パージ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『パージ』とは、2013年に制作されたアメリカのホラー映画。年に一度、12時間だけすべての犯罪が合法化されたアメリカを舞台に、人々の心に潜む本性と社会の歪みが露わになる過程を描く。社会風刺を込めた挑戦的な舞台設定とテンポのいいストーリー、そして密室劇として高い完成度を誇り、公開当時の世界興行収入が9000万ドルを超えるヒットを記録した。監督は『交渉人』などのサスペンス作品で知られるジェームズ・デモナコ、主演はイーサン・ホークが務める。

ホームレスの男(演:エドウィン・ホッジ)

日本語吹き替え:杉村憲司
パージャーたちの「娯楽」のターゲットとなってしまったホームレスの黒人男性。彼らから逃げ回っているところを、チャーリーの手によってサンディン家に匿われる。当初は混乱のあまりゾーイを人質に取るなどして暴れるが、サンディン家が自分のために立ち上がり、パージャーたちに抵抗している姿を見て彼らに協力する。
続編『パージ:アナーキー』にも登場した。

ヘンリー(演:トニー・オラー)

ゾーイの年上の恋人。交際を反対するジェームズを憎んでおり、表向きはゾーイに会いにきた体を装い、殺害するためにサンディン家に侵入した。

グレース・フェリン(演:アリヤ・バレイキス)

ミスター・フェリンの妻。サンディン家を妬んでおり、パージの混乱に乗じて近隣住民と結託し、乗り込んでくる。

ミスター・フェリン(演:ダナ・バンチ)

グレースの夫。サンディン家を妬んでおり、パージの混乱に乗じて近隣住民と結託し、乗り込んでくる。

ミスター・ハルヴァーソン(演:クリス・マルケイ)

ミセズ・ハルヴァーソンの夫。サンディン家を妬んでおり、パージの混乱に乗じて近隣住民と結託し、乗り込んでくる。

ミセズ・ハルヴァーソン(演:ティシャ・フレンチ)

ミスター・ハルヴァーソンの妻。サンディン家を妬んでおり、パージの混乱に乗じて近隣住民と結託し、乗り込んでくる。

ミスター・カリ(演:トム・イー)

サンディン家の近隣住民。サンディン家を妬んでおり、パージの混乱に乗じて近隣住民と結託し、乗り込んでくる。

パージャー

パージの夜に貧困層の人々を誘拐し、殺害することに愉悦を見出している富裕層たち。
それぞれ不気味な仮面で顔を隠しているため人相や素性の一切が不明。
自分たちの獲物であるホームレスの男性を「横取り」する形となったサンディン家に突入し、報復として一家の命を狙う。
実際に一家との交渉にあたった「パージャー1」とされている1人を覗いて、セリフなどはほぼ存在しない。

パージャー1(演:リース・ウェイクフィールド)

パージャー達のリーダー格と思しき男で、集団の中では唯一仮面を着用していない。富豪であるという情報以外は本名や正体など、一切が謎。礼儀正しい振る舞いを維持しつつ、ホームレスの男を引き渡すようにサンディン家を脅迫する。

パージャー1以外のパージャーたち

パージャー1に付き従うような形で、彼と共にサンディン家を訪れたパージャーの集団。全員が仮面を着用しており、名前や職業、年齢などは不明。身体的特徴で判断ができる性別や体格以外は一切が謎に包まれている。
以下はパージャーを演じたキャストたち。

ジョン・ウェゼルコーチ
アリシア・ヴェラ=ベイリー
アーロン・クバン
ボイマ・ブレイク
ネイサン・クラークソン
チェスター・ロックハート
テイラー・オスターカンプ
RJ・ウルフ
トラザリア・シェルズ
ジェシー・ジェイコブス
ミッキー・ファキネロ

『パージ』の用語

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