
ゲームに不慣れな人でも直感的に簡単に操作できる。
ゲーム攻略の鍵
1、画面を見る
画面にはゲームを進めるヒントがたくさん隠されている。
触れたり押したりすることで何かが現れたり、パズルのように組み替えていくことでヒントが次に進むための重要アイテムとなる。
気になるポイントはとことん調べてみるのが良い。
2、言葉で伝え合う
ゲームを進めるためには2人の協力が必要となる。
自分が見つけたことを相手に伝え、2人で意見を交わすことで謎が解けていく。
自分の画面に映るものは相手にとってのヒントかもしれないため、些細なことでも報告すると良い。
はじまりの謎解き
不思議な荷物
ゲームを開始すると、プレイヤーたちは不思議な荷物を受け取る。
荷物に入っていたのは金色の時計と手紙の2つだ。
封筒をクリックすると中から手紙と新聞記事を出せる。
手紙と新聞記事はプレイヤー1と2で異なる内容となっている。
プレイヤー1の新聞記事には「有名な時計岸一家の末娘であるレアケについて、昨日行方不明になったと言う届が出されました。彼女の姉であるアマリーによると、最後にレアケを見たのは10時半だと言うことです」と、プレイヤー2の新聞記事には「当然のことながら気が動転していたと言うアマリーは、後に彼女の証言を訂正し、最後にレアケを見たのはその1時間半後のはずだと証言しました」と記されている。
時計に触れると蓋が開く。
プレイヤー1の時計は6時15分、プレイヤー2の時計は7時を指して止まっている。
新聞記事をヒントに最後にレアケを見た10時半、そこから1時間半後である12時に針を合わせる。
そして手紙をヒントに時計のネジに触れる。
すると針が逆時計回りに回り出し、プレイヤーたちは時計に吸い込まれて次の章に移る。
第一章の謎解き
一軒の家
家に入ると、左に列車の玩具、右上に電球、右下にびっくり箱がある。
電球を触れて明かりをつけると「レアケ、反時計回りに2回、時計回りに回しつづけてね」のメッセージが浮かび上がる。
メッセージ通りに列車の車輪を回すと、さらに「レアケ、プレゼントを気に入ってくれると嬉しいんだけど!反時計回りに3回回して、時計回りに2回、反時計回りに2回回してから、時計回りに回しつづけてね。それからぜったい絶対に離さないで」のメッセージが現れる。
またメッセージ通りに、今度はびっくり箱の取手を回すと中から紙片が飛び出す。
紙片には、駅にある列車の進行操作パネルのレール順が描かれている。
井戸
井戸の中の梯子を下に降りていくと、井戸の底に不思議な機械が設置されている。
機械には○△□の記号が表示された画面、その下に記号を変更できるボタンがある。
プレイヤー1と2で記号が違うため、お互いの記号が一緒になるように合わせる。
全て合わせて右のレバーを引くと機械正面の扉が開きいて中からスイッチが取り出せる。
このスイッチは駅にある列車操作パネルにはめられる。
ラブン時計屋の営業時間
ラブン時計屋をクリックすると、営業時間3-9の文字が現れる。
時計屋の中に入るには3時〜9時になるまで時間を進めて店を開店させる必要がある。
画面を右にスクロールすると時間を進められるため、何度も右にスクロールし営業時間になると時計屋の中に入れる。
ラブン時計屋
店内にラジオがあり、つまみをスライドさせチューニングするとニュースを聞ける。
プレイヤー1と2で現れる文字が異なり、2人で同じ位置にチューニングすると一つの文章として読める。
ラジオのニュースを全て聴くと2階に上がれるようになる。
上にスクロールし2階に向かうと、プレイヤー1と2で異なるアイテムが置いてある。
プレイヤー1はカレンダー、プレイヤー2は広告用紙。
プレイヤー2の広告用紙には「ニュース水曜版。ラブンの時計屋では様々な時計を購入したり、古い時計を修理したりすることができます。本日時計屋グランドオープン」と記されている。
プレイヤー1はカレンダーの前に行き、ニュースから得た情報の「水曜日」、ラジオから得た情報の「3月」「18日」を押す。
正しく操作するとカレンダーが開き中から列車の進行ルートが描かれた紙片を入手できる。
駅
駅の右端にあるパネルの前に行く。
井戸で見つけたスイッチをはめ、一軒の家とラブン時計屋で見つけた紙片に書かれた進行ルート図面をもとにパネルを操作する。
正しく操作できると左上に列車が到着し次の章へ進める。
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目次 - Contents
- 『チックタック:二人のための物語』の概要
- 『チックタック:二人のための物語』のあらすじ・ストーリー
- はじまり 2000年
- 第一章 1927年
- 第二章 1932年
- 第三章 1937年
- エンディング
- 『チックタック:二人のための物語』のゲームシステム
- 遊び方
- プレイヤー選択
- 操作方法
- ゲーム攻略の鍵
- はじまりの謎解き
- 不思議な荷物
- 第一章の謎解き
- 一軒の家
- 井戸
- ラブン時計屋の営業時間
- ラブン時計屋
- 駅
- 第二章の謎解き
- 一軒の家
- ラブン時計屋〜手紙と鍵
- 郵便局
- ラブン時計屋の閉店時間
- ラブン時計屋〜時間抽出装置
- 駅
- 第三章の謎解き
- 一軒の家
- ラブン時計屋
- 郵便局
- 時計台〜門
- 時計台〜内部
- エンディング
- 『チックタック:二人のための物語』の登場人物・キャラクター
- 重要人物
- アマリー・ラブン
- レアケ・ラブン
- 白いカラス
- その他の人物
- ジェンソン夫人
- クラリッサ・シャー
- 『チックタック:二人のための物語』のアイテム
- はじまり 登場アイテム
- 手紙
- 新聞記事
- 金色の時計
- 第一章 登場アイテム
- 列車のおもちゃ
- びっくり箱
- 紙片
- 井戸の機械
- パネルのスイッチ
- ラジオ
- 広告用紙
- カレンダー
- 列車の進行操作パネル
- 第ニ章 登場アイテム
- ロープ
- ワイン樽
- 瓶の裏の白いトカゲ
- 壁掛けベル
- 金色の鍵
- アマリー・ラブン宛の手紙
- 郵便ポスト
- 郵便ボックス
- 本
- 第三章 登場アイテム
- 電話
- 鳥籠と機械のカラス
- 設計図
- ラブン時計屋の機械
- 電報
- モールス信号機
- 青い光入りの瓶
- 『チックタック:二人のための物語』の用語
- 時間抽出
- 場所
- 駅
- 一軒の家
- 井戸
- ラブン時計屋
- 郵便局
- 時計台
- 『チックタック:二人のための物語』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 2人の女性作家兼デザイナーが生み出したゲームの世界
- ゲーム開発地はスウェーデンの森
- 初開発作品で数々の賞にノミネート