虚構推理(小説・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『虚構推理』とは、作家・城平京による怪奇系ミステリー小説、およびそれを原作とした漫画・アニメ作品である。漫画家の片瀬茶柴による同作品のコミカライズが、『少年マガジンR』にて2015年4月から連載。怪異たちの知恵を司る神となった少女・岩永 琴子が恋人である不死身の男性・桜川 九郎と共に、怪異から寄せられる助けに応えて事件を解決していく。作品のテーマは「虚構」であり、真実を解き明かしていくことではなく、「いかに人々を納得させる虚構を作り出し、事をうまく収めるか」を目的としている。
D県Y村の名士である老人。ギロチンを本人の趣味で個人所有していた。年は離れているが、招き猫とギロチンの組み合わせのよさを理解してくれた小夜子を大切な友人だと思っていた。
音無 剛一(おとなし ごういち)
音無グループの会長。過去に怪異の力を借りて澄を殺害したため、世の秩序を乱した報いとして「澄を殺害したのは怪異ではなく、自分の娘の薫子である」と突き付けられた。
音無 澄(おとなし すみ)
音無グループの前会長であり、剛一の妻。亡き父親の遺言に従い強引にグループを拡張させ、子供たちの将来を子供たちの意志を無視して決めようとしたため、娘の薫子に殺害された。
音無 晋(おとなし すすむ)
剛一の次男であり、音無グループの取締役。兄の亮馬と相性が悪いのを本人も自覚している。優秀ではあるが、兄の影を気にしがちになっている。
藤沼 薫子(ふじぬま かおるこ)
剛一の長女。現在の夫である耕也との結婚を澄に強硬に反対され、澄を殺害した。
藤沼 耕也(ふじぬま こうや)
薫子の夫。人当たりがよく、妻を心から愛している。
音無 亮馬(おとなし りょうま)
剛一の長男であり、現在は自分の店を持つ料理人。弟の晋の優秀さを誰より認めており、自分のことなど何一つ気にすることはないのにと思っているが、弟との相性の悪さも自覚している。
音無 莉音(おとなし りおん)
亮馬の一人娘。聡明で利発な少女であり、自分が琴子に誘導されていることに気付いて苛立っていた。
室井 昌行(むろい まさゆき)
学生時代に女性関係で親友に裏切られ、浮気した妻に殺されかけ、自分で設立した会社の仲間に裏切られて会社を追い出された男。積み重なる裏切により人間不信に陥っているが、雪女には惹かれつつある。
雪女
昌行の学生時代、昌行を助けた怪異。人間社会の食べ物が大好き。昌行を気にかけ、愛している。
丘町 冬司(おかまち とうじ)
大学時代アウトドアサークルに所属していた社会人。柊を愛していたが、キリンの祟りに巻き込まれたとしか思えない状況で柊を見殺しにしてしまい、供養のためにキリンの社を探していた。
長塚 彰(ながつか あきら)
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目次 - Contents
- 『虚構推理』の概要
- 『虚構推理』のあらすじ・ストーリー
- 琴子と九郎の出会い
- 鋼人七瀬
- 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを
- ギロチン三四郎
- スリーピング・マーダー
- 雪女のジレンマ
- 岩永琴子の逆襲と敗北
- 『虚構推理』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 岩永 琴子(いわなが ことこ)
- 桜川 九郎(さくらがわ くろう)
- 桜川 六花(さくらがわ りっか)
- 警察関係者
- 弓原 紗季(ゆみはら さき)
- 寺田 徳之助(てらだ とくのすけ)
- 怪異の関係者
- 七瀬 かりん(ななせ かりん)
- 戸平 善太(とひら ぜんた)
- 嶋井 多恵(しまい たえ)
- 森野 小夜子(もりの さよこ)
- 宮井川 甲次郎(みやいがわ こうじろう)
- 音無 剛一(おとなし ごういち)
- 音無 澄(おとなし すみ)
- 音無 晋(おとなし すすむ)
- 藤沼 薫子(ふじぬま かおるこ)
- 藤沼 耕也(ふじぬま こうや)
- 音無 亮馬(おとなし りょうま)
- 音無 莉音(おとなし りおん)
- 室井 昌行(むろい まさゆき)
- 雪女
- 丘町 冬司(おかまち とうじ)
- 長塚 彰(ながつか あきら)
- 大和田 柊(おおわだ ひいらぎ)
- 『虚構推理』の用語
- 知恵の神
- くだん
- 人魚
- イワナガヒメ
- 鋼人七瀬(こうじんななせ)
- 『虚構推理』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 桜川 九郎「でもお前は花より綺麗だから 僕はどこにも返していないだろう?」
- 桜川 九郎「なら不死身ではなくなれば イワナガヒメとは離れたことを意味するだろうなあ」
- 『虚構推理』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「鋼人七瀬まとめサイト」及び七瀬かりんの公式twitterアカウントが作成された
- 琴子のキャラクターは漫画向きにチューニングされている
- 『虚構推理』の主題歌・挿入歌
- OP:噓とカメレオン「モノノケ・イン・ザ・フィクション」
- ED:宮野 真守「LAST DANCE」
- 挿入歌:七瀬 かりん(上坂 すみれ)「火炎放射器とわたし」