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フランク・ウェストとは、カプコンが発売したアクションゲーム『デッドライジング』シリーズの登場人物で、2006年発売のシリーズ第一作『デッドライジング』の主人公。ウィラメッテで発生した暴動を独占取材すべく、ショッピングモールにヘリコプターで乗り込み、ゾンビアウトブレイクに巻き込まれることになる。一見普通の中年男性だが、並外れたパワーと精神力でゾンビに対抗し続けている。ファンからは「超人カメラマン」や「フランクさん」という愛称で親しまれているジャーナリストである。
「OFF THE RECORD」(オフ・ザ・レコード)

パラレルワールドという設定のスピンオフ「OFF THE RECORD」(オフ・ザ・レコード)では、フランクが主人公として行動する。前作『デッドライジング』で突き止めた真実を世に公表し、本の出版や自身が司会を務めるテレビ番組の放送など、一躍大スターになったフランクだが、身を持ち崩してスキャンダルを起こし、社会的に追放されて育毛剤の営業で食いつなぐ「過去の人」となってしまっていた。そこで彼は現役復帰するため、ゾンビを使った悪趣味な大会「テラー・イズ・リアリティー」で優勝するべくフォーチュン・シティーへ向かう。
大会から無事生還し、賞金を手に入れたフランクだが、アリーナの倉庫で番組司会者のTKと謎の男が裏取引をしている場面を目撃する。その現状をカメラに収め、引き返そうとしたその時、ゾンビアウトブレイクが発生し、シティ内は地獄絵図と化してしまった。
ゾンビ化を止める薬の確保の必要性に迫られながらも、ジャーナリストとしての再起を賭けた「特ダネ撮影」と、生存者の救出のため、フランクは再びゾンビで溢れ返るモールへと飛び込む。こうしてフランクは、ウィラメッテ事件と同様に多くの生存者を救って犯罪者を皆殺しにし、傭兵部隊や保安警察を一人で壊滅させるのであった。
『デッドライジング』の時よりも太っている上に顔のシワも目立ち、立ち止まっていると腰を抑えるなど、ブランクや加齢に苛まれている描写もみられるようになる。
また、ハゲが進行して額が広くなっており、登場キャラには「育毛剤、効いてないものね」と揶揄されている。
『デッドライジング3』
フランク本人は登場しないものの、彼の像がコレクションアイテムとして登場する。さらに作中には「フランク・ウェスト博物館」が登場し、未曾有のゾンビ災害で生き残り、真実を暴いた彼の功績を見ることができる。博物館の中には、ウィラメッテ事件当時の自身の姿を模した等身大のパネルが、『デッドライジング』の黒幕であるカリートや『デッドライジング2』の主人公であるチャック・グリーンのパネルと共に展示されている。
『デッドライジング4』

再びゾンビアウトブレイクに陥るウィラメッテの街
『デッドライジング』の事件から16年後、52歳となり、大学で調査と報道を専攻する大学教授として教鞭をとるフランクは、自分勝手で尊大な面が目立つようになり、他者への同情心も薄れるなど、過去作品とは比べ物にならないほどの変貌を遂げていた。非人道的な研究を前にしてもスクープと金銭を得る事しか考えられず、惨劇の中でもジョークを連発するなど、ある意味ではサイコパスと化した状態で生きていた。
そんなフランクはある日、教え子であるヴィック・チューの嘘の誘いに騙され、再びウィラメッテの街で発生した大規模なゾンビアウトブレイクに舞い戻ることになる。新たな種類のゾンビと戦ううち、喉を噛まれて自身もゾンビ化してしまうが、最後は治療を受けてゾンビから人間に戻り、救助にやってきたヘリコプターに乗り込んで街を脱出した。
フランク・ウェストの関連人物・キャラクター
『デッドライジング』の登場人物
イザベラ・キーズ

CV:キム・メイ・ゲスト、杏寺円花(DRDR日本語音声)
事故で崩壊した中南米某国にあるサンタ・カベザ村出身の美女。27歳。黒幕であるカリートの実妹で、兄の復讐を手伝っていた。初めはフランクのことを信用しようとしなかったものの、元の意図以上に被害を拡大させようとする兄の狂気を止めるために協力関係となる。救助ヘリ到着直前はフランクに脱出を促してモールに残るも、ヘリが墜落して取り残された上に意識を失ったフランクを救助し、ゾンビ化を止める治療薬の開発に尽力した。
カリート・キーズ

CV:アレックス・フェルナンデス、田所陽向(DRDR日本語音声)
イザベラの兄。フランクがウィラメッテで最初に出会った人物だが、その正体はゾンビアウトブレイクを発生させた張本人で、今作の黒幕であるバイオテロリストにして最大のサイコパスとして立ちはだかり、本編中フランクとは三度交戦する。
ブラッド・ガリソン

CV:TJ・ストーム、斉藤次郎(DRDR日本語音声)
気前のいい中年の黒人男性だが、その正体はアメリカ合衆国国土安全保障省DHSの敏腕エージェント兼捜査官。当初はフランクを「パパラッチ」呼ばわりして煙たがっていたが、協力関係を築くうちに良い友人のようになっていく。カリートとの対決に敗れてゾンビの群れの中に放り込まれ、フランクに看取られながら死亡し、ゾンビとなってしまう。
ジェシカ・マッカーニー

CV:ローラ・ナポリ、松井暁波(DRDR日本語音声)
ブラッドのパートナーの新人DHS捜査官。ブロンドの髪と眼鏡が特徴。ブラッドの危機を救いに行く途中、自身をゾンビと勘違いしたフランクに襲われそうになって足首を痛めたため、以後は守衛室のモニターでモール内の出来事を監視し、ブラッドやフランクのサポート役に回るようになる。
『デッドライジング2』の登場人物
チャック・グリーン
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目次 - Contents
- フランク・ウェストの概要
- フランク・ウェストのプロフィール・人物像
- フランク・ウェストの能力
- 高すぎる身体能力
- 適応力と学習能力の高さ
- 卓越したサバイバルスキル
- 積極的に人助けする高潔な精神
- 恐怖に打ち勝つ精神力
- ウイルスへの耐性
- フランク・ウェストの必殺技
- プロレス技
- コンボ武器
- ミックスジュースで得る特殊効果
- フランク・ウェストの活躍・来歴
- 『デッドライジング』
- 『デッドライジング2』
- 「CASE:WEST」(ケース:ウェスト)
- 「OFF THE RECORD」(オフ・ザ・レコード)
- 『デッドライジング3』
- 『デッドライジング4』
- フランク・ウェストの関連人物・キャラクター
- 『デッドライジング』の登場人物
- イザベラ・キーズ
- カリート・キーズ
- ブラッド・ガリソン
- ジェシカ・マッカーニー
- 『デッドライジング2』の登場人物
- チャック・グリーン
- 『デッドライジング4』の登場人物
- ヴィッキー(ヴィック)・チュー
- ポーラ
- フランク・ウェストの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「戦場の取材をしたことだってある!」
- フランク・ウェストの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ゾンビと自撮りで記念写真を撮るフランク