グランド・セフト・オート（GTA）の歴代ラスボスまとめ

ディエゴ・メンデス（『グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ（GTA:VCS）』）

バイスシティ最大のギャング「メンデス・ファミリー」のボスであるアルマンド・メンデスの弟で、饒舌な兄とは対照的な無口な男。
哲学書（プラトン）を愛読し、映画監督のレニ・ヴァッスルマイヤーと付き合っていた。兄アルマンドの命令に従い動く組織の幹部。アルマンドがヴィクターに殺されたため、敵討ちとしてマルチネスと共にダウンタウンのオフィスビルの屋上でヴィックと戦うが敗死した。

ディミトリ・ラスカロフ（『グランド・セフト・オートIV（GTA:IV）』）

GTA4には分岐点があり、選択によって2つのエンディングが用意されている。ディミトリ・ラスカロフは分岐1のラスボスである。
本作における最終的な敵であるロシアン・マフィア「ファウスティン・ファミリー」の幹部で、首領ミカイルの右腕。39歳。ファミリーでは恐怖統制のミカイルとは対照的な管理統制で組織をまとめ上げ、怒り（脅迫）のファウスティンに対して冷静（説得）の役割を持つが、その本性は冷酷で、自分と関わりを持った人間を誰彼構わず裏切る。

ジミー・ペゴリーノ（『グランド・セフト・オートIV（GTA:IV）』）

GTA4には分岐点があり、選択によって2つのエンディングが用意されている。ジミー・ペゴリーノは分岐2のラスボス。
ペゴリーノ一家のドンで、年齢は51歳。表向きは実業家であり、運送会社や廃棄物処理事業などを傘下に持つ。

ビリー・グレイ（『グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムド（GTAIV:TLAD）』）

バイカー集団『ザ・ロスト・モーターサイクル・クラブ（The Lost Motorcycle Club）』の総長。年齢は37歳。薬物違反でリハビリ用の施設に入っていたが保護観察処分ということで保釈され、ザ・ロストのリーダーに戻ったところから物語が始まり、穏健派のジョニーが他のバイカー集団と結んでいた停戦協定を簡単に破棄し、抗争を起こす。その後はある事件をきっかけに投獄され、投獄中にレイを嗾けた上に手引きで出所する事が決定していたが、真相を知ったジョニーらによって刑務所が襲撃され、ジョニーに向かってナイフで反撃するも呆気無く射殺された。

レイ・ブルガーリン（『グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー（GTA:TBoGT）』）

ロシア系マフィアのボス。かつては『GTA4』本編の主人公、ニコ・ベリックと不法移民の斡旋でビジネス関係を持っていた。人を見る目はあるが思い込みが激しく、敵対者には一切容赦しない苛烈な性格で、またロックミュージックとスポーツのファンで、好きすぎが講じて遂にはリバティーシティのプロホッケーチームを買収しようとした。また、仲間のティムールなどとバンド演奏もしたりする一方で、姉と同棲しているが口論が絶えず、時には姉のいる2階に向けて銃を乱射するほどに仲は悪い。

デビン・ウェストン（『グランド・セフト・オートV（GTAV）』）

エンディングがプランCの場合のラスボス的な存在。資産家。51歳。
かつてITバブルの中で世に知られるようになり、続いてエンターテイメントやインターネット、為替取引や豪華ツアーなど他の様々な産業でさらなる財を築いた。一般大衆には品行方正な人物で通っているようだが、実際には本作のラスボスに相応しい悪辣でケチ臭い性格。主人公を始めとする様々な人物を自分の好き勝手にタダ働きさせて、従わない場合には攻撃を加える。