.jpg)
フランク・ウェストとは、カプコンが発売したアクションゲーム『デッドライジング』シリーズの登場人物で、2006年発売のシリーズ第一作『デッドライジング』の主人公。ウィラメッテで発生した暴動を独占取材すべく、ショッピングモールにヘリコプターで乗り込み、ゾンビアウトブレイクに巻き込まれることになる。一見普通の中年男性だが、並外れたパワーと精神力でゾンビに対抗し続けている。ファンからは「超人カメラマン」や「フランクさん」という愛称で親しまれているジャーナリストである。
フランク・ウェストの概要
フランク・ウェストとは、カプコンが発売するXbox 360用アクションゲーム『デッドライジング』シリーズの看板キャラクターで、物語の主人公のひとり。2006年に発売されたシリーズ第一作『デッドライジング』で初登場し、物語の舞台となるウィラメッテで発生した暴動を独占取材すべく、ショッピングモールにヘリコプターで乗り込んだ際にゾンビアウトブレイクに巻き込まれることになってしまったフォトジャーナリストの男性である。
続編の『デッドライジング2』本編には登場しないものの、本編の後日談にあたるエピソード「CASE:WEST」(ケース:ウェスト)で主人公のチャック・グリーンを手助けし、パラレルワールドとして描かれたエピソード「OFF THE RECORD」(オフ・ザ・レコード)では主人公として大暴れしている。『デッドライジング3』においては登場しないが彼の活躍を称える博物館が建設されており、コレクターアイテムとして銅像が登場。2013年にシリーズ最新作として発売された『デッドライジング4』で、再び主人公として返り咲いた。
一見すると普通の中年男性なのだが、3~4人掛けのベンチを素手で持ち上げて振り回し、軍用車から外して調達してきた機関銃を軽々と扱ったうえ、ゾンビを素手で屠るという、おおよそ人間とは思えない並外れたフィジカルと、戦場カメラマンとして鍛えてきた精神力でゾンビや、騒ぎに乗じて犯罪を犯すサイコパスに対抗し続けている。
ファンからは「人類最強の主人公」「超人カメラマン」といった二つ名をつけられているほか、尊敬の念を込めて「フランクさん」と敬称をつけて呼ばれることもある。
2006年にカプコンから発売されたアクションゲーム、『デッドライジング』。同社のゾンビゲームといえば『バイオハザード』が有名だが、本シリーズは『バイオ』シリーズとはまったく違う、「ゾンビを恐怖の対象として逃げるのではなく、積極的に敵として打ちのめす」というアクション面に突出したゲーム性が話題となった。
未曾有のゾンビアウトブレイクが発生した街を舞台とし、アクションの爽快感を追求したデッドライジングは、バイオハザードで作り上げたゾンビゲームのイメージに真正面から立ち向かうような挑戦作だったといえる。
ゾンビ殺戮アクション! 『デッドライジング』シリーズ作品まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
カプコン製のゾンビゲームといえばバイオハザードですが、デッドライジングはホラーよりもアクションの爽快感が際立つ作品です。ゾンビを蹴散らす快感と、サイコパス達のキャラの濃さでファンになった人も多くいます。このまとめでは『デッドライジング』シリーズの作品をまとめています。
フランク・ウェストのプロフィール・人物像

CV:TJ・ロトロ、小山力也(字幕ゲーム以外)、辻井健吾(DRDR日本語音声)
ミドルネームを含めた本名はフランシス・アルジャーノン・ウェスト(Francis Aljernon West)。『デッドライジング』が持つアクション性の面白さを支えているのは、彼の存在ありきといっても過言ではない。大量のゾンビを物怖じせず相手にする彼は、ホラーゲームとは思えないほど勇ましく、そして強い。
年齢は『デッドライジング』での初登場時には36歳で、『デッドライジング2』の時点では41歳、再び主人公となる『デッドライジング4』では52歳となっている。
戦場での取材経験もあるフリーランスのフォトジャーナリストで、ウィラメッテで発生した暴動を独占取材すべく、ショッピングモールにヘリコプターで乗り込んだ際にゾンビアウトブレイクに巻き込まれてしまった。当初は人並みに銃撃に怯えるなど普通の中年男性らしい一面を発揮するが、徐々に頑強な肉体を活かして習得したプロレス技などを駆使してゾンビを屠り、軍用車(ハマー)から外してきた巨大な機関銃を軽々と取り扱い、3~4人掛けのベンチを持ちあげて振り回すなど、徐々に人間離れしたフィジカルを発揮するようになっていく。その姿を見たファンたちから徐々に「人間を卒業している」という声が集まり始め、「戦場制圧ゾンビ殲滅用人型決戦兵器兼ジャーナリスト」「人類最強の主人公」「超人カメラマン」などの二つ名をつけられた。さらに、ファンたちからは尊敬の念を込めて「フランクさん」と呼ばれている。
ジャーナリスト故に好奇心旺盛で皮肉屋な面が目立つが、根はお茶目で心優しい正義漢であり、作中では困っている登場人物を率先して手助けしていた。倒した敵(サイコパス)のことは直視しないようにしている部分も。しかし『デッドライジング2』以降は金とスクープのことしか考えず、非人道的な実験現場や惨劇を前にしても不謹慎なジョークを飛ばすなど、他者を思いやる心をすっかり失った自己中心的で尊大な面が目立つようになり、同一人物とは思えない変貌ぶりを見せている。
フランク・ウェストの能力
高すぎる身体能力

