アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス（アンチャ3）のネタバレ解説・考察まとめ

脱出したネイトはいつの間にか砂浜に打ち上げられており、再度イエメンへ戻って来てエレナと合流する。しかしエレナからサリーが連れ去られたことを聞き、マーロウたちの使っている輸送機に忍び込もうとする。敵を倒しながら乗り込むことに成功したネイトは、飛行機内を移動する途中で敵に見つかってしまう。敵はネイトを掴み積み込みハッチを開けネイトを落とそうとするが、ネイトの機転で積荷をほどき敵もろとも落とす。しかしネイト自身も振り落とされ飛行機から宙ぶらり状態になるが引っかかった積荷を辿りながら飛行に乗り込む。銃撃戦の末飛行機がコントロールを失いネイトも放り出されてしまうが、積荷にしがみつき積荷用のパラシュートで無事着地する。

chapter 18：空虚なるルブアルハリ～chapter 19：砂の集落

不時着した飛行機を後に、砂漠を歩き回るネイト。広大な砂漠で途方に暮れながらも歩いていたネイトの前に井戸が現れ、水をくみ上げようとするが枯れていた。やがて日が落ちて一晩歩き続ける。時折目の前に人が現れたり、オアシスが見つかるが幻覚であったり、ネイトの精神をも疲れさせていく。やがて廃墟にたどり着くがマーロウの手下に襲われてしまう。そこへターバンの男とその仲間たちが現れネイトを助け出してくれる。それはサリームという原住民の部族の長である男で、ただネイトが疲れていそうだったからという理由で助けてくれたのだった。ネイトが単独でマーロウたちに立ち向かうと話すと、サリームたちもマーロウたちを放っておくと邪悪な力が開放されてしまうと信じているため協力してくれるという。

chapter 20：キャラバンを追って～chapter 21：砂漠のアトランティス

サリームの協力で馬を借り、マーロウたちのキャラバンを追う。馬に乗りながら車を攻撃し、サリーの救出に成功する。引き続きネイトたちはサリームの仲間たちを引き連れてマーロウたちを追うが、途中で砂嵐に巻き込まれはぐれてしまう。馬を降りて歩いているうちに目的地である砂漠のアトランティスと思しきところにたどり着く。周囲の建物を探索して泉の水を飲んだ瞬間、銃声が響きサリーが撃たれてしまう。マーロウとタルボットを追いかけるが、頭に炎がつきテレポートをする異様な怪物に襲われてしまう。タルボットを見つけ追いかけるが、幻覚の作用でクモが出現し少年時代に戻るなど奇妙なことが次々と起こる。やがて正気に戻るとさっき撃たれたはずのサリーが目の前に現れる。どうやらサリーが撃たれたこと自体が幻覚で、ネイトが飲んだ水には幻覚作用があったのだ。

chater 22：起きて夢を見る者

かつてソロモン王は水の幻覚作用によって人々を支配していた。その水を生み出しているのは、ソロモン王が倒し真鍮の壺に封じ込めた魔物であり、マーロウたちの狙いはまさにその魔物の「力」だった。マーロウはクレーンでその壺を引き上げようとしていたが、ネイトとサリーによって阻止され、ネイトが放ったロケット弾により建物自体が崩れ始める。その中に発生した流砂の中にマーロウは囚われてしまい、ネイトは助けようとするもマーロウは引きずり込まれてしまった。怒り狂ったタルボットが襲い掛かってくるが、サリーの援護によって撃破。近くに待機していたサリームと共に無事脱出したのだった。いざ帰国しようというというときに、サリーが語り始める。ネイトはエレナとの指輪は失くしてしまったと話していたが、実はサリーはその指輪を見つけて預かっていたとのこと。ネイトは指輪を受け取り、エレナとヨリを戻す。

『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』のゲームシステム

3DアクションとTPSの要素を組み合わせたものが採用されており、ジャンプ、泳ぐ、つかむ、登るといったアクションを駆使して進めていく。武装した敵兵はステルスや銃撃戦で倒すことができる。武器の種類は豊富だが一度にもてる数は限られているので、どの武器を携帯するのかが重要となってくる。武器は敵からもドロップする。

『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』の登場人物・キャラクター

ネイト一味

ネイト／ネイサン・ドレイク（Nathan Drake）

CV：東地宏樹、池松壮亮（若年期）
『アンチャーテッドシリーズ』の主人公。伝説の冒険家フランシス・ドレイクを祖先に持ち、豊富な知識と人並外れた身体能力、そして飽くなき探求心を持つトレジャー・ハンター。基本的にはおちゃらけるのが好きで、恐ろしい敵や罠を目の当たりにしても相棒のサリーとジョークを言い合うほど。銃を突き付けられているような状況でも敵に対してジョークで挑発したり、崖が崩れて九死に一生を得たようなときでもジョークを忘れない。その一方で、常に仲間思いでサリーやエレナが捕らえられたときは必ず見捨てずに助けに行く。天涯孤独の孤児院育ちと語っていたが、次回作『海賊王と最後の秘宝』では死んだと思っていた兄が現れる。この人物は義理の兄弟であり、肉親ではない。

サリー／ヴィクター・サリバン（Victor Sullivan）

CV：千葉繁
常にノリの軽い初老の男性。葉巻と派手なシャツがトレードマーク。長年ネイトの相棒をしており、二人はもはや阿吽の呼吸。基本的には力仕事や危ない場所での作業はネイトに任せ、乗り物の手配や資金の調達などの面でサポートしている。『砂漠に眠るアトランティス』ではネイトとサリーの出会いが語られているが、サリーが無茶をする若きネイトを助けたのがきっかけで二人は出会った。ネイトと同じくジョークを言うのが好きだが、ネイトと違いやはり少し初老の男性にありがちなセクハラまがいの発言も見受けられる。ネイトと共に命からがら脱出することが多いのだが、少量でもお宝をくすねているちゃっかり者。

エレナ・フィッシャー（Elena Fisher）

CV：永島由子
ネイトと行動を共にすることが多い女性。元々は『アンチャーテッド』というテレビ番組のレポーターとしてネイトを雇い、お宝発見の瞬間を撮影して番組で紹介しようとするところからネイトとの関係が始まった。仕事熱心で真面目である一方、主にネイトに対して危険なことからは身を引くことを勧める常識人。しかしこれまでにも危険な目に遭ってきたのか、何のためらいもなく傭兵相手に拾った銃で応戦することができ、ネイトのサポートはありながらもネイト並みの身体能力で崖なども難なく登ることができる。今作ではネイトとの会話から「何度も一緒に危機を乗り越えてきた末にお互い惹かれ合い付き合ったものの破局した」状態で再会することとなる。

協力者

クロエ・フレイザー（Chloe Frazer）