ノラガミ(野良神)のネタバレ解説・考察まとめ

『ノラガミ』とは、『月刊少年マガジン』で2011年1月号から2024年2月号まで連載されたあだちとかによるファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。主人公の夜トをはじめとした、日本の神をとりまく環境を軸に描かれる現代和風ファンタジー。祀られていない無名の神、夜トは自ら社を建てる為に、僅かな賽銭で仕事を請け負っていた。そんな彼と周囲の人や神を巡る戦いを描く。

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CV:今井麻美

天神の神器。名は「真」。和服を着ているおかっぱの女性で、神器としての姿は煙管。かつて「伴音(伴)」の名で夜トに仕えていたが、社も給料もないなど「生理的に無理」という理由から3か月で夜トの神器をやめている。夜トの伴器だった時は小さなナイフの姿に変わっていた。

恵比寿(えびす)

CV:置鮎龍太郎(おじエビ)、巽悠衣子(ちびエビ)

七福神でも大黒天と共に双璧をなす1柱。長身痩躯の男性で、正装は狩衣だが商業の神であるため普段はサラリーマンのような恰好をしている。代替わりが多い事から、考え方が進んでいるとされる。
極度の運動音痴だが、釣りは得意であり、歴代の恵比寿の記憶から海が好き。 ヒルコ神なので体がものすごく柔らかい。当代の恵比寿は実力があれば野良でも扱うことを厭わないなど、神々の常識を外れた行動をとっており、祝の器に覚醒した雪音の譲渡を夜トに依頼したこともある。実際、自らの屋敷にいる神器の半数以上が野良である。神器からは「若」と呼ばれている。また、この世で起こる災いの一部でも制御するべく、人の世のために面の妖を使役しているが、術師としては不完全であるために妖からしばしば刺されており、強運の福の神であるにも関わらず代替わりが多いのも、飼っている妖に食われてたびたび命を落としているためである。

野良(のら) / 緋(ひいろ) / 螭(みずち) / 疫(えやみ) / 筒弥(つつみ)

CV:釘宮理恵

全身に無数の名が刻まれた白衣に天冠の神器の少女。かつて夜トの神器として、毘沙門の神器を惨殺した。野良であるため忌み嫌われ、名前を呼ぶことも疎まれている。夜トが与えてくれた名を気に入っており、これまで夜トを刺したことは一度も無い。彼の神器であることを望んでいる。しかし、一方であらゆる状況においても平然と薄ら笑いを浮かべる等、非常に冷酷な性格の持ち主である。夜トの真の名を知る一人。

陸巴(くがは)

CV:星野貴紀

毘沙門の神器。名は「陸」。薬師。植物に関する造詣が深く、毘沙門が飲む薬の調合を行っている。
毘沙門の代替わりを狙い、野良と手を組み暗躍する。

鈴巴(すずは)

CV:西山宏太朗

毘沙門の神器。名は「鈴」。園芸が趣味の短髪の少年で、主の仇である夜トのことを知らなかったため、雪音と出会い友達になる。毘沙門からは何年も名前を呼ばれておらず、その隙を突かれて殺されてしまう。

『ノラガミ』の用語

超常の存在で人々の願いから生まれる。神器や妖の攻撃でしか消滅せず、たとえ消滅したとしても信仰を集めている神は復活(代替わり)することにより復活する。逆に信仰を集められない無名の神は消滅の危険にさらされる。

神器(しんき)

神の許で武具となった死霊。通常は人間と同じ姿だが、主である神の呼びかけで変化する。武具や防具のみではなく獣や鏡など、どのような物に変化するかは霊個体や主となる神によって異なる。神器自身は生前の記憶を持ってないが、望まぬ死を遂げた者が神器になることができる。ただ、魔に憑かれ自殺した者等は魂が穢れてしまっているため神器にはなれない。神器と定められると、主たる神から名を与えられ身体のどこかに名を示す漢字が刻まれる。また、自らの意思で主従する神を変えることが可能。神器が罪を犯したり、神を裏切ったりと魔が差し、精神が乱れると神に苦痛と共にヤスみが生じる「神を刺す」状態となり、神器の体には目玉が出る。酷くなると神器は妖になり、破門せず神と繋がったままだと神も墜ちてしまう。

祝の器(はふりのうつわ)

主である神に二心なく忠誠を誓い進化を果たした神器のこと。主を名を懸けて守った証で、武具になった際の形状が変わる。

眷属

神器を含め、神に使える存在全般を指し、人間とは限らない。

道標(みちしるべ)/ 道司(みちつかさ)

人間にとって善にも悪にもなる己の役割に純粋な神を、人にとって善たる存在へと導き示す眷属のこと。

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