大きなベンチを軽々と持ち上げるフランク
本シリーズ作品には特殊能力のような設定は登場せず、登場キャラクターたちは全員が普通の人間で、ゲームの演出として素早い移動などは見せるものの、どのキャラも比較的リアリティのある動きをしている。ところがフランクだけはその中でも異彩を放っており、人間が4人座れるような大きいベンチを軽々と持ち上げ、振り回すほどの腕力を発揮し、軍用ハマーに搭載された巨大な機関銃を平然と持ち運べるのはゲーム中でも彼のみとなっている。
サマーソルトキックや壁を利用した三角飛びなど、現実では繰り出すことすら難しい大技の数々を難なくこなすほど身体能力が高く、オープニングムービーでは高所から飛び降りて平気なほどの脚力を見ることができる。
さらに、映画やゲームでゾンビを攻撃する場合、銃や刃物などの武器を手にして戦うのが定石となっており、できるだけ威力の高いもので脅威に対抗しようとする。そもそも相手は腐っているので素手で攻撃したくないと思うのが人間の性ともいえるが、フランクは、素手でゾンビを叩きのめす。噛まれる事もまったく恐れず、腐った肉体のゾンビを素手で殴り飛ばすのである。

プロレスのコスチュームに身を包み、プロレス技でゾンビを屠るフランク
特にスキルアップを積み、LV.43で開放される技「ディスエンボウル」においてその強さは顕著に表れており、これはゾンビの内臓を引き抜くインパクト大の技となっている。フランクは素手でゾンビの腹を突き破り、そのまま内臓をつかんで引きずり出すのだ。腐った内臓を素手で触る度胸の持ち主など、フランク以外にいないのではないだろうか。さらに素手で相手の腹を突き破るあたり、空手家のように手そのものが鍛えられているとも推測できる。
適応力と学習能力の高さ

作中で手に入る「教則本」で、新たな能力を開花することができる
超人的な身体能力を持つフランクだが、それだけではなく、相当なレベルの適応力と学習能力も持ち合わせている。彼は現場となったショッピングモールで調達できる、あらゆるアイテムを武器として駆使する上、一度本を読んだだけで内容を完全に理解して自分の技術にしてしまう頭脳も持っているのである。
『デッドライジング』には「本」というアイテムがあり、これを読むことによって武器やアイテムの効果や耐久力を高めるといった特殊な効果を得ることが可能だ。フランクは一度本を読んだだけで内容を理解して実践できることから、身体能力だけではなく知力もずば抜けていることがわかる。カルト教団の教祖を倒した際は「Brainwashing Tips(洗脳の秘訣)」という本を手に入れ、同行している生存者が死を恐れずゾンビに立ち向かうようになった。さらに英語が話せない日本人の生存者に会ったときは、本屋で「Japanese Conversation(日本語会話)」という本を探してきて、一読しただけで片言とはいえ日本語での会話をしている。
読むだけで内容を理解するばかりか、技術すら取得できるフランクの学習能力は「驚異的」と言わざるを得ない。
卓越したサバイバルスキル
戦地へ取材に行ったこともあるジャーナリストのフランクだが、その経験からか、危険な場所で生き残る術がしっかりと身に付いている様子を伺わせる。
大量のゾンビとサイコパスが支配するショッピングモールを自由に動き回りながら3日間生き残ったことから、そもそものサバイバルスキルが非常に高いことがわかる。
積極的に人助けする高潔な精神

助け出した高齢者の手を引いてその場を離れるフランク。自力で動くのが困難な一部の生存者に対しては、手をつなぐ、背負う、肩を貸すなどして、移動を助けることが可能。
物語の舞台となったショッピングモールには多くの生存者が存在しているが、フランクは生存者を見つけたら必ず助けようと行動する。作中ではサイコパスに囚われた状態の生存者はもちろん、生きる事を諦めた老人(フロイド・サンダース)を説得したり、下半身が麻痺した青年(ロス・フォーク)を背負って歩いてまで助けたりもしている。さらにはやけくそになって泥酔しているような酒飲み(ギル・ヒメネス)までをも粘り強く説得し、生きることに対して前向きになるよう促していた。
その上、誰かがサイコパスに殺害されそうな所を目撃した場合、相手がどれだけ危険な人物でも臆することなく立ち向かい、被害者を救出する努力を惜しまない。
助けられる命はどんな事があっても諦めずに助けようとする高潔な精神の持ち主、それがフランク。ファンたちから「フランクさん」と呼ばれるのも納得である。
恐怖に打ち勝つ精神力

