ルビー・スパークス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ルビー・スパークス』とは、2012年にアメリカで製作された、『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督が送るラブロマンス映画である。小説家の青年カルヴィンは、天才と称されデビューを果たしたものの、極度のスランプに悩まされていた。そんな中、夢に出て来た理想の女性ルビーについて小説を書き始めると、寝食を忘れるほど夢中で書き進めることが出来た。するとある日突然、現実の世界でルビーがカルヴィンの前に現れたのだった。

ルビーを演じたゾーイ・カザンが脚本を担当

本作の脚本は、ルビーを演じたゾーイ・カザンが担当している。ゾーイ・カザンは書き始めた段階で、ストーリーの主人公はポールに演じてもらいたいと考えていた。
ポールは「書き終えたらジョンとヴァレリー(『リトル・ミス・サンシャイン』の監督を担当した2人)に送るべきだ」とゾーイ・カザンに提案した。『リトル・ミス・サンシャイン』に出演していたポールは彼女が書く脚本を読んで、これを映画にするなら監督はあの2人にぴったりだと思ったという。そしてそれが本当に実現したのだった。

『ルビー・スパークス』の主題歌・挿入歌

挿入歌:Sylvie Vartan「Game Of Love」

カルヴィンとルビーが、カルヴィンの母ガートルードの家に向かう道中に流れるバイタリティ溢れる曲。

挿入歌:Plastic Bertrand「Ça Plane Pour Moi」

カルヴィンとルビーがデートを楽しむシーンで流れる曲。ルビーが現れた奇跡を喜ぶカルヴィンにふさわしいエキサイティングな1曲。

主題歌:Nick Urata「Can We Start Over」

映画のエンドロールに使用された楽曲。一片の切なさと、恋人同士の甘美なひとときが漂う1曲である。

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