バトルスタディーズ(BATTLE STUDIES)のネタバレ解説・考察まとめ

『バトルスタディーズ』とは、2015年から『モーニング』より連載が開始された、なきぼくろによる野球漫画である。主人公の狩野笑太郎が、憧れのDL学園硬式野球部に入部し、厳しすぎる上下関係や独自の規則などに苦しみつつも甲子園を目指す姿が描かれる。元PL学園野球部出身である作者の実体験を元にしたリアルな強豪校の日常と野球に全てをかける熱い人間ドラマが魅力である。全体的にシリアスなストーリーだが、ギャグやブラックユーモア、コミカルなキャラクターも描かれ、笑いどころ満載なところも見どころである。

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CV:深川和征(ムービーコミック版)
大阪府シニアリーグ・淀屋橋シニア出身の中堅手。中学時代は通算本塁打46本で、シニアの本塁打王である。細い吊り目に角刈りが特徴的で、筋肉質な体格をしている。
無表情で口数も少ないが、口を開けばシュールな発言をしたり変な口調で話したりと独特な雰囲気がある。ふざけているように見えるが、DLで3年生の背中を見て尊敬し、自分も先輩たちのような背中で語れる漢になりたいという熱い心も持っている。
同学年の毛利と常に一緒に行動し、お互いにブラザーと相棒と呼び合う仲だった。鬼頭の口車に乗せられて寮から脱走しようとした毛利を説得するが止められなかった。
作中ではよくモアイの姿で描かれている。

南裕也(みなみゆうや)

CV:清水健佑(ムービーコミック版)
大阪ボーイズリーグ・羽曳野オールマン出身の遊撃手。
尖った髪型とたらこ唇が特徴的である。中学生の時、日本代表に選ばれ4番だった。
落ち着いた性格で、同学年たちのふざけた言動に対してよく冷静に指摘している。しかし性に関して積極的であり、女子の下着を予想してのぞく「アオリンピック」に熱心になったり中学生の時のアメリカ遠征ではポルノを買い込んだりしていた。
このことからエロガッパというあだ名をつけられ、野球部内のエロ本管理も担当している。

阿比留勇気(あびるゆうき)

CV:佐々千春(ムービーコミック版)
大阪ボーイズリーグ・泉レッドブルズ出身の投手で、長野の中学時代からの後輩。
中学時代、日本代表に選ばれた。もみあげが特徴的であったが、私学大会の1回戦で気合いを入れるために笑太郎にもみあげを引き抜かせた。
荒っぽい性格で言動も粗暴だが、片親で育ててくれた母に手紙を書くなど母親想いな部分もある。投手同士ということもあり檜を強く敵対視しており、よく嫌味や喧嘩をふっかけて衝突している。
阿比留の入学時3年生でエースだった金川の付き人になったことでも檜のことを煽っていた。

飛田新仁(とびたしんじ)

CV:今井浩平(ムービーコミック版)
奈良県シニアリーグ・東台寺シニア出身の中堅手で、烏丸や信楽弟の中学時代からの後輩。
「仕事」ができない同期を見下すような発言をしたり、基本的に厳しい口調で話したりするが、落ち込んでいたら励ましたり世話を焼くこともあり、心優しい性格でもある。
「仕事」を非常に有能にこなすことから「必殺仕事人」と呼ばれている。

1年生の頃からずっとベンチ入りすらできず、自信をなくすも腐らずにレギュラー入りしている同級生への反骨心を燃やす。
2年生では1年生の指導員、寮生長となり、3年生になってからレギュラー入りして1番打者となった。

都築雄太(つづきゆうた)

東京都シニアリーグ・調不シニア出身の遊撃手で、笑太郎の代の唯一の関東出身である。
常に口を尖らせているひょっとこ口が特徴的で、周りからよく口笛吹くなと言われ、吹いていないと反論しているものの無意識に音が出ている。
ドライな性格で、笑太郎たちがふざけてする言動にも特に乗ってこない。
攻守共にバランスよくでき、中学時代は「関東遊撃手ナンバー1」と言われていた。
私学大会ではベンチ入りしたが出場の機会はなく、早稲多実業高校との練習試合で活躍して夏の大阪大会でメンバー入りを果たす。

鷲中昭人(わしなかあきひと)

大阪ボーイズリーグ・大東クイーンズ出身の遊撃手。
首が長く、エラの張ったような四角い顔が特徴的である。
3年生の世話である「仕事」ができず、洗濯の乾燥が間に合わなくてよく授業中にドライヤーで乾かしていた。そのことから「ドライヤー星人」と呼ばれており、練習や「仕事」で睡眠時間を確保できないため授業時間を睡眠に当てていた笑太郎たちからうんざりされていた。
2年生の夏の大阪大会決勝では、門松の代打で自分を出すように監督である藤巻に頼み、見事3塁打を放つ。
新チームではレギュラー入りし、5番ファーストを務める。

不二井主文(ふじいかずふみ)

DL学園中学軟式野球部出身の投手で、学年唯一の軟式野球経験者である。
大きい唇が特徴的で、乾燥するためよくリップを塗っている。
持久力があり、1年生の間行われる学校から寮までのレース「べべ3」ではほとんど1位でゴールしている。
球速はかなり遅く、怪我をしないために覚えたのはカーブのみである。しかしコントロール力は抜群である。

ロバート・篤(ロバート・あつし)

大阪府シニアリーグ・阿南シニア出身の投手。
肌の色が黒く、見た目も外国人よりだが流暢な関西弁で話す。英語の発音はかなり良い。
ボブという愛称で呼ばれている。
グラウンド整備の仕事では、重要かつ難しいとされる道具出しの担当だった。
1年生の頃は活躍がなく、飛田と一緒にスコアボード係をしていた。
3年生になってからは3番手投手として活躍している。

和喜田広之(わきだひろゆき)

岐阜県ボーイズリーグ・岐阜ヴァンガード出身の投手。左投げである。
「〜やがて」が口癖である。グラウンド整備では重要で難しいベンチの掃除担当だった。
3年生になると自らベンチを外れ、記録員となる。

四葉大介(よつばだいすけ)

和歌山県出身の三塁手で外野手。糸目が特徴的である。
1年生の時にレギュラーメンバーの打撃練習のため、兵安高校のエース平のフォームをコピーした打撃投手となり「電撃Y」と呼ばれていた。
自分たちが主体となる新チームでは8番ライトを務める。

毛利阿黙夢(もうりあだむ)

CV:五味洸一(ムービーコミック版)
兵庫県シニアリーグ・尼シニア出身の中堅手。中学時代では全国優勝の経験がある。
繋がった眉毛が特徴的で、門松に次ぐ筋肉質な体を持つ。入学当初は門松とどちらの筋肉がすごいかで張り合っていたが、気づけば意気投合しブラザーと相棒と呼ぶ仲になっていた。
がむしゃらなプレイが結果に結びつくことがよくあり、逆転の口火を切ることもあったが、すぐに調子に乗る性格で試合で結果を出したことから周囲を見下す言動が目立ち、部員からよく思われていない。
鬼頭から門松と一緒に脱走を唆されて、門松からの説得を振り切って脱走する。
脱走後は宮崎県の日難学園に転入し、甲子園に出場した。

鬼頭一(きとうはじめ)

大阪シニアリーグ・花園シニア出身の左翼手。
髪が真上に尖って玉ねぎのような形をしているのが特徴的で、よく爪を噛んでいる。
レギュラー入りのために人を騙すような腹黒い性格をしている。
父親の甲子園という夢を押し付けられ、1年生のうちにレギュラー入りしなければならないという重圧で純粋に野球を楽しめなくなり、大好きだったDL学園も嫌いになってしまった。苦しさから解放されたいという思いからDL学園が終わってしまえばいいと考え、DL野球部の厳しすぎる上下関係などを高校野球ライターの九頭にリークし、飲酒と無免許運転で暴走して事故を起こす。
その結果DL学園は夏の大会を辞退することになり、指導者は全員退任して6ヶ月間の対外試合自粛にもなった。鬼頭自身はDL学園を退学し、京都で花屋をしている。

日向進(ひゅうがすすむ)

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@mughi

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