デジモンアドベンチャー02(DIGIMON ADVENTURE 02)のネタバレ解説・考察まとめ

『デジモンアドベンチャー02』とは、フジテレビ系列で放送された前作『デジモンアドベンチャー』と世界観が同じ続編であり、冒険、バトルアクションが詰め込まれた少年向けアニメ。全50話。原作は本郷あきよし。デジタルワールドに現れた、新たな敵デジモンカイザーに、新旧の選ばれし子供たちとそのデジモンたちが挑んでいく。今作は前作と比べて進化方法の多彩さなどが魅力。さらに、前作からの登場人物たちの成長した姿を見ることができる。

光の種

ホーリーストーンが壊された跡に、チンロンモンが植えた種。

ダークタワー

オベリスクのような形をした黒い塔。建設するのではなく、データなので一瞬で建てることができる。デジモンの通常進化の抑制と暗黒デジヴァイスによるデジモンを洗脳する電波塔の役割を持つ。アルケニモンは、自分の髪を使ってダークタワーからダークタワーデジモンを生み出した。

イービルリング

ヴァンデモンがコピーした、テイルモンのホーリーリングのデータを元に機能を反転させて作られたリング。成熟期までのデジモンを操ることができるが、完全体を操るには不十分。

イービルスパイラル

完全体を操るのに不十分なイービルリングを発展させた物。完全体を操ることができ、ダークタワー無しで暗黒デジヴァイスの力を受信できる。

暗黒の種

賢の体内に埋め込まれたデジタル物質。賢が秋山遼とデジタルワールドを冒険した際に、ミレニアモンを倒した時に体内に埋め込まれた。宿った人間の心の闇に反応し、運動神経などの能力を引き上げるが、性格を歪めてしまう。

進化

通常進化

デジモン自身やパートナーである人間の心の力によって行われる進化。基本的に進化は一本道であり、特殊な事情でない限り進化先が異なることはない。パートナーデジモン以外のデジモンは退化をしない。パートナーデジモンが完全体になるには紋章の力が必要なようで、紋章が消滅してからは、前作のパートナーデジモンたちは完全体に進化しにくくなってしまった。紋章の他、チンロンモンが分け与えた力を使って完全体以上に進化することができる。

アーマー進化

デジメンタルの力を使ってアーマー体に進化する。ダークタワーによって通常進化を抑制されてしまっていた為、それに対抗する為に「デジタルワールドの安定を望む者」が古代種デジモンとともに復活させた。古代種のデジモン、または古代種のデータを持つデジモンであれば進化可能であり、通常進化の成熟期に相当する力を持つ。例外として、ブイモンが奇跡のデジメンタルでアーマー進化したマグナモンは究極体の力に相応する。

ジョグレス進化

デジモン同士の合体進化。進化の際、パートナーデジモンたちは「ジョグレス進化」と叫ぶ。「JOINT(合体)」と「PROGRESS(進歩)」を合わせた造語ではないかと光子郎は推測している。
ジョグレス進化という言葉は今作が初。ジョグレス自体は、前作の映画である『ぼくらのウォーゲーム』内で、ウォーグレイモンとメタルガルルモンがジョグレスしたオメガモンが初である。尚、ウォーグレイモンとメタルガルルモン、オメガモンは同じ究極体である為、進化ではない。

出来事

光が丘爆弾テロ事件

現実世界で7年前に起きた爆発事件。爆発事件と世間では言われているが、実際はグレイモンとパロットモンが戦った事件。前作の選ばれし子供たちが目撃、または当事者となっており、この事件が元で彼らは選ばれし子供たちとなった。

お台場霧事件

現実世界で3年前に起きた事件。ヴァンデモンが現実世界に進出し、自身が太陽の力を弱める為と、人間をお台場から逃さない為に霧を張って、お台場を陸の孤島にした。

2000年のネット事件

前作の後日談となる映画『ぼくらのウォーゲーム』の事件。謎のデジモンがネットワークで生まれ、データを食べながら成長。そして、核ミサイルを発射してしまった事件。

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