金色のガッシュ!!(ガッシュベル)のネタバレ解説・考察まとめ

『金色のガッシュ!!』とは、2001年より週刊少年サンデーで連載されていた、雷句誠による漫画。それを原作としたテレビアニメが『金色のガッシュベル!!』である。天才中学生、高嶺清麿の前に謎の少年ガッシュが現れる。この出会いによって清麿の生活は一変。不思議な本を手に、魔界の王を決める戦いに参加することになる。「優しい王様」になるために戦う中で出会いと別れを繰り返し、彼らは強くたくましく成長していく。

最後のガッシュとの戦いにてブラゴが初めてシェリーに本音を向けた瞬間。

出会った当初はシェリーの言う事など一切聞かず、身勝手な言動と行動だったが共に過ごす内にシェリーの純真な友への思いとココを助ける為に協力してくれたブラゴへの感謝をシェリーから受ける内に、ブラゴは少しづつ成長していった。最後の清麿とガッシュとの戦いで、敗北を悟った時、魔界へ帰る前、シェリーに感謝の言葉を述べたブラゴ。

清磨「ガッシュお前は俺の友達だ」

ガッシュが魔物で落ちこぼれな上に友達が居ない事をブラゴに言われ絶望しているガッシュに自分は何があっても友達だと告げる清麿。

自分が魔物の子供であり、王を決める戦いに参加する為、人間界に送られた事、魔界にいた時は落ちこぼれで友達が居なかった事、ガッシュは災いでしかないのだとシェリーとブラゴに言われ絶望的になったガッシュに清磨が本音で想いをぶつけた。孤独だった清磨を助けたのは他ならぬガッシュだからである。

ウォンレイ「私の後ろには傷つけてはいけない人がいる」

後ろの壁の向こう側に居るリィエンを守る為、戦闘態勢を取るウォンレイ。

ウォンレイが最後の戦いでリィエンを守る為、一人敵に立ち向かった。壁を隔てて姿が見えないリィエンはウォンレイが死んでしまう前に恵に頼んで本を燃やして貰う。ウォンレイは自分のヘアバンドをリィエンに残し魔界へと帰った。ヘアバンドには「ずっと一緒に」と彫られておりリィエンはヘアバンドを抱きしめ涙を流した。

フォルゴレ「私はいつだってカバさんだ」

クリアから特訓を受け強くなったキャンチョメは我を失い優しさをも失う。キャンチョメに優しい自分を取り戻して貰う為、フォルゴレが放った言葉。

元々フォルゴレは体が大きく力もあり暴れまわっていた。馬鹿にするものは倒し逆らう者は一人も居なかった。カッコよさと強さを求めた、まさにライオン。しかしそんなフォルゴレでも人助けをする事もあった。それなのに街の皆は逃げていき、自分の親すらもフォルゴレに銃を向け追い返した。その事に憤りを感じていたある日、テレビを観ていると、カバさんの牙に小鳥が止まっているのを見た時、フォルゴレはこっちがいいと思った。不格好でも小鳥たちが寄ってきてくれるカバさんの方がいいと思ったのだった。愉快なスターになった今でも親は近寄らない、そうなってしまっては終わりなんだとキャンチョメに訴えた。

『金色のガッシュ!!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作者はクリア編を無理やり書かされたというデマが流れたことがある

『金色のガッシュ!!』を巡るデマが流れたことがある。最終エピソード・クリア編は編集サイドから、引き延ばしの提案で無理やり書いたと言う噂が流れた。これに対して作者は「何故こんなデマが流れたのか判らないがそれは違います。クリア編は元々やろうとしていたお話で無理やり書かされた話ではありません」と強く訴えていた。更には「余分な話など一切ありません」とも話していた。この言葉通り、余分な話など一切なく今も尚語り継がれる最高作品となっている。

ビクトリーム再登場

個性的なキャラクターにより読者人気が高くアニメでもビクトリームが登場したシーンは視聴率が高かった。コミック15巻にて作者は「復活依頼のハガキが千通以上届いたら実現させる」と発表した所、なんと三千通以上も集まってしまった為、作者は約束通りビクトリームを主役とした番外ミニ漫画が描かれた。更にはそれを元にした、フォルゴレの初夢にビクトリームが登場するアニメオリジナルエピソードまで作られたり、89話では清麿の夢にまで出てきている。メロンが好きであり、13巻ではビクトリームがメロンの歌、「ベリーメロン」と言う自身のテーマソングを歌っておりアニメ版ではしっかり曲が作られCD化された。

『金色のガッシュ!!』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):千綿ヒデノリ『カサブタ』(第1話~第50話)

OP(オープニング):谷本貴義『君にこの曲が届きますように』 (第51話~100話)

OP(オープニング):谷本貴義『見えない翼』(101話~150話)

ED(エンディング): 上戸彩『PERSONAN』 (第1話~第30話)

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