アタゴオル(ATAGOAL)のネタバレ解説・考察まとめ

『アタゴオル』とは、ますむらひろしによる漫画シリーズである。猫と人間が共存する空想の森ヨネザアドを舞台に、大食漢で自由奔放な猫ヒデヨシが騒動を巻き起こすファンタジー。1976年の『アタゴオル物語』から続くライフワークで、独創的な異世界観が評価され日本漫画家協会賞大賞も受賞した。幻想的な描写の一方、シビアな現実も描かれる独自の世界観が特徴。常識外れのトリックスターであるヒデヨシを通じ、物事の本質を照らし出す名作として長年愛され続けている。

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銀しぶき海

アタゴオルの南に位置する、多くの島々が浮かぶ海域。海賊が頻繁に出没する危険な海でもあるが、唐あげ丸の故郷「青猫島」や、特産品を持つ「燈宮島(とうぐうじま)」、タクマたちが移住した「海底島」など、物語上重要な島々が数多く存在する。

鳥霧山(とりきりやま)

アタゴオル南方にそびえる巨大な活火山。過去に幾度も大規模な噴火を起こしており、その度にアタゴオルに甚大な被害をもたらしてきた恐怖の象徴でもある。南側には、恐竜が生息する熱帯雨林「ギルドマ・ジャングル」が広がっている。

蛇腹沼(じゃばらぬま)

アタゴオル中心部に位置する、深く巨大な古代湖。大ツノ貝などの古代生物が今も生息しており、海へと繋がっているという説もある。

植物見張り塔

森の植物を監視するために建てられた、アタゴオルで最も高い塔。かつては天竜の卵を守る魔女が住み着いており、立ち入る者を排除していた。「猫の森」シリーズでは、地下に森の植物を管理する中枢装置があることが判明する。

星街(ほしまち)

風鈴森の上空に浮かぶ空中都市。磨き上げた釣り針で星の明かりを辿ることで入り口を見つけることができる。星街独自の宗教団体「きもうさ座光波浴々団」が存在するなど、独自の文化を持つ。

ショップ

オクワ酒屋

オクワさんが営むリンゴの形をした酒屋。一度は建物ごと船(桃色リンゴ丸)の一部となって銀しぶき海まで旅をしたという数奇な歴史を持つ。現在は蛇腹沼沿いでリニューアルオープンしている。

粉雪亭(こなゆきてい)

唐あげ丸が経営する喫茶店。ラグビーボールほどもある巨大なアタゴオル産コーヒー豆を使用しているのが自慢。店主の精神状態により、突然閉店することがある。

金星コーヒー店

星街を転々と移動する幻の店。ここでコーヒーを飲むと、その客だけの世界に一枚しかないオリジナル切手が体から生成されるため、コレクターの憧れの地となっている。

美茶(びっちゃ)のかき氷屋

冬になると現れる行商のかき氷屋。毎回、独創的な新商品を携えてやってくるため住人の注目を集める。モデルは作者の他界した友人。

アイテム

桃色リンゴ丸

80年ごとに種に戻る植物「鉄風草」で建造された巨大な二隻一対の船。一隻が種の状態の時、もう一隻が船として活動する。物見台やタコ気球を備え、ヒデヨシたちの遠征に不可欠な移動手段である。

猫正宗(ねこまさむね)

アタゴオルを代表する銘酒。栓をしなくても鮮度が落ちないという不思議な性質を持つ。ヒデヨシの「かっぱらい」を避けるため、製造工場は常に森の中を移動し続けている。

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