カレイドスター(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『カレイドスター』とは、佐藤順一による青春サクセスストーリーアニメ作品。舞台はアメリカ、そこには世界的に人気のエンターテイメントショー「カレイドステージ」が存在した。主人公である苗木野そらは、カレイドステージに特例として入団を認められる。そこから、そらが諦めない根性を持ち味に試練を乗り越えるたびに成長していく姿が、感動的に描かれている。エンターテイメントショーを題材にしているだけあって非常に動きの描写が細かく、ステージのシーンも華やかに描かれている。
CV:渡辺明乃
16歳のアメリカ人。そらの友人。ボーイッシュな美形で、女性ファンが多い。コメディアンの父親の影響でお笑いが好き。そのため、ことあるごとにギャグを言ったり、ボケたりする。しかし、ジョナサン以外にはウケなかった。第二期からクラウンとして活動し始め、最終回では会場を笑わせることに成功する。
ロゼッタ・パッセル
CV:水橋かおり
13歳のベルギー生まれ。フランスに留学していた。9歳の時に最年少でディアボロの世界チャンピオンとなり、その後も4年連続で優勝する。精密で完璧な演技を行い、笑わないことから「ディアボロマシーンのようだ」と評されるほどだった。しかし、そらとの交流の中でディアボロを始めたころの気持ちを取り戻し、笑顔を見せるようになる。そのためか、そらを尊敬している。第二期からはカレイドステージに入団する。いつかそらと共演するために空中ブランコのプレイヤーを目指す。
最終回でフールの姿が見えるようになり、先生と呼び慕うようになる。OVA『カレイドスター 新たなる翼 -EXTRA STAGE-「笑わない すごい お姫様」』では主人公を務めた。
マリオン・ベニーニ
CV:折笠富美子
大道具スタッフのジャンの娘。10歳。トランポリン演者だった母親が亡くなって以来皮肉屋になってしまったが、そらたちとの交流の中で本来の快活な性格を取り戻す。第二期では、トランポリンの演者としてジョナサンとともにキッズステージに上がって演技をするようになる。
ジョナサン
CV:小桜エツ子
オットセイの子ども。第一期6話で、浜辺に打ち上げられていたところをそらに助けられ、紆余曲折ののちにカレイドステージで飼われることになる。マリオンとよく一緒におり、彼女とは意思疎通ができる。
ユーリ・キリアン
CV:千葉進歩 (幼少期はCV:早水リサ)
18歳のロシア人。レイラのパートナーを務めるトップスターとして登場する。父親が幻の大技に挑んで亡くなったことでカロスを憎むようになる。第一期では、カロスからカレイドステージを奪おうと画策し、実際にオーナーの座を奪うまでに至る。しかし、そらとレイラの幻の大技への挑戦を経て自分の過ちに気づき、一線を退く。その後はフランスへ留学した。サーカスフェスティバルではそらのパートナーとして、天使の技を教える。その後、「白鳥の湖」でカレイドステージにプロデューサーとして復帰する。
メイ・ウォン
CV:中原麻衣
第二期から登場したそらのライバル。レイラに憧れてカレイドステージに入団したが、その時にはレイラはすでに退団した後だった。そらのせいでレイラが怪我を負ったと思っており、そらをカレイドステージから追い出そうと躍起になる。レイラと話をすることによって誤解が解けた後も、ライバルとしてそらから主役を勝ち取ったりする。
サーカスフェスティバルの際は、レオンのテストによって右肩に怪我を負う。それによって一時は恐怖心に負けそうになるが、執念で新技「デーモンスパイラル」を完成させて、レオンのパートナーとしてフェスティバルで優勝する。
終盤は、そらにあって自分にないものがあることに気づき、レイラとキャシーに特訓を頼む。また、そらたちとも和解して、ともにステージに立ったりするようになる。
「白鳥の湖」ではオディールを演じる。そらの邪魔をしたくないと「白鳥の湖」に出演しようとしないロゼッタを叱咤し、自分とともにブランコに挑戦させるなど、面倒見のいい部分もある。
変な技名をつける癖があり、ドアを開ける際でさえ技名を叫ぶ。ちなみに、ドアを開けるときは「ギャラクシーワープセブン」だった。
レオン・オズワルド
CV:櫻井孝宏
「フランスが生んだサーカス界の貴公子」「ステージのペガサス」などと呼ばれる天才プレイヤー。妹のソフィーを亡くしてから、何人ものパートナーを再起不能にし、「死神」と呼ばれるようになる。カロスとMr.ケネスは彼がそらのパートナーになれるかもしれないと見込んでカレイドステージに招く。
