チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)のネタバレ解説・考察まとめ

『チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)』とは、デンマークのインディーズスタジオOther Tales Interactiveが開発した、2人用の協力型脱出パズルアドベンチャーゲームである。主人公であるプレイヤー2人は、天才時計職人アマリー・ラブンが作った時計仕掛けの世界に吸い込まれてしまう。不思議で奇妙な世界から脱出するため、そしてアマリーの妹であるレアケ・ラブンの行方不明事件の真実を見つけるため、世界をくまなく探索して謎を解き明かしていく。

第二章の謎解き

一軒の家

樽を壊すと中から時計が出てくる

家の中の観葉植物の下にメモが挟まっており「下の階にある物を置いておいたよ、私の最大の発明になるはず。私たちの秘密のメロディーを流せば、扉が開くよ。〜アマリー」のメッセージが記されている。
地下へ続く扉を開き下にスクロールし地下へ向かうと、ワイン樽、白いトカゲが隠れた瓶、ロープを見つける。
それぞれに触れていくとメッセージが現れ、組み合わせると以下の文章になる。
「このバージョンを完成させるために、もう1年も書斎で頑張っていたの。レアケこれをあなたに保管していてもらいたいの。大事にして、とても大事にね。キッチンであなたが見つけたあの2匹の子猫たちを世話していたみたいに。5年後にもっと知識があれば、このバージョンの作業を再開して完成させるわ。それじゃ夕食の席で会いましょう」
この文章はベルを鳴らすためのヒントとなっている。

地上に戻り、室内の壁掛けベルの前へ行く。
ベルの下にはそれぞれ、キッチン、前の扉、書斎、音楽部屋、オフィス、ダイニングホールの6つのパネルが掲げられている。
先程地下で見つけた文章を読み解き、書斎のベルを1回、キッチンのベルを2回、ダイニングホールのベルを5回鳴らす。
すると地下への扉が勝手に開く。

また地下へ向かうと、ワイン樽がロープに吊るされている。
樽に何回か触れると樽が壊れ中から時計を入手できる。
時計の長針は、12、3、12、12、12、3、6(上、右、上、上、上、右、下)を繰り返し指しており、これは列車の進行操作パネルのヒントとなっている。

ラブン時計屋〜手紙と鍵

手紙を入手すると、画面右下に手紙のマークが現れる

営業中のラブン時計屋の中で、プレイヤー1とプレイヤー2は異なるアイテムを見つける。
プレイヤー1は、白いカラス、「閉店後に作業する」と記されたメモ、本、3つの丸い石。
プレイヤー2は、レアケからアマリー・ラブン宛の手紙、時計屋のタグのついた金色の鍵。
プレイヤー2は手紙と金色の鍵を手に入れ、郵便局へ向かう。

郵便局

手紙を投函すると下からメモが出てくる

郵便局に入り、プレイヤー2はラブン時計屋で手に入れた手紙をポストに投函する。
するとポストの下から郵便ボックスの番号が書かれた紙片が出てくる。
紙片には「郵便BOX番号:28 NW W SW E」と記されている。

プレイヤー1も郵便局に入り、プレイヤー2が手に入れたヒント通り28番の郵便ボックスを探す。
ボックスにはダイヤルが付いており、このダイヤルを正しい位置に指せればボックスが開く仕組みになっている。
プレイヤー2が手に入れたヒントにあるアルファベットは方角を意味しており、NW(North West)=北西、W (West)=西、SW (South West)=南西、E(East)=東と読み解ける。
ダイヤルをそれぞれ方角を指すように合わせ、ダイヤル下のボタンを押すとボックスの扉が開く。
中から先ほどプレイヤー2がポストに投函したアマリー・ラブン宛の手紙を受け取り、封を開けて金色の鍵を入手する。

ラブン時計屋の閉店時間

閉店後の時計屋は、鍵を使うと中に入れる

閉店後のラブン時計屋に入るため、閉店になるように時間を進める。
今度は左周りにスクロールしていき何度もスクロールさせ時計屋が閉店したら、入手した金色の鍵を使って中へ入る。

ラブン時計屋〜時間抽出装置

時計の中身を動かし正しく配置する

閉店後の時計屋は、開店中とは異なるアイテムが置いてある。
プレイヤー1は内部が見えている時計、プレイヤー2は先程プレイヤー1の室内にあった本。
本をクリックすると本が開き以下の文章が読める。
「虎眼石は石英の左側にあるべきである。クジャク石は一番端や、ルビー真横にあってはならない。ルビーは虎眼石の真横にあってはならない」
「最高の精度にするため、バランス針を三つ目の石英に向ける。その代わりにクジャク石へ向けるーさらに時間を記憶するのに最適か?」
「最適な精度を生み出すために全てを設定する場合、右上のギアを2回時計回りに回して時計のネジを巻く。蓋がしまったら、時計を12時に設定して実験を開始すること。これで抽出プロセスが開始されるはずである」
プレイヤー2は本の文章を伝え、プレイヤー1 はヒント通りに時計の中の石と針を動かし配置する。
石を、左から虎眼石・クジャク石・石英・ルビーの順に並べ、バランス針をクジャク石に向け、右のギアを2回時計回りに回して時計のネジを巻く。
正しく操作できると時計盤が勝手に閉まるため、時計の針を12時に合わす。
すると針が動き出し、時計の長針が3、3、3、6、3、6、6、3(右、右、右、下、右、下、下、右)を指す。
これは列車の進行操作パネルのヒントとなっている。

前回と同じルートは使用できなくなっている

駅のパネルを操作し、時計の針が指し示す方角どおりに列車の進行ルートを入力する。
正しく操作すると、左上に列車が現れプレイヤーたちを次の章へ運んでいく。

第三章の謎解き

一軒の家

ダイヤルを押すと受話器からメッセージが流れ出す

家の中には古い電話がある。
プレイヤー1とプレイヤー2では配置されているダイヤルボタンの数字が異なり、ボタンは全部で7つずつある。
ダイヤルを押すと受話器から途切れたメッセージが流れ出すので、2人が交互にダイヤルを押してメッセージが一つの文章になるように組み合わせる。
正しい順番でダイヤルを押し受話器をクリックすると、上から梯子が降りてきて2階に行けるようになる。

2階には機械仕掛けのカラスが入った鳥籠が置いてある。
鳥籠の下にはアルファベット3文字が入れられる仕様になっているので、電話のメッセージの中で得たカラスの名前を入れる。
すると鳥籠の中のカラスが動き出しカラスの目が規則的な点滅を始める。
また壁には時計台の門の設計図が貼られており、門の右半分にカラス、左半分にモールス信号のイラストが描かれている。
カラスの目の点滅をメモしておき、後の時計台の門で使用する。

ラブン時計屋

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