アタゴオル(ATAGOAL)のネタバレ解説・考察まとめ

『アタゴオル』とは、ますむらひろしによる漫画シリーズである。猫と人間が共存する空想の森ヨネザアドを舞台に、大食漢で自由奔放な猫ヒデヨシが騒動を巻き起こすファンタジー。1976年の『アタゴオル物語』から続くライフワークで、独創的な異世界観が評価され日本漫画家協会賞大賞も受賞した。幻想的な描写の一方、シビアな現実も描かれる独自の世界観が特徴。常識外れのトリックスターであるヒデヨシを通じ、物事の本質を照らし出す名作として長年愛され続けている。

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クサヤの葉巻

腐敗した紅マグロの内臓に一年間漬け込んで作る、超弩級の悪臭を放つ葉巻。ヒデヨシ以外が吸うと気絶、あるいは死に至るほどの破壊的な臭気を持つが、ヒデヨシはこれを愛飲している。

ネズミトランプ

ネズミの体を溶かして作られた51枚のカードで行うギャンブル。ヒデヨシはこのカードに潜む「鳴き声」の法則を見抜き、イカサマで荒稼ぎをしていた。

猫の目時計

目が文字盤、瞳が針、舌が振り子になった猫型の時計。古くなると独自の意志を持ち、周囲を攻撃したり幻覚を見せたりする厄介な性質を持つ。

群青剣(ぐんじょうけん)

「ジャングル・ブギ」に登場する世界最強の魔剣。星の磁気熱を封じており絶大な力を持つが、持ち主の憎悪を増幅させ、心を支配する邪悪な意志が宿っている。

キリエラ

三日月型の銀ハープ(ハーモニカ)。旋律によって物体を破壊したり、巨大怪物「網樹」を制御・打倒したりする力を秘めている。

その他

桃色三日月の夜

月が桃色に染まる夜。唐あげ丸が制御不能の躁状態に陥り、爆弾を投げ散らかすなどの暴走を繰り返すため、住人(特にヒデ丸)にとっては警戒すべき夜となっている。

豆猫族(まめねこぞく)

サボテンの森に住む、掌サイズの極小の猫の一族。言語のベースは作者の故郷の方言である「置賜弁」。過去にヒデヨシに食料を食い尽くされたため、彼を深く忌み嫌っている。

『アタゴオル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ますむらひろしはアニメ映画にもなった『銀河鉄道の夜』の作者

アニメにもなった『銀河鉄道の夜』

ますむらひろしは、1985年に公開されたアニメ映画『銀河鉄道の夜』のキャラクター原案を担当している。宮沢賢治の同名小説を映画化した本作において、主人公ジョバンニやカムパネルラをはじめとする登場人物が猫の姿で描かれているのは、ますむらの漫画版における作画設定を採用したものだ。
猫の姿を借りることで、原作の持つ幻想的な世界観に独自の深みを与えた。また、2012年に劇場公開されたアニメ映画『グスコーブドリの伝記』においても同様にますむらのデザインが採用され、主要なキャラクターたちが猫として描かれている。

ここは「理髪店」です。

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