ユーリとは、ソフィーの死に関して因縁がある。
登場時は「観客のために自分がいるのではなく、自分のために観客がいる」「客は自分の技術を称賛していればいい」「自分の技術がわからない子どもは客ではない」と言い切るなど冷酷な性格で、そらと対立する。しかし、そらの才能には気づいており、やがてソフィーの影をそらに求めるようになる。
最終的にはそらのパートナーとして認められ、完璧な天使の技を完成させる。
サラ・デュポン
CV:久川綾(歌はCV:河井英里)
29歳のイギリス人。カレイドステージの歌姫で、大抵何かしらの東洋の格闘技を学んでいる。美人だが天然な性格である。カロスとはカレイドステージ結成前からの付き合いで、特別な関係。
ステージ関係者
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目次 - Contents
- 『カレイドスター』の概要
- 『カレイドスター』のあらすじ・ストーリー
- 第一期
- 単身、アメリカへ
- だんだんと認められていくそら
- カレイドステージの危機
- ゼロからのスタート
- 「幻の大技」へ
- 本当のパートナーとなるそらとレイラ
- レイラのラストステージ
- 第二期(『新たなる翼』編)
- レオンとメイの加入
- 自分の道を見失うそら
- サーカスフェスティバル
- 争いのないステージを目指して
- レオンの過去と天使の技
- 天使の技の特訓
- 真のカレイドスター
- 『カレイドスター』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 苗木野そら(なえぎのそら)
- レイラ・ハミルトン
- フル・フール
- ミア・ギエム
- アンナ・ハート
- ロゼッタ・パッセル
- マリオン・ベニーニ
- ジョナサン
- ユーリ・キリアン
- メイ・ウォン
- レオン・オズワルド
- サラ・デュポン
- ステージ関係者
- ケン・ロビンス
- カロス・永戸(かろす えいど)
- Mr.ケネス
- キャシー・ティモア
- シャーロット
- ジュリー
- ジャン・ベニーニ
- ドナ・ウォーカー
- その他
- ポリス
- ケイト
- 苗木野力(なえぎのりき)
- 苗木野みどり(なえぎのみどり)
- 苗木野夢(なえぎのゆめ)
- ミュート
- アリス
- ソフィー・オズワルド
- アラン・ルーベル
- 倉田まなみ(くらたまなみ)
- 『カレイドスター』の用語
- カレイドステージ
- クラウン
- ディアボロ
- 幻の大技
- 天使の技
- 『カレイドスター』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アラビアンナイトの特訓
- 「フリーダム」とラストステージ
- レイラ「私の夢になってよ、そら」
- そら「今ここは私のステージ。私を見てくれるお客さんのために、あの人のために、全力を尽くす!」
- レイラが見た天使
- レイラ「あなたは私の誇りよ」
- 『カレイドスター』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 影の薄さのおかげで死なずに済んだケン
- フールが見えるようになったロゼッタは「ステージ馬鹿」
- ユーリを巡る恋のバトルをするはずだったそらとレイラ
- レイラが見たそらの天使の羽は、偶然の産物
- 『カレイドスター』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Sugar「TAKE IT SHAKE IT」(第1話-第13話)
- OP(オープニング):米倉千尋「約束の場所へ」(第14話-第26話)
- OP(オープニング):r.o.r/s「Tattoo Kiss」(第27話-第51話)
- ED(エンディング):Sugar「real identity」(第1話-第13話)
- ED(エンディング):SOPHIA「僕はここにいる」(第14話-第26話)
- ED(エンディング):r.o.r/s「escape」(第27話-第50話)
- ED(エンディング):カレイドスターズ「約束の場所へ」(第51話)
- 挿入歌:レイラ・ハミルトン(cv.大原さやか)「Ray of Light」(第50話)