『デッドライジング』には、発狂した人間、混乱に乗じて悪事を働く人間、主人公を敵と見なして攻撃してくるなどの「サイコパス」という敵の存在があり、軍用ハマーとマシンガンを手に入れた囚人3人衆、チェーンソーを振り回す殺人ピエロ、ナタとダイナマイトで武装したベトナム帰還兵といった、ゾンビよりもはるかに厄介で恐ろしい人間たちがボスとして要所に現れる。普通の人間であれば死ぬ気で逃げるようなこんな重武装犯罪者にも、フランクは臆せず立ち向かっていくのである。
Related Articles関連記事

もはや主役レベル!『デッドライジング』に登場するサイコパスまとめ
アクションゲーム『デッドライジング』に登場するサイコパスまとめ。ゾンビゲーでありながらホラーよりアクション要素がきわめて高いシリーズ作品ですが、中ボスである人間(サイコパス)のインパクトも強烈です。
Read Article

ゾンビ殺戮アクション! 『デッドライジング』シリーズ作品まとめ
カプコン製のゾンビゲームといえばバイオハザードですが、デッドライジングはホラーよりもアクションの爽快感が際立つ作品です。ゾンビを蹴散らす快感と、サイコパス達のキャラの濃さでファンになった人も多くいます。このまとめでは『デッドライジング』シリーズの作品をまとめています。
Read Article

リアルな3Dグラフィックのゲームに登場する美女・美人な登場人物・キャラクター34選まとめ
様々なゲームに登場する美女・美人な登場人物・キャラクター。ハードの性能向上によってリアルな3Dモデルが作れるようになり、より美しいキャラクターが生まれるようになった。しかし彼女たちを美女足らしめているのは3Dモデルだけではない。登場するゲームは異なるものの、彼女たちは度々困難に直面し、そこで心や体の強さを示してきた。プレイヤーが彼女たちに心惹かれるのは、そういう「芯の強さ」があるからだろう。ここではそんな美女たち34人をまとめてみた。
Read Article

《ゾンビ好き必見!》面白い家庭用ゾンビゲームまとめ
人間およびその他動物がゾンビ化するネタは、もはや定番ではあるこんにちですが、今回は面白い家庭用ゾンビゲームをご紹介・まとめてみました。ゾンビならではのスリルや緊張感を味わえるものから、汚らわしいゾンビ共を一掃するものから、中にはとんでもない発想やネタを体験することもできます!初心者必見!ですが、心臓の悪い方にはオススメできませんのでご注意を!
Read Article

【デッドライジング】美女・美人な登場人物・キャラクターの画像まとめ【DEAD RISING】
『デッドライジング』(デッドラ)はアメリカ合衆国、コロラド州ウィラメッテで起きた怪奇事件の謎を究明していくことが目的のゾンビパラダイスアクションである。同社の『バイオハザードシリーズ』と比べると登場するゾンビの数が多く、画面内を200体以上の大量のゾンビが埋め尽くすこともある。そんな醜いゾンビと対比するかのように、『デッドライジング』には美女の登場人物・キャラクターがいる。ここではそんな美女たちをまとめた。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- フランク・ウェストの概要
- フランク・ウェストのプロフィール・人物像
- フランク・ウェストの能力
- 高すぎる身体能力
- 適応力と学習能力の高さ
- 卓越したサバイバルスキル
- 積極的に人助けする高潔な精神
- 恐怖に打ち勝つ精神力
- ウイルスへの耐性
- フランク・ウェストの必殺技
- プロレス技
- コンボ武器
- ミックスジュースで得る特殊効果
- フランク・ウェストの活躍・来歴
- 『デッドライジング』
- 『デッドライジング2』
- 「CASE:WEST」(ケース:ウェスト)
- 「OFF THE RECORD」(オフ・ザ・レコード)
- 『デッドライジング3』
- 『デッドライジング4』
- フランク・ウェストの関連人物・キャラクター
- 『デッドライジング』の登場人物
- イザベラ・キーズ
- カリート・キーズ
- ブラッド・ガリソン
- ジェシカ・マッカーニー
- 『デッドライジング2』の登場人物
- チャック・グリーン
- 『デッドライジング4』の登場人物
- ヴィッキー(ヴィック)・チュー
- ポーラ
- フランク・ウェストの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「戦場の取材をしたことだってある!」
- フランク・ウェストの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ゾンビと自撮りで記念写真を撮るフランク