
結城友奈(ゆうきゆうな)とは、タカヒロ企画・原案のテレビアニメ『結城友奈は勇者である』の登場人物。香川県讃州市(さんしゅうし)にある讃州中学校に通う中学2年生で、「勇者部」に所属している。前向きで自己犠牲的といっても過言ではない友奈の優しさと、勇者というものに対しての誇り、そして「勇気」や「勇者であること」「勇ましさ」をテーマに描かれた仲間たちとの壮大な冒険譚は、日常の尊さを噛みしめることができるとして、多くの視聴者の心を掴んだ。
CV:花澤香菜
中学2年生。友奈たちの一代前に勇者として活動していたが、散華の症状で寝たきりとなっていた。大赦の監視をかいくぐって友奈と美森を大橋のもとへ召喚して、現役の勇者である彼女らに勇者システムの真実を明かし、「世界の外」へ赴くよう促した。
神樹の関係者
大赦神官

CV:佐藤利奈
「勇者の章」から登場する女性神官。友奈が天の神の祟りに苦しめられていることを神託で察知し、彼女に「勇者御記」の執筆を依頼するほか、友奈が神婚の相手に選ばれたことを告げている。
高嶋 友奈(たかしま ゆうな)

CV:照井春佳
『乃木若葉は勇者である』に登場していた、友奈と瓜二つの勇者。戦死した際に神樹に取り込まれて以降、神樹の一部として生きながらえてきた。天の神の祟りを受けた友奈の夢の中に現れ、その祟りを肩代わりすることを申し出たが、拒否されている。大満開の際には再び友奈の前に現れ、手を差し出して導いた。
精霊たち
牛鬼

友奈の1体目の精霊。羽根の生えた牛のような姿で、腰の左右にピンクの花模様があるのが特徴。牛の精霊であるにもかかわらず、好物はビーフジャーキーである。勝手に出現して他の精霊に噛みつく癖があるため友奈もほとほと困り果てているが、勇者パンチの発動に関与している重要な存在。
火車

友奈の2体目の精霊。火炎を纏った猫のような姿をしており、腰の背中側に赤い花模様がある。勇者キックの発動に関与している。『勇者の章』では登場しない。
バーテックス

12体の存在が神樹より告げられている人類の敵。外の世界に蔓延する死のウィルスから生み出されたとされており、友奈たちはこれを倒すために勇者として選ばれた。
ダメージを負わせても再生するため、倒す際には「封印の儀」を行なうことによって本体から「御魂(みたま)」と呼ばれる心臓部を引きずり出し、これを破壊する必要がある。しかし御魂の状態になっても高速移動したり煙幕状になったりと固有の能力で抵抗するため、なかなか決着がつかない。12種類のバーテックスには、「黄道十二星座」にちなんだ名がつけられており、それぞれが別の能力を有している。
結城友奈の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「みんながそんな思いをするくらいなら、私が頑張る!」

初変身の際に、仲間が傷ついたり、辛い思いをすることを良しとしない友奈が放ったセリフがこの「みんながそんな思いをするくらいなら、私が頑張る!」である。仲間のためであれば自分が傷ついていくことに一切の躊躇がなく、気遣いを超えた自己犠牲の精神から放たれたものではあるが、彼女の友達想いな面と、思春期特有の刹那的な危うさを孕んだ言葉だ。
「世界を守るためにはそれしかなかった!だから誰も悪くない、選択肢なんて誰にもなかったんです!」

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目次 - Contents
- 結城友奈の概要
- 結城友奈のプロフィール・人物像
- 結城友奈の能力
- 勇者への高い適性値
- 結城友奈の必殺技
- 満開
- 勇者パンチ
- 結城友奈の来歴・活躍
- 讃州中学校「勇者部」の転機
- 満開の真実と散華の苦痛
- 絶望からの再起
- 真の平穏と未来
- 結城友奈の関連人物・キャラクター
- 勇者部
- 東郷 美森(とうごう みもり)
- 犬吠埼 風(いぬぼうざき ふう)
- 犬吠埼 樹(いぬぼうざき いつき)
- 三好 夏凜(みよし かりん)
- 乃木 園子(のぎ そのこ)
- 神樹の関係者
- 大赦神官
- 高嶋 友奈(たかしま ゆうな)
- 精霊たち
- 牛鬼
- 火車
- バーテックス
- 結城友奈の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「みんながそんな思いをするくらいなら、私が頑張る!」
- 「世界を守るためにはそれしかなかった!だから誰も悪くない、選択肢なんて誰にもなかったんです!」
- 結城友奈の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ファッションセンスが壊滅的な理由は「お母さんに任せきりだった」から