『この世界の片隅に』のネタバレ・考察まとめ!物語で重要な役目を果たしていた座敷童の正体も解説

本記事ではこうの史代によって執筆された漫画、およびその漫画を基にして制作された片渕須直監督作品『この世界の片隅に』に関するネタバレ解説・考察をまとめて紹介している。作中には座敷童をはじめとして多くの妖怪が登場しており、妖怪たちが非常に大きな役割を果たしているのだ。記事中ではこの座敷童の正体や、原作と映画の相違点などについても詳しく掲載した。

広島というところは、「死んだ人のゆくところでもあったようだ」という。

出典: gendai.ismedia.jp

人が死ぬと「あの爺さんも広島へたばこを買いにいったげな」と噂するものがあった。ある人が、ある日ふといなくなると、このように表現したのである。

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『人さらい』はあの人?

すずと周作は広島市中心で、「人さらい」によってめぐり会う。

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このばけもんは原作でも映画でも、“鬼”として、また最後に登場することになる。

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>人さらいはラスト付近のワニからしてアノ人だな…多分。

他にも細かい描写がいっぱい

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すずさんの方言が変わる

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夏にはシオカラトンボ、秋には

例えば原作では色のなかったトンボが、映画では夏にはシオカラトンボ、初秋には赤トンボになっていたり……。

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出典: www.asahicom.jp

広島に実在した人が登場

>みんな本当にこの町にいらした方です。

戦艦大和の乗組員が描写される

その後の運命を考えると…

水原さんの兄が亡くなった転覆事故は実際にあった

すずさんの同級生・水原哲の兄は、「13年2月」の回が四十九日間近、「18年12月」の回で七回忌であるように描かれている。ということは、亡くなったのは昭和13年1月ということになる。

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宇品沖惨事
二日午後四時ごろ、江田島汽船みどり丸(一四トン)屠蘇客およそ八〇名を乗せ能美島に向かう途中、峠島付近で強風を受け右舷に傾き約五分で沈没、三日正午までに五一名救助(うち一一名死亡)、同朝呉鎮掃海艇数隻回航、潜水夫を入れ、船体を引揚げ、船室内から二一死体を収容、なお不明九名。

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