『この世界の片隅に』のネタバレ・考察まとめ!物語で重要な役目を果たしていた座敷童の正体も解説
本記事ではこうの史代によって執筆された漫画、およびその漫画を基にして制作された片渕須直監督作品『この世界の片隅に』に関するネタバレ解説・考察をまとめて紹介している。作中には座敷童をはじめとして多くの妖怪が登場しており、妖怪たちが非常に大きな役割を果たしているのだ。記事中ではこの座敷童の正体や、原作と映画の相違点などについても詳しく掲載した。
片渕監督のコラム「1300日の記録」の第34回より
http://animestyle.jp/column/1300/
「この世界の片隅に」に、初夜の前の風習を祖母がすずに教える場面がある。夫が傘を持ってきたかと訊くから新しいのを持ってきたと答えよ、次にさしてもいいかと訊くからどうぞと答えよ、という。すずはわけを訊くが祖母は「何でもじゃ」と言って沈黙。かなり直接的な比喩だ。傘の隠喩。>RT
— タカラカニ・エンゼッツ (@nsetz) November 20, 2016
この世界の片隅に で、おばあちゃんがすずに話す傘の話は 初夜の比喩なのか。はぁ〜粋な話だな〜
— うめヘルパー (@ume_namco) 2016.12.21 20:44
出典: www.amazon.co.jp
すずの妊娠が勘違いだったということは、原作では明確に語られていたのですが……。
映画ではすずが病院から出てくるシーンが、遠い画で2~3秒映るだけなのでちょっとわかりにくいですね。
映画でも、朝に2人分(赤ちゃんを含めた)のご飯が、夜にまた質素な1人分になったことで十分わかるようになっています。
1.橋の上ですずさんと周作さんが「あっ!」
— Guillotine the great (@guillotine_the) January 13, 2017
2.翌朝、二人分のご飯をよそってもらうすずさん
3.医院から出てくるすずさん
4.夕食は一杯、それも上澄みだけ「やっぱり一人分…」
つまり、すわ妊娠?と思いきやしてなかった…という事です。
発症は被爆直後の場合が多いが、10年、20年経った後に発症することも少なくない。広島・長崎への原爆投下から70年以上経った現在でも、新たに発症するケースが見られる。
出典: ja.wikipedia.org
多くの場合、体にだるさを感じた後、目が見えなくなったり、節々に痛みを感じたりしたのち死亡した。
出典: ja.wikipedia.org
#この世界の片隅に 途中 妹のすみちゃんの入浴シーンがあって、瞬間「この映画に色っぽい裸の絵はいらんわ」って思ったけど、最後、原爆症で病んだすみちゃんを見て そのシーンの大切さがわかりました。あんなに健康できれいで、今映画館に座ってる女の子と全く変わらないすみちゃんが、、、
— kari (@heibulld) 2016.12.03 22:58
おそらくそのことが、その子の命を助けたのです。
出典: ch.nicovideo.jp
「この世界の片隅に」。爆心地を夜歩き彷徨う孤児。その足元にぽん、ぽんと青白い光が灯る。死体を意味する燐発光だ。どんだけ描写が細かいんだ。
— alunim (@AluminiumMania) January 14, 2017
まだまだ気付いていない描写があるかも
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『この世界の片隅に』もう早速ニ回目観たくなってきてる。てかあんなスゲェ映画一回観ただけじゃ理解しきれない。
— ゆゆゆすけ (@BATxxxBAT) 2016.12.31 00:51
「この世界の片隅に」5回目。納屋のシーンで、すずさんの脚が布団へ一瞬入りかけるところ。機銃掃射のシーン、最後に周作さんの身体をギュッと抱くすずさんの両腕。いずれも原作にはない描写。細やかな演出に心打たれます。きっと他にも色々あるんだろうな。観れば観るほど新たな発見のある映画です。
— YA_YA_YAMAYAMA (@TY_TKO_1968) January 18, 2017
この世界の片隅には映画もそうだけどコミックも読んでると毎度新しい発見があります。径子さんの服や持ち物にモガ、嫁、母、小姑と書いてあったりトーンを使用してないと言われてるけど実はトーンを使用してたりと面白いです#この世界の片隅に pic.twitter.com/vGapi80RKf
— RUI(オジ萌垢) (@rui_ojs_ac) January 19, 2017
『この世界の片隅に』原作は折に触れ読み返していたが、映画もすばらしい。バケモノに捕まる冒頭から、全編に人さらいのモチーフが隠れていて、あのラストに繋がっている。あのラストはすごいと思う。
— 𝚈𝚘𝚜𝚞𝚔𝚎 𝙷𝚒𝚛𝚊𝚝𝚜𝚞𝚔𝚊 (@yosuhira) November 13, 2016
→普通ならそれだけで映画になるくらいのエピソードを惜しげもなく淡々と描いていくので、恐らくここには通常の映画10本分くらいの情報量があると思う。原作既読でもそう感じるので、やはり何回も観ないと全貌が掴みきれない。今日あらためてそう思った。 #この世界の片隅に
— エンドス (@los_endos_) January 15, 2017
この世界の片隅に。原作読んで公式ガイド眺めて臨んだ二度目の鑑賞。隠喩、伏線、場面に詰め込まれた情報量に改めて圧倒される。驚嘆しながらも目を凝らし場面場面を注意深く読み込んだけど、やはりどうしても後半は涙で絵が滲み、細かいところまでは確認しきれなかったよ…。
— みゃことさん (@makotoko_kun) January 14, 2017
今日も認知症の婆ちゃんと「この世界の片隅に」でレク。
— ウエスギケン (@mogurarock) August 8, 2017
この画像一枚だけで、「床に穴が有るじゃろ。ここを開けたら野菜の貯蔵庫になっとるんじゃ」「障子にガラスが入っとる。この家はちいとばぁ裕福なんじゃ」等、記憶の扉がパカパカ開いた模様。一本丸ごと一緒に観たい。#この世界の片隅に pic.twitter.com/AyRZX1XOZp
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