【ノラガミ8巻 レビュー ①】 禍津神として緋と行動を共にする夜ト。一方、ひよりは…

どうも。現在放送中のアニメ「ノラガミARAGOTO」に影響されてマンガを買ってしまった筆者です。製作陣の罠にハマってしまった感は否めませんが、アニメでは尺の関係でカットされてしまったエピソードが収録されていたので「買って悔いなし」の内容でした!今回は、「第28話 禍津神」を読んだ感想などをまとめていきたいと思います。

8巻収録話について

第28話 禍津神
第29話 三つの国の諸事情
第30話 糸の切れる音
第31話 親なり、子なり

ストーカー被害者から一転、ストーカーの捜索に乗り出すひより

1週間も行方をくらましている夜トを心配してあちこち駆け回っているひよりですが、
古い付き合いのある神達からしてみれば”いつもの事”なんだそう…。
小福には「よく姿をくらます子」発言されてますし、夜トが置かれている状況について益々謎が深まります。
雪音も危惧していた様に野良と何かやってるんでしょうね。

まぁ、色々問題を抱えながらもひよりは学生の身なので学校にはちゃんと行っている様です。
そして恋する乙女・やまちゃん(ひよりの友達)に頼まれてメアドを聞く事になったのがこの人…

《引用元》 ノラガミ8巻より

以前、階段から落ちかけたひよりを助けてくれた「藤崎」という男子学生です。
唐突な少女漫画的再開と、藤崎がひよりを気に入っている様な描写には驚きましたが、
ひよりのサバサバした態度から察するに恋愛関係には発展しない様子。

フルネーム紹介=ゲストキャラではない、という筆者独断の解釈のもと、
ノラガミにしては珍しい人間側の新キャラ登場という事もありますし、
藤崎には何らかのアクションを期待します!

あの男が黄泉へ

場面は打って変わって恵比寿が妖を使役しようとしているシーンへ。
どうやら新しく傀儡にした妖との相性が悪く、刺されてしまった様子です。
ベットに横たわり、鎮静剤を射ってヤスミを引かせた恵比寿の元へ
大国主と毘沙門天が見舞いにやって来ます。

《引用元》 ノラガミ8巻より

今度、ハワイ支社に波乗り連れてってやるから全服しろ という大国主に対して
釣りがいいな…と言う恵比寿。
大国主の言葉使いが荒いですが、何気に2人とも仲が良さそうですw
しかし、大国主は恵比寿の道司に不満がある様子で、恵比寿の代替わりが多い事を毘沙門天も気にかけています。
当の恵比寿はというと、傀儡を完璧なものにする為に「黄泉に行く」発言。
鎮静剤の効果も早々に切れて全身にヤスミが広がっている状況を見ると、容態が芳しくないのでしょうね。

何故黄泉へ行く事が妖を制御出来る事と繋がるのかは今のところ不明ですが…。
いくら神とは言え、黄泉に行くとか正気の沙汰ではない気がします。
毘沙門天一家とはまた違う問題を抱えてそうです。

夜トが仕事してる…(゚д゚;)

前回、面の妖に襲われて”親父”の元へ引き戻されていた夜トは、緋と一緒に仕事をしていました。
このシーンはアニメで大幅にカットされていたので新鮮味があって面白かったですw
殺人を犯し続けている息子を止めて欲しいという母親からの依頼だったのですが、
当然の様に夜トは息子を斬るわけで…。

《引用元》 ノラガミ8巻より

禍津神として仕事をする姿は必殺仕事人顔負けですね。
ジャージから着物に衣装チェンジしているせいもあってか、異様に格好良く見えますww
正直、こっちの方が良いんじゃないかな。緋も可愛いし…(´・ω・`ゞ
抜かりなく用意されていた母親のオチにも楽しませていただきました。

仕事を終えた後はアニメと同じく、夜トが面の妖を蹴散らす→最後の仕事だ黄泉へ行け、の流れになります。
強いて言うなら漫画版では父様のセリフが補間できて、夜トや緋と父様の関係性が分かりやすくなっていた点でしょうか…。
”父様”に懐いている緋と、あからさまにビクついている夜トの対比も面白かったです。

まとめ

各々ウォーミングアップを始めたキャラクター達の様子を描いた28話でした。
気になるのは黄泉へ行く事になった恵比寿と夜トの動向ですね。
”父様”の権限が強いようですし、
何も知らされずに置いてかれた雪音も拗ねてますし、果たしてどうなる事やら…。
今後の展開から目が離せません